関西女子の東京国医進学者数をもとに｜掲示板スレッド

一方で大学進学の実態がわからない神戸女学院ですが、洛南、西大和、四天医志コースなどの出現により、東大京大国公立医学部に進学する生徒が減っているのではないかとの話になりがちです。

私はそんなことはないのではないか、新設の学校も成果をあげているし、既存の学校も従来のやり方を改善しながらでしっかりと成果をあげているのではないかと思っています。それはスレッド冒頭に書いた、近畿からの難関大女学生進学者数が増えていることが理由の拠り所です。

どうもどちらの教育効果が優れているか、どちらの生徒が学力優秀かという話になりがちなこれらの学校ですが、おそらくどちらも優れているというふうに思っています。ですから、そこを掘り下げる意義はあまり感じません。

なぜそれを選んだのか、その根拠となる家庭の教育方針はどんなものなのか。そんな話も聞きたいですね。家庭の方針など好きにすればよいし関心はないとの意見もありましたが、それを知ればこれらの学校で子どもがどんな仲間に出会えるかがわかるはずなので、結構大切なんじゃないかとも思います。

そうなると数字に基づいた議論ではなくなるね。

神女は実績非公表だから、客観的な評価対象になりません。
学校側も数字では判断して欲しくないということでしょう。それでいいと思いますよ。

憶測ではないですか。

数字を基にした議論と数字の中身と精度を問う議論は違うと思いますけれど、後者がどうしても気になるかたには私がしたい話とは合わないかもしれません。

私が思いをもって立ち上げたスレッドですから、やや発言は多くなるでしょうし、参加不参加はご自由にご判断されればよろしいかと思います。

輪切りのクラスを一纏めで6割から7割？
テキト〜過ぎやしませんか。

東大京大国公立大学医学部合格率 2016～2020 全国
■関西　◎私立　△国立　無印公立
学校名　　｜卒業生数｜東京国公医計｜合格率

■01◎灘　　　　　　　　｜219.2｜179.0｜81.7 %
　02△筑波大附駒場　　　｜161.6｜122.6｜75.9
■03◎東大寺学園　　　　｜211.4｜137.2｜64.9
■04◎甲陽学院　　　　　｜204.8｜127.6｜62.3
　05◎開成　　　　　　　｜398.6｜233.2｜58.5
　06◎久留米大付設　　　｜198.2｜106.8｜53.9
　07◎ラ・サール　　　　｜222.8｜118.6｜53.2
■08◎大阪星光学院　　　｜186.8｜092.2｜49.4
　10◎聖光学院　　　　　｜228.6｜105.8｜46.3
　11◎桜蔭　　　　　　　｜230.4｜105.4｜45.7
■12◎洛星　　　　　　　｜211.8｜091.2｜43.1
　13◎東海　　　　　　　｜424.0｜177.0｜41.7
　14◎麻布　　　　　　　｜302.4｜124.2｜41.1
■15◎白陵　　　　　　　｜181.8｜072.4｜39.8
　16◎駒場東邦　　　　　｜232.0｜089.4｜38.5
■17◎西大和学園　　　　｜326.0｜123.8｜38.0

　20◎愛光　　　　　　　｜232.6｜078.2｜33.6
■21　北野　　　　　　　｜332.8｜106.4｜32.0
■22◎洛南　　　　　　　｜471.0｜150.4｜31.9

■30　堀川　　　　　　　｜244.4｜071.2｜29.1

■39　天王寺　　　　　　｜357.6｜082.6｜23.1

■41◎智弁和歌山　　　　｜261.4｜058.8｜22.5

■47◎清風南海　　　　　｜318.2｜062.2｜19.5

■65◎四天王寺　　　　　｜457.2｜071.0｜15.5

わからないことは憶測を入れざるを得ません。憶測で話したり何かの判断材料に使うことは日常いくらでもあることですから、概ね間違いでないなら問題にはならないのではないでしょうか。

こちらに寸分狂わぬ正しい情報だけを集めて、その精度を競う議論をしたいわけではありません。

で、いつもYoutuberﾗﾝｷﾝｸﾞになるわけですね。

医業に身を置く方々が、現状に不満があったり将来に不安を持っていたりすることは参考になります。また身内や友人の医師でそういう話をする人も割といます。

しかし日本の被雇用従業者かつ給与所得者、いわゆる企業に属するサラリーマンの給与は2000年頃に500万円に到達して、そこから下降、現在は440万円と、医師と同じく30年前と同じ水準です。1000万2000万という医師の世界の報酬の話とはかけ離れています。

もちろん、起業したり民間大企業で役員ともなれば、億単位の報酬を得られることもあるでしょうが、それには学業とは別の才覚が必要です。清濁合わせ飲んで頭を下げるようなことだっていくらでもある。属する企業の経営が傾けば、同時に生活が傾く可能性も高いです。

医師は肉体的にも精神的にも、もちろん能力的にも厳しい職業であろうとは思います。それもあってか医師の方々は世の中で最もハードな職業は医業であるとお考えと見受けられるふしもあります。しかしそんなことはどんな仕事にもあることです。そして宮仕えで報酬が2000万円に達する可能性のある人など日本にはほとんどいません。

医師の経済的待遇がそう遠くない将来悪くなるだろうとしても、やはり恵まれているし、それは医師の方々が築き上げてきたシステムだとみなさんよくご存知です。きっと優秀な方々でそれを守っていくのだろうと根拠なく考えているところもあるでしょう。

そんなこともあって医師を学業を基盤とした道として、将来も経済的に安全で確度の高い職業と考える人は多かろうと思います。医業の外の厳しさを知る人はなおのことそうではないでしょうか。