マルチリンガルを目指せる女子校
関西学力上位男子の最難関中学志望順位
第一志望はこの順に決まるからこの結果になる。
みなさんそう言うが、違うと主張する学校が一校。
はっきりさせてください。
東大京大国公立大学医学部合格率
学校名|17-21年|22年|23年|24年|
灘 |78.6|78.7|72.7|81.7|
東大寺 |66.5|76.0|56.6|68.6|
甲陽 |63.3|61.2|53.6|56.8|
星光 |49.3|43.2|55.1|43.9|
洛星 |43.5|38.6|34.2|41.7|
西大和 |41.5|42.4|43.7|36.4|
洛南 |32.9|30.2|32.9|34.0|
例えば大阪の四天王寺は学校全体の難関大進学率はめちゃくちゃ低いです。清風南海や高槻の遥か下です。
でも中学受験の現場では四天は南海高槻と同等以上の人気がありますし、南海を蹴って四天へ行く生徒さんも毎年多く見られます。
要は中高一貫コースのレベルがどうか、ということです。
洛南なんかも高校組の下位層は酷いもんですが、中学受験では京都のトップ校です。
中高一貫どうしを比較して洛南より洛星が上だという人は嘘つきか30年前からタイムスリップしてきた人でしょう。
コース制なんて新興校のやり口だ、真の名門校はコースなんて作らないとおっしゃる方もいらっしゃいます。私もそう思います。
ただ、現実として、中高一貫だけ賢い学校や上位コースだけ賢い学校が、完全一貫の名門校に負けないくらい学力上位層を獲得できてしまっているんですよね。
コース単位で学校を選んでいる人がいるからこそ、大阪桐蔭のような玉石混交のマンモス校から京大医学科が出たりするわけです。
繰り返し言いますが私も名門校が好きです。子供には優秀な集団の中で伝統ある教育を受けて育って欲しいと思います。ただそう考えない家庭も今では相当数いるというのも事実なのです。
名門進学校(灘・東大寺・甲陽・星光・洛星・神女)に肩を並べるなんて相当厳しいですよ。関西の上位層が塾に誘導されることもなく名門進学校を主軸に中学受験をするわけですからね。
主体的な学びこそ学問の本質であることを理解しているか否かの違いでしょう。