マルチリンガルを目指せる女子校
中学受験 夫の暴走のまま進むべきでしょうか
息子が大手塾の4年生です。幼児教室では優秀だったけれど、入塾して半年ほど、上位3割位の成績に夫が納得していません。
トップ層入りに向けて、夫の意思で2月から算数補強塾とそろばん教室を追加しました。春期講習も他塾をいくつか受講。
それでも成績は大きく上がりませんで、夫が個別指導を探し始めました。
私は上位3割でも素晴らしいと思います。医師に強い学校でなくとも、息子に合った学校に進学できればと。今は息子は嫌がっておりませんけれど、このまま進むべきでしょうか。受験とはこんなにも過酷なものなのでしょうか。
入塾して半年くらいであれば、これから塾に慣れてくる頃かと思います。お子様の能力が高ければ、この先徐々に実力を発揮されることでしょう。
一方で、成績向上を妨げている原因を分析することも重要です。単に助走期間における慣れの問題なのか、塾の授業からテストまでの学習プロセス、授業時の集中度等、どの部分に問題がありそうかを特定し、改善することが望ましい対策です。
いたずらに量を追ってやることを増やすことは、却って非効率な無駄仕事になるだけです。
身に付けていない所を効率よく見つけて、その部分を手当てすることが望ましく、それをやるのがお子様自身、保護者、個別、家庭教師など、誰なのかを見極めることも重要です。
安易な丸投げは避けることをお奨めします。
大手の四年生で余裕を持って上位3割なら、理想的だと思います。
四年生でトップでも、頑張り過ぎる程に勉強しているのでは六年になるまで疲れて失速します。
先が長いので今、やり過ぎない事が重要です。まだ勉強も楽しみながらやり、勉強以外の時間もたくさん取って有意義に過ごすべき時です。
塾ばかり何ヶ所も行っても、色んなテキスト教材に手を出し過ぎて、頭が整理出来なくなり消化不良を起こすだけです。
ご主人様が過剰にヤル気があるなら、塾探しに熱を入れるより、学祭に一緒に足を運んだり、過去問を自分で解いて、今のテキストと見比べてレベル感の違いや、この先の進め方などを研究した方が良いと思います。
私も同意見でして、どう夫に伝えたものか。
夫は朝と帰宅後息子の勉強を見ておりまして、自分のいない20時頃までの探し方として塾や個別を使うという考えを持っております。本やネットに影響されて父の伴走を完璧にこなしております。
サポートしきれるのであれば、それは教育の一つの形だとも思うので旦那さんの意欲に任せるのも一案かなと。
昔の武家は早朝の武道稽古や論語をはじめとした勉学を父親が熱心に見た事もあったといいます。
もちろん、それには条件もあって
〇中受では父母は俳優であれとはよく言いますが、父母きちんと役割分担できるか。父がアクセル役なら母はブレーキ役となれるか。
〇ブレーキ役はとても重要で、肉体的な監視、例えば、睡眠時間はきちんと確保できているか、食事や入浴も問題ないか、体罰に至っているようなことはないか監視役でもあり、また精神的にも子が追い詰められすぎないように子が安心できる、いわば避難所となれる優しい母を演じられるか、虐待になりかねない事態を防げる毅然とした母であることがてきるか
〇そして父は母の意見を尊重するか
父母がお互いを尊重しあい、両親揃って真心をもって子を教育しようとするのであれば、鉄は大抵は熱いうちに打たれてくれるものではないかと思います