そろばんが高校受験にかなり役に立った方｜掲示板スレッド

家の子、小学生で四段までいってたので、私立中学受験には、非常に役立ちました。
算数は解き方がわからなくても、答がわかるのだそうです。
これくらいかなと目星をつけてぱぱっと検算すると「ああ、合ってる。」とか、「もうちょっと大きいかな、じゃあこれくらい？」てな具合で。その間数秒から数十秒。
普通の人はこんなやり方では時間が足りなくてとても無理。そろばんで十点は稼げたと思います。
ただし高校・大学受験では、そこまではどうかとは思いますが…。
そろばんで右脳が鍛えられたことと、元々集中力のある子だったのは確かです。

　旧帝大医学部出た医者です。高学年時代に3級で挫折しました。田舎で中学受験など未知でした。(笑)
　高校入試では、計算の地力位の意味しか、(三級レベルではということもありますが)ありませんでした。

　が、超難関大の最終決戦レベルの化学では、珠算力が、絶大な力を発揮します。数学や物理と違って、小数の計算です。珠算経験なければ、東大志願者レベルでも数分はとられる計算が、珠算一級レベル以上だと、数秒で答が出ます。
　超難関大レベルの争いだと、全てがほぼ互角の俊英達の決戦ですから、大変なアドバンテージです。
　
　珠算初段歴の理三に進んだ友人に、いつも化学で差をつけられてました。実点数の差以上に、煩雑な小数計算しないといけないという不安・計算間違いで失点という不安。検算を時間かけてやらないといけない。
　それくらい、問題は解けているというのに、最後の小数計算のストレスとロードの差がありました。二人で全国模試で競ってましたが、この計算力の差が超すに超されぬ差だったような。

　ただし、超難関大医学部以外だと、そんな計算力より、計算すべき数式に至るかどうか、のほうが勝負の分かれ目で、勿論あったほうがいい珠算力とはいえ、珠算で一級を取るには、最低500時間程度の訓練は必要と思われ、直接的に役立つとまでは言えない、その分受験勉強したほうが効率的かと。(笑)
　ただ珠算力は、小学校で完成しますからね。