相島の猫｜掲示板スレッド

町の思惑は存じませんが、そこには元々静かに暮らしていた主に高齢者の住人がいるはずです。
猫たちもその住人と長い時間をかけて信頼関係を築きながら共存してきたでしょう。
｢行ってみたくてわくわする｣スレ主さんの方に私は違和感を覚えます。
観光の目玉にしようとした町、それなのに、とおっしゃいますが、テーマパークではないのになにを期待されたのかな？と。

その島か覚えていませんが、最近似たような内容のドキュメンタリー番組を見ました。
猫か毒殺されたそうですが番組では、カラスを追いやりたかった住民が撒いたものが原因でした。

うちには猫好きの娘がおりますが、そのドキュメンタリーを見ても｢いつも猫がいるなんていいね｣と言ったのみで行きたいとは申しませんでした。そこにはそこの人たちの暮らしがあると知っているからです。

でも、猫島としてアピールしたことがあるのでしょ？
だったら、観光地としての自覚があるってこと。
猫好きなら行きたくなる気持ち、わかります。
田舎の風景にのんびり暮らす猫たち…そんなイメージです。
住民の方が毒をまくなんて、たとえカラスを駆除するためだとしても、猫がいることがわかっているんだから、猫がそれを食べてしまうことは容易に想像できたでしょう。
ひどい町ですね。

猫がいっぱいいるんだから、
猫がいっぱいいると有名になるのはしょうがないし、
町を「猫がいっぱいいる島です」と、町が紹介しても別におかしくない。

昔の建物がたくさんある街、牧場がたくさんある街、
同性愛者が集まる街、心霊スポットがある街、
それぞれ情報を聞きつけて、人が集まるだろう。

それを批判するのはどうかと思うが。

それより、気になったのは、
猫が死んじゃうのは酷くて、カラスをやっつけるためなら毒殺okと思っている人がいることかな。

そもそもカラスも、餌付けや毒殺しようとしたらダメじゃない？

野良動物への理解と対応は
年寄りのほうが、田舎のほうが、低いと思う。
東京などの「当たり前」と、田舎のそれは随分違う一般常識になっている。
かわいそうだから餌をやる、給餌で救っている、
で留まる人のほうが、悲しいかな、世の中にはまだまだ多い。

増やさないための手術、堕胎、管理、
そういうことにお金や手間をかけることへの理解と実行力は、ほんのひと握りだけですから。

ナントカ島やらナントカカフェやら、
そういう客寄せビジネスで潤うのは人間だけ。
ペットショップビジネスと似たりよったり。

動物愛護のレベルて雲泥。
ペットショップで買った動物をかわいがる、
ペットショップで売れ残りを引き取りかわいがる、
面倒だから散歩は気が向いたときだけ、
うるさいから犬だけの部屋にとじこめる、
外猫を受け入れ猫屋敷となる、
自然じゃないから手術しない、
手術代勿体ないから隔離で避妊とする、
ほんと、何と比較してどうなのか。
なかなか共有には至らない。

そう。
猫可愛い…だけじゃだめだと島に行ってみて知りましたし、保護活動している人もたくさんいることも。
結局、私はエセ猫好きです。
そんな現実を知っても、活動しているところに支援物資を送ることと、募金することだけしかやっていないのです。

「知る」がます第一歩だよね、なにごとも。
それからの積み重ねで、その人の深さ賢さ価値がわかる。

寄付などサポートするときも、
ほんとにちゃんと自立して未来を見据えた活動をしている団体を
見極めて援助しないとですよね。

資金等にも苦労している団体、個人はあちこちにいると思いますが、あそこもここも…と十分に支援できないのはとても苦しいですね。