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九州初のイスラム土葬墓地を計画
【5916822】
死後に遺体を土葬するイスラム教徒のための墓地が全国的に不足する中、別府市の信者の団体が日出町の山あいの土地を購入し、墓地を作る計画を進めていることが分かりました。実現すれば、イスラム教徒の土葬を広く受け入れる墓地としては中国・四国、それに九州地方で初めてとなります。
墓地の整備計画を進めているのは、別府市のイスラム教徒の団体です。
団体では、おととし、隣の日出町の山あいにあるおよそ8000平方メートルの土地を購入し、町との間で墓地の開設許可を得るための事前協議を進めています。現在、日本にはおよそ20万人のイスラム教徒がいるとみられていますが、死後、宗教上の理由から火葬が許されず、遺体をそのまま土に埋める土葬で埋葬されています。ただ、日本ではほぼ100%の人が火葬されているため、土葬を受け入れる墓地はほとんどありません。一部の住民から、周辺のため池の水質汚染への懸念などを理由に反対の声が上がっているため、団体では今後、理解を求めていくことにしています。「別府ムスリム教会」の代表で、日本国籍を取得しているカーン・ムハンマド・タヒル・アッバースさんは「お墓がなければ安心して生活ができないので、住民の理解を得られるよう努力したい」と話しています。
大雨で土砂崩れの多い日本で土葬は向かない。