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【491944】富山大学附属中学校・片山学園 入学後に思うこと、生の声を聞かせてください

投稿者: まごまごりん   (ID:RikepI2G7zY) 投稿日時:2006年 11月 11日 00:29

 小学校6年生の娘が、富大附属・片山学園へ入るべく頑張っております。一人っ子なので、近くの公立中学へ入って、地域の友達と仲良く過ごして…などと考えておりましたが、3月頃「どうしても受験したい」と言いだし、現在、受験勉強の追い込みにかかっております。塾へは楽しく行っているようですが、どこか余裕がなく苛ついているような感じです。娘の望むまま応援してきましたが、最近、これでいいのかな、と思うようになりました。(娘に東大に行ってもらいたい、などと思っているわけではないので…)
 もともと中学受験を考えていたわけではないので、こちらの情報不足もあるのでしょうか。現在、実際にお子さんを富大附属中、片山学園に通わせていらっしゃる方、入ってみて「こんなはずではなかった」とか「ここがよかった」ということなど、生の声を是非、聞かせてください。

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  1. 【7006629】 投稿者: ももはな  (ID:6J79vEvDvQo) 投稿日時:2022年 11月 17日 21:54

    続きです

    探究活動、進めるのも時間もかかるし、先生方も常に勉強しなくてはいけないし大変なようですね。
    教師の誘導の仕方などで、深い学びを実現できることもあれば、ありきたりの結論に落ち着くただの調べ学習になる可能性もあったり、テーマが限定されてない場合には、一つの学問分野にとらわれず学際的というか分野横断的な方向にも導けるのが好ましいという場合もあるでしょうし。

    片山の先生方も、しばしば校内で勉強会や研修をしてお互いチェックしたりもしておられるようです。
    子供の学年担任の先生で、理科の先生ですが専門に留まらず勉強熱心な方がおられるようで、うちの子はいつもその先生のことを何でも知っているし、文才もあってすごいと言っています。
    授業後に子供たちがリフレクションシートを提出するようなのですが、頭の柔らかい子供たちからの様々な(時には思わぬ角度からの)質問の1つ1つに丁寧に返信されているようで、子供が読んでいて面白いというので、本当は保護者が見たらいけないのかもしれませんが、子供のiPadに先生から配信される内容を私も時々読んでいます。広い視野と科学的・論理的な分析眼も持たれていて感心しますし、子供に新たな気づきを与えてくださってるようで感謝しています。

     総合学習の内容も、iPadをこっそり覗いていますが、論理的推論を用いた仮説設定の方法(アブダクション、MECE等も)や、アンケートのサンプリングとデータ処理の方法、Googleスカラーやサイニーなどの学術論文の検索方法や注意点、剽窃とみなされないような引用方法や参考文献の書き方等々もきっちり教えてくださっていて、ここまで知っていたら大学に入ったあとも苦労しないなと思います。
    もちろん、その前にちゃんと大学に合格して入れればの話ですが…。

    アクティブラーニングについても、少し昔は、あちこちの大学で少人数ゼミ形式を増やします的な動きがあったときに話題になっていたと思いますが、段々下の学年に降りてきているのだと思います。。

    探究型の指導だけではなくて、基礎の計算演習とか英単語や文法等々…従来型の基礎学力をつけるような指導も手も抜けないでしょうし、片山に限らずですが、世の中の先生方も色々することが増えて大変だろうな~とは思います。
    何とか頑張っていただきたいですね。

  2. 【7006640】 投稿者: ももはな  (ID:6J79vEvDvQo) 投稿日時:2022年 11月 17日 22:07

    ありがとうございます。
    うちの子は高校なので、もしかしたら中学のことで既に変わっていることもあるかもしれませんが、また時間をみて、片山学園のこともお話しできたらと思います。
    小6のこの時期は、プレテストに向けて親子で頑張っていたと思い出しますので…。
    精神的にも大変になっていく時期ですが、受験生と保護者の方々には、体調にも気を付けて頑張っていただきたいです。

  3. 【7024403】 投稿者: ももはな  (ID:BuErUQ.tZpo) 投稿日時:2022年 12月 04日 17:15

    片山学園の情報をお伝えすると申し上げておりましたが、時間が経ってしまいました。
    モタモタしていたら、今日は育英センターのプレテストの日だったようですね。
    受験されたお子さんたち、お疲れさまでした。

    以下、片山に限らない情報なのですが、今の高校1年生以下の学年の子全体に影響する話を一点。若干スレッド違いかもしれませんが失礼します。
    (私は教育関係が専門でなく、自分の子供の関係で関心を持っているだけなので、要点を上手く伝えられていないかもしれません。詳細はそれぞれ参考に挙げたページなどをご覧ください)

    最近、2025年1月から変わる大学入試共通テストのサンプル問題が発表された話です。

    大学入試共通テストは、以前のセンター試験から変わって、今年で2回行われましたが、現在の高校1年生から学習指導要領が変わった関係で、2025年の1月から共通テストの中身がまた変わります。共通テストで「情報」を必須科目にする大学も多くなるようです。

    11月10日の新聞に記事が載っていたのでご覧になられた方もいらっしゃると思います。
    私は試作問題と正解は日経のサイトに載っているものを見ました。
    (https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE029PD0S2A101C2000000/)

    2年前から実施されている大学入試の共通テストは、国語はもちろん他の科目も、文章を沢山読み、図表や資料、史料など沢山見て判断しなくてはならなくなったと言われていますが、2025年からの共通テストはますます沢山の情報量の問題から、図表なども含めた情報を活用して思考力・判断力・表現力などを発揮して解く必要がある問題が増えるようです。

    国語のサンプル問題を見たところ、試験時間は10分しか増えていないのに国語の大問が増えており、しかも問題にグラフや複数の資料が出てました。
    問題量はまた今後変わる可能性があるとのことですが、既に情報量が増えている共通テストの流れで、今後も限られた時間内に多くの文章や資料を早く読み取り、考えて判断する能力が求められるのには違いなさそうです。
    今の小中学生もこれからそういう部分を意識して勉強されたらよいかと思います(既に中学受験塾などで色々言われているかもしれませんが)

    2025年からの共通テストについての河合塾の分析もWEBの記事「新課程 共通テスト試作問題分析」(https://www.kawai-juku.ac.jp/exam-info/research/trial/)で読みました。
    その中で書かれていますが、新学習指導要領は小中高の教育の一貫性が重視されているようで、小学校で習った知識や図表の読み取り方などを活用できる場面も出てくるそうです。そして「なぜそうなるのかという因果関係や相関関係の違いにも関心を持ち、理解を深める姿勢が大切」だということです。

    最近の中学入試問題を見てないので変化などはわからないのですが、今、中学受験に向き合っているお子さんも、沢山の問題文に触れたり、図表の読み取り問題などは取り組んでおられるのかと思います。
    大学受験はずっと先のことかもしれませんが、今努力していることは、必ず将来に向けての力になっていると思います。
    少し前に468さんという保護者の方が「小学校時代に鍛えられた学力や精神力は中学、高校でも伸びると思います。」とおっしゃっておられましたが、私もそう思います。

    うちの子が受験した時は、富山県で中学受験する小6生は約4%と塾の先生に言われました。その後そんなに増えているとも思えないので、中学受験を志したお子さんはきっと富山の小学生の中でもまだまだ少数派だと思います。
    一番上の子の時は、同じ小学校から中学受験した子は3人だけで、本人は中学受験をするというのを小学校のお友達に言えずに最後まで黙っていました。それでも放課後に塾に行っていたので受験するのではと噂にはなっていたみたいです。中学が別になることが分かってもにお友達は応援してくれたようで、小学校の卒業式では沢山写真を撮り、地元の校区の成人式にも出られて交流を持てたのはありがたいことでした。
    中学受験を決断すると遊ぶことを我慢して塾に通ったり家でも勉強したり大変なこともありますが、後できっと中学受験で頑張って良かったと思えることも沢山あると思うので、頑張っていただきたいです。
    うちはもう高校生なので親が直接勉強を見たりとかはないですし、私も情報は色々集めてますが、子供は子供で学校やお友達、塾、インターネット等から自分で情報を入手しているので役に立たないかもしれません。結局、大きくなると送迎とかお弁当とか体調面とかそういうフォローがメインになっていると思います。だから余計、まだ小さかった子どもと取り組んだ中学受験時代は、その時期しかできない経験だったなと思います。

  4. 【7024427】 投稿者: ももはな  (ID:BuErUQ.tZpo) 投稿日時:2022年 12月 04日 17:39

    富山育英センターの中学入試プレテストによる片山学園中の推薦と特待生資格の利用を考えている親子の方向けの情報なのですが

    中学入試プレテストが終わった後、片山学園からの推薦通知が手元にくるタイミングはプレテストの次の火曜以降となっていますが、年によって火曜日の時もあれば遅いこともありました。
    うちの末っ子の時などは、推薦入試申し込みが始まる水曜日も来なくて、塾で同じクラスの保護者同士で連絡しても誰も来てないというのでどうしたのかと思っていたら、やっと木曜日に速達で届きました。
    今年の中1生さんで推薦資格を得られたご家庭にはプレテストの翌火曜日に速達が届いたようです。
    推薦入試が終わった後の合格通知は、推薦入試の日の後の火曜日に速達で届きました。
    富山以外の地域の場合は郵便事情によりまた変わるかもしれません。

    プレテストで何位まで片山中の推薦資格が来るかは年によって違うようですね。受験者数や受験生のレベルによっても違うとか色々な噂が飛びましたが、本当のところはよくわかりません。うちの子達の学年のときは、推薦で25~30人位が実際に入学したのですが、推薦資格を受けた子の半分位では?と言われていました。富山県の子供の数も減った影響なのか中学受験生自体も減り、片山学園中の定員も数年前から20人減って80人になりましたので、推薦資格の人数も減っている可能性もありますよね(去年の情報などは調べていないです。ごめんなさい。)

    また、うちの子の学年にも何人かいたのですが、富山県の中学入試は大都市圏よりは基本的な問題が多いので、最近は愛知などの県外生でも片山の推薦狙いで前泊してわざわざ育英のプレテストを受けにくる子達もいるようです。他に他の塾や塾なしの子もいると思いますので、プレテストの人数はその前の育英模試の人数より多めでした。プレテストはいつもの育英模試の順位とは違ってくる可能性がありますね。

  5. 【7026076】 投稿者: ももはな  (ID:BuErUQ.tZpo) 投稿日時:2022年 12月 06日 11:14

    片山学園の推薦試験についてです。
    プレテストで推薦通知が来るのですが、うちの子の時は、A4サイズの片山学園の封筒が速達できて、中に賞状のような紙で推薦資格のおしらせと、特待生の種類(Aは全額、Bは半額)が書いてあるものが入っていました。それと一緒に富山育英センター中学部の選抜コースの推薦通知なども入っていたと思います(育英に通うか通わないかは自由ですが)

    うちは育英センターの中学受験クラスに通わせていたので、Webサイトで推薦試験の申し込みをしたあと、日時を予約して育英センターの先生による面接と作文の指導がありました。面接のマニュアルのプリントもあったと思います。

    推薦試験当日の服装は、お友達は普通の格好の子が多かったようですが、なかには卒業式用スーツのような恰好をしている子もいたそうです。うちは家にあった白のポロシャツにラインが入った紺のVネックカーディガン、下は紺のボトムスで行きました。新たに購入する必要は全くないと思います。個別面接もありますが落とすための面接ではないので特に気にしすぎる必要はないか…と。

    うちは富山なので自宅から車で送っていき、しばらくしてから迎えに行って校舎には入らず駐車場で待機していましたが、保護者控室のようなところもあったと記憶しています。でも当時はコロナ禍前だったので、最新の情報は学校に確認していただけたらと思います。

    作文は事前に説明会で言われていたような内容で、将来の夢とか片山学園で何を学びたいかを書いたと思います。面接は1対1の個別面接で、中学と高校の校長先生や教頭先生たちがされていたようです。特に困るような質問はなくて先生と和やかにお話ししてきた感じだったようです。

  6. 【7031966】 投稿者: ももはな  (ID:BuErUQ.tZpo) 投稿日時:2022年 12月 10日 20:31

    今の時期は、富山育英センターのプレテストの結果から片山学園の推薦・特待生資格を得て推薦試験を受けられるお子さん、推薦資格を受けたが富大附属中の受験のために放棄されるお子さん、推薦資格が得られず前期試験を目指されるお子さん等、色々分かれると思います。

    よく他の掲示板で「片山の進学実績を出しているのは推薦(特待生)組だけ」と言われる方がいますが、ちょっと正しくないかな?と思います。
    確かに特待生は成績が大幅に下がると資格が取り消されるため、頑張って勉強する子が多いです。ただ、うちの子達の学年では、特待生以外でも、習熟度クラスが下のクラスから成績を上げて上位に食い込む子も結構いました。逆に、入学時は特待生だったのに、成績が下がってしまって、特待生から外れてしまう子もいました。
    中学1・2年のうちは習熟度別クラスのメンバーもかなり変わったりしていたようです。
    今高校生の末っ子の学年も上位10番以内には、元々特待生でない子が3~4人いるようです。

    下から上がって上位に食い込む子は、中学1年か2年までに上がる子が多かったと思います。そしてそのまま成績を維持して難関大学や医学部に合格する感じでした。

    これは私の考えですが、どうして成績が上がったのかというと、家庭での学習のペースを早めに掴んで課題もしっかり出し中学での学習内容をしっかり習得できたからだと思います。逆に成績が下がってしまう子は、家での学習のペースが掴めず、課題もちゃんと出せなかった子だと思います。
    他にも成績が上がった子は、自分より成績の良い子達の勉強法を聞いて真似して頑張ったというのもあると思います。上についていくか、まだ自分より下がいると安心してしまうかの違いで…。

    ご存じの方が多いと思いますが、私立の中高一貫校は、いわゆる先取り学習で、中学の最初の2年間で、中学校の3年分の内容を終わらせるところが多いです。
    片山も国数英は中学内容を早めに終わらせて、難易度が高く内容も膨大で範囲も遥かに広い高校内容について時間をかけて学習して、更に高3で受験勉強の時間を沢山取るというカリキュラムです。

    例えば数学ですが、文部省の教科書は使わず、中高一貫校向けの教科書を使っていて、大まかにいうと中1の1年間で公立中の2年分が終わってしまいます。そして、中2で勉強する内容は公立中の中3の内容プラス公立高校1年生がする数学の内容も一部入ってきます。

    その教科書は「体系数学」というのですが、代数分野と幾何分野の2冊に分かれていて、公立中の教科書より内容も濃いです。授業中は先生のオリジナルプリントの問題に取り組みますが、課題として出される準拠の問題集も問題数が多くて、うちの子が使っていた旧版ですが、数えてみたら中1だけで代数分野約1,500問、幾何分野約500問弱(証明問題など含む)ありました。

    数学だけでもそんな感じなので、特待生であるなしに限らず、中高一貫のカリキュラムの特徴を理解して早めに学習ペースをつかんで取り組めたら成績は上がりますが、そこでサボり過ぎると成績が下がって、そうなると後から挽回は大変です。

    うちの子達は中学受験の前まで公文をさせていて、代数の方はしばらく先までわかる状態で入学しましたが、幾何は公文ではあまり扱わないのでやっぱりちゃんと勉強しないとダメだと思いました。県外からの寮生などは、富山県の一般の受験生より幾何分野で難しい問題を習ってきているので幾何はしばらく何とかなってしまう子もいるみたいですけど、それでも勉強しないと成績は下がると思います。

    学校側も対策は考えていて、何年前からか確認していないのですが、中3で、高校入試の代わりのような位置づけで到達度試験というものをするようになりました。そしてその到達度試験に向けて先取りのカリキュラムを一部変えて、中学内容の総復習の時間も取ってフォローするようになったようです。しかし中高一貫校の特徴をお子さん自身も認識して、中学入学後早い時期から真面目に取り組む癖をつけるのが一番無駄がないのではないかと思います。

    片山の卒業生は今年で12年出ていますが過去に東大理三合格は4名、京大医学科2名合格のようです。
    そのうちの一人ですが(個人が特定されたらいけないと思うので大学名は控えます)、小学校の頃の中学入試育英模試の成績優秀者の表には載るか載らないかという感じの子だったと記憶しています。確認していませんが入学時はB特待生(半額特待)だったのかもしれません。
    その子は中学入学後ずっと勉強を続けていて、同じ日に3か所で自習をしているのを同級生に見られて、「ワープしているんじゃないか」と噂になったこともあったようです。実際には、自習室が開いていない午前中は駅前のカフェで、午後は図書館で、夜は塾の自習室で…とかそんな感じだったようです。最難関医学部医学科に合格された継続は力なりの典型例だと思います。

  7. 【7031999】 投稿者: ももはな  (ID:BuErUQ.tZpo) 投稿日時:2022年 12月 10日 21:05

    片山学園の推薦合格を頂いた後の過ごし方ですが、塾で仲良しのお友達に片山学園の一般入試を受ける子や富山大学附属中の合格を目指す子もいたので、うちは1月までは引き続き育英センターの中学受験コースに通っていました。
    片山の推薦を取った子でもその資格がB特待(半額特待)の場合は、1月末の前期試験で上位数名?に入ればA特待(全額)にグレードアップできるので、推薦試験の後も頑張っているお友達は沢山いたようです。
    既に片山の合格を確保した子たちは、まだ周りに受験勉強をしている子が多いので、気を遣って塾に来ても合格したことは黙っていたようです(実際には知られていたのかもしれませんが)。

    うちは塾に行く日以外は地元の小学校の子と思いっきり遊んだり、なかなかできなかった外出をすることもありましたが、せっかく中学受験で学習習慣が付いたので、本人と話し合って、数学や英語は市販の基礎的な問題集を使って中学内容の先取り学習をしていました。あと、中学受験を始める前は公文に通っていて英検にもチャレンジしていたので、英検の勉強も再開しました。

    別に先取りしなくても内容は中学受験の内容でも読書でも何でもいいと思いますし、中学受験の勉強ほど時間を取らなくてもよいかと思いますが、先ほども申し上げたように片山に入る場合には中学1・2年で勉強のペースを掴むことは大切だと思いますので、毎日少しづつでも机に向かう習慣を維持されることは特にお勧めします。

    中学に入学すると子供も忙しいので、うちは春休みに上の子達の予定や親の仕事も調整して遠出の旅行もして思い出も作りましたが、それ以外の日は少しずつ学習は続けていました。

    育英センターに通っている子だと、受験終了後に中学準備講座のようなコースも勧められると思いますが、自分で勉強できる場合は通わなくても大丈夫だと思います。

    前期試験終了後、合格者ガイダンスがあり、そのあとは3月下旬の入学者のオリエンテーションまで学校に行くことはないのですが、そのオリエンテーションの時は確か「全国中学入試センター」とかいう業者の模試を受けたと思います。

    4月に入ると、入学式の翌日の2日間で英語も含めた5教科の実力テストがありました。
    入学後の実力テストは春休みの課題テキストから出た教科が多かったと思います。その実力テストから、校内順位と偏差値入りの成績表が渡されました。成績優秀者はその時から掲示されていたようです。片山は、中学も高校も、校内の中間・期末・学年末や長期休暇明けの実力テストの成績優秀者は順位と名前が校内に掲示されます。

    来年度も同じかわからないのですが、中1の寮生が実家で過ごせるよう、なるべくゴールデンウィークは連休が続くように振替休日も設定されていました。

    ゴールデンウイーク後5月中旬に1学期中間考査がありますね。

    最近は国公立大学の2次試験も含め、大学受験で英語の外部検定を利用できるケースが増えてきているようなので(金沢大学などもそうですね)、英検も積極的に受けるように言われます。受験料がかかるので強制ではないようなのですが、中1の6月に早速英検を受ける子が多いと思います。

    入学後の6月もそうだと思いますが、年に2回くらい学校が準会場になって学校で英検を受けられます。ただ、中1レベルは本当は英検5級なのですが、申込用紙では5級は選べず4級から受けていた子が多かったと思います。合格目標は中1が4級(中学中級程度)、中2が3級(中学卒業程度)、中3が準2級(高校中級程度)です。
    うちの子の周りでは中学卒業までに2級を取ってる子が結構いました。習熟度別クラスで一番下のクラスでも準2級までは取っている子が何人もいたようです。他の学年では高校1年で1級を取る子もいたようです。

    学校が準会場になる場合、対象は4級から2級だけなので、5級や準1級以上を受けたい場合は個人で本会場に申し込むことになります。最近は英検の受験料が値上がりし、本会場受験だと学校で受けるより級によっては2,000円くらい高額ですし、1次試験だけですが慣れている学校で受けられるので、4~2級の場合は申し込まれたらいいかと思います。

  8. 【7032043】 投稿者: ももはな  (ID:BuErUQ.tZpo) 投稿日時:2022年 12月 10日 21:39

    片山学園と公立中高との違いについて
    片山学園などの私立中高一貫校と公立中高との違いは、ざっくり言って「中高6年間のどの時点の勉強に時間を沢山使うか」ということの違いだと思います。

    中高一貫校といっても、その学校によって先取りをどの程度しているかは違います。灘中のように中3までに高2内容を終わらせる学校もあれば、私立の中高一貫校でもほとんど先取りを行わない学校もあります。公立の中高一貫校は先取り学習をしている学校としていない学校両方ありますね。

    先ほども書きましたが、よくあるパターンの私立の中高一貫校は、比較的簡単でボリュームが少ない中学範囲の学習を中学2年までに終わらせ、難易度が遥かに高くボリュームも大きく、かつ大学受験に直結する高校の範囲と大学入試に向けた受験勉強を4年間じっくり時間をかけて行っているようです。
    高校内容の学習や大学受験にしっかり時間を使うための中学での先取りということになります。
    中学受験を乗り越えた生徒なら、中学内容は先取り学習でも付いていけるだろうという判断もあるのだと思います。

    片山は、国英数のうち、国語と数学は中2までで中学3年分が終わります。英語は中学3年の1学期までで中学3年分が終わります。私立の中高一貫校の中では早くもなく、遅くもない先取りだと思います。
    私立なので授業時間は公立より多めです。毎日7時間授業で週35時間プラス月1回以上の土曜授業(一回4時間)があるので、主要教科は1週間で約1時間は多いイメージでしょうか。

    富山の県立高校の探究科のシラバスを見ると、例えば数学は、高校1年内容の数学(数学Ⅰ・数学A)が入学後1年かけずにかなり短縮して終わるカリキュラムのようで、相当進度が速いと思います。高3で受験勉強に充てる時間を確保するためのスピード学習だと思いますが、それを完璧にこなして大学入試で結果を出せるお子さんは、本当に能力も体力も精神力もある子たちなのだと感心します。
    例えば模試で高得点を取るためには、教科書や傍用問題を解くだけでなくて、もっと解きこむ必要があるでしょうし。大学入試は過去問演習も十分に行わなくてはいけませんし。恐らく数学だけでも、相当きついと思います。

    片山は中学の進度は速めですが、それ以降は1年分の学習が1年かけて進みますし、例えば中3以降の数学は先取りだけでなく週1時間はそれまでの学年内容の復習や受験レベルの演習時間があったりします。少なくともうちは片山のやり方が高校内容に時間を掛けられて合っていたかなと思います。

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