中受残念組
まさか不合格になるとは思っておらず、この悲しみから立ち直れません。
同じような気持ちの方、いらっしゃいますか。
すこし話しませんか。
「正直言って良いですか?」様のご投稿、ごもっともだと思います。
その上で、付け加えるなら、今この気持ちがどん底な時に親として子どもにしてあげることは、とにかく四月には心を腐らせずに新しいスタートを気持ちよく切らせてあげることだと思います。
悔しい気持ちをバネに努力できる子どももいますが、現実には萎えてしまう子どももいます。
人は、ある程度の目標を持って高みを目指すことも大事ですが、反面、置かれた状況の中で自分を認めその場所で咲くことも大事。
将来の幸せのために今があると思って、我慢と努力しなければならない時期もあるけれど、そればかりでは、気持ちが続きません。
世の中のみんなが、エネルギーに溢れていて知能も体力もあり語学力も高く、エリートばかりでは成り立たない。いろんな立場の人がいていろんな仕事をしてくれる人がいるから世の中が成り立つのです。
言い換えれば、今後成長するにあたって少しずつ自分の力量を踏まえて、あまり身の丈に合わないような夢は追わないことも大事なことです。
どこの中学に進学しても、お子さんの心が安定して幸せに過ごせられるよう願ってます。
娘と同じ塾に通っていた男の子、中学受験で不合格で地元の公立中学へ行きました。
そこで部活も勉強も頑張り、高校は名古屋の上位六高へ行きましたよ。
中学受験の勉強してきた子は最低でも上位六高の1個下の高校には入れる、と塾の先生はよく言ってたそうです。
慰めが不要だと思いますし、そういう意味だと思いますけど。
それこそほぼ地元思考の名古屋地区で、御三家云々と言う話が場違いかと。御三家が言えない人が大半の地域、東大に行ける子も名大と言う地域です。結局、頑張れも、まだまだ甘いも、その人がその人の価値観で話すしかないのですから、いちいち他人の批判が不要だと思いますが。
>逆に御三家とかでついていけなくなって、中3から公立に転校したりとかやばいです。
この辺りの人には全く臨場感のない話ですが、名古屋地区からラサールに行って出戻った知人のお子さんがいます。
結果、彼は地元中から滝へ、今は名市大を出て医師です。具体性のない「やばい」とかやめてもらえませんか?
加えて、私立で言えば、南女の授業も科目によっては特に、受験の後押しに微塵もならないものがあります。公立の方がマシです。
関東の方でしょうか?例えもわかりづらければ、実情もご存じなさそう。
お前も不満を言ってるだろう、ええ。他人の批判をされているからです。それをしていない方に言うつもりは無いです。
>とにかく四月には心を腐らせずに新しいスタートを気持ちよく切らせてあげることだと思います。
本当にそれに尽きると思いますね。
12歳の子の心にはキツ過ぎる挫折です。お子さんの感受性によってはかける言葉も選ばなければならないでしょうし、結果上手く導けない事もあるでしょう。親御さんが過剰に罪の意識を背負われて、逆に子供さんの方に「僕(私)のせいだ」と倍の罪の意識を背負わせてしまう事もあるかも知れません。
でも、そこを導くのが親の務めだと思いますし、悩んで、考え、試行錯誤で諦めずに道を示してあげて欲しいと思います。
基本は「正直言って良いですか?」さんの書かれた通り、世の中厳しい、更に厳しくなり、弱者、敗者が切り捨てられる現実社会に飛び込ませなければなりません。逆に受験の失敗を貴重な経験、望んで得難い経験として活かせれば、決してマイナスだけではないと思います。
私はチャレンジは身の丈を意識する必要は無いと考えています。身近に複数の「なんで私が医学部に」「なんで私が東大(京大)に」と言うどこかの塾のキャッチフレーズの様な実例があるのと、私自身が、銀行からの融資も断られ、コンサルからも絶対に成功しないと言われた起業で、即開業時から単独で黒字化に成功させました。今年で10年維持しています。
ただ、やはりそういうミラクルを起こす生徒は、突き詰めて探っていくと努力の「才能」、諦めが悪いという「才能」、いつ何時もモチベーションを保てる「才能」があるというのが実はミソな気がします。私の場合はそれが、根拠のない自信を持つ「才能」だったのだと思います。
自分の武器は何か、とことん自分を見つめ、その武器を最大化できる戦略と希望を見つけて欲しいと思います。その自分自身の仕分け、分析、戦略化の最高のきっかけが受験の「失敗」だと思います。それを無駄にしないで、次に繋げてください。
そしてこれも大事、失敗した時のオプションも常に考えておく、いわゆるプランBですね。これを考えていない人が、ビジネス含めて多過ぎると思いますね。根拠の無い自信で突っ走って起業した私の場合も、このプランBの精度が高かったのが、最悪ここで潰してもどうにかなるという安心で、むしろ全力でプランAに取り組めたのが影の勝因だと感じています。
私は人生はこの上なく甘いと思っています。ゲームと違い、3回ミスってゲームオーバーと言うリミットもありません。何度失敗しようが、スタートラインを引けた時点で再スタートが無限にできるのですから。
中学受験挫折組も、早く再スタートを切って欲しいと思います。勝った連中で、既に大学受験、医学部に向けて再スタートを切っている子もいます。同時に、全身脱力で休憩している子もいます。その子よりは先に進みましょう。絶対に次の関門では勝てる筈です。ただスタートを切らなければ、また負けますよ。
世の中、継続したものが最後は勝ちます。止まったら負けです。失敗を活かすも殺すも自分次第。
君はどうなりたいか?このまま負けで良いですか?
まずはお子さんがこの三年間で犠牲にしてきたことを取り戻してあげて下さい。
9月から小学校にろくに通っていないというのも、その年頃のお子さんからすれば、不自然だと思います。
お母さん、ぜひ子離れして、お子さんの自主性に任せて、友人との交友やクラブ活動など自由にさせてあげて下さい。
高校入試もお子さんの自主性に任せるべきだと思います。
お母さんが先回りしていちいち手伝ったりしていたら、この子は一流大学に行こうと、社会に適応できず、引きこもりになりかねない、この度の中受全滅はそんな神様からのメッセージだと思います。
引きこもりの末、壮絶な家庭内暴力に走った男の子を少なからず見てきました。
中受経験者も一定数います。
有名な例を挙げれば、某次官の子息でしょうか。
きっとご父さんはエリートで、お母さんにも中受のプレッシャーがあったんだと思います。
でなければ、9月から学校を休ませるなんてことされないでしょう。
お子さんが入試の際、九九も出てこなかったなんて、プレッシャーが大き過ぎたからでしょう。
掲示板の書き込みに煽られて、公立中学に進んだからには、名古屋在住なら、旭丘か明和以外絶対ダメ、なんてプレッシャーを少しでもかけようものなら、お子さん、本当に壊れちゃいますよ。
お子さんに対しては、「将来引きこもりや犯罪者にさえならなければ、学校も仕事も何だっていいからね、好きに生きていいんだよ」と言ってあげて下さい。
まだお子さんも若いから、取り返しがつくと思います。