家庭学習の必要性｜掲示板スレッド

＞それよりも根気、我慢、規則正しい生活、素直さ、、、そういった事が大切。それらは勉強系でしか身につかないものではありません。

全くその通りだと思います。
何か書き込もうかなと思いましたが、やめました(笑)
そもそもさんのお子様たちは賢いとわかりますね。

＞根気、我慢、規則正しい生活、素直さ、、、そういった事が大切

よく、遺伝か環境か、という議論があります。
今まで、多くの学説では、遺伝による影響が７割程度ある、と言われてきました。
そして、それはある程度正しいのかな、などと子供を見て思っていました。

しかし、最近別の論文で、「どんな素晴らしい才能を持つ人間でも、努力・トレーニングをし続けないと、最高レベルには到達しない」と結論付けられているものがあります。
これなどは、エデュに多い教育環境至上主義者にはとてもいい結論だと思います。
しかし、この論文が恐ろしいのは、もう一つの結論を導きだしているところです。
「どんな素晴らしい才能を持つ人間でも、努力・トレーニングをし続けないと、最高レベルには到達しない」一方で、「その努力・トレーニングを続けられる能力は遺伝する」

結局は遺伝かよ、という結論なのです。
ただし、従来の学説よりは、こちらの方が納得感がありますね。
勉強しなくて出来る子はいない、ただし、しっかり勉強できるのは遺伝による、という考え方は当たっているようにも思います。
少なくとも、勉強しないで出来た、という話よりは。

そして、確かに、優れた才能を持つ方は努力の仕方も一流です。
塾講師の林先生が言うように「正しい方向に努力」出来る力を持っています。

精神論的な努力、根気等ではなく、意味のある方向性を持った努力、根気を考える時期に来ているのかもしれません。

なるほど、大変興味深いお話しでした。
そういえば、夫はあるスポーツを幼少期から社会人になるまで続けていたのですが、ある基礎トレーニングを1日100回していたが、プロになった○○は、1日300回していた。自分もそれができていれば､今ここにはいない（プロになっていた）かもしれないな、と言っていたことがありました。結局はそこまでの継続した努力は常人ではできないのですよね。
勉強も同じなのだなと思います。

何度か心強いアドバイス頂きありがとうございます。
根気、我慢、規則正しい生活、素直さ、、、
まさに大切にしていきたいことですし､これこそ一朝一夕で身につくものではないですね。
どうしたら身につくのか・・・
数年ですが子育てしてきて、
それはもう、親が子どもと向き合っていくしかないのだと実感します。

焦りがちなので､じっくり、やっていきます。

小学生だった30年前、小学校では質問主さまと同じような学力だった者です。（ただし中学受験をして、難関私学男子校に通いました）
今は、4月で小学生になる保育園児の娘がいます。

小4の終わりの春休みから塾に通うまでは、学校の宿題以外に家庭学習はせず、習い事もしていませんでした。

放課後は友達とドロケイ・缶蹴り・ドッヂ・サッカー・野球・ザリガニ釣り・木登り・秘密基地づくり・誰かの家でファミコンと、夕方17時（夏は18時）の門限まで目いっぱい遊んでいました。

塾に通い始めてからも、6年生になってからも、塾のない日はやはり放課後は門限まで友達と同じように遊んでいました。（受験勉強は朝6時～7時と、夕飯・テレビの後、21時過ぎまで。21時半就寝）

中学受験をしないのであれば、当時も家庭学習の必要は感じていなかったと思います。
ただし「当時」家庭学習の必要を感じなかったからといって、「今」もそれでよいとは思いません。

【理由】
・公立学校で獲得できる学力が昔よりも低下しているから。「普通に授業について行ける」で到達できるレベルが昔よりも絶対的に下がっているから。（その時代ごとの文科省の動向に振り回される。教科書の質・量は昔とは大違い）
・よく出来る子と、そうでない子どちらにも同じ内容を学ばせる公立学校のやり方は、どちらの子にも不幸な環境だから。（スイミングなどはやる気や能力に応じてクラス分けされるのが当たり前）
・自分が小学生の頃、塾に通う前から勉強で困ったことがなかったのは、たまたまだから。再現性はないから。事実、私と同じく学校の宿題以外に家庭学習をやっていないクラスメイトの中には、小学校レベルのテストで60点とか50点とか、とんでもなく低い点数の子もいた。
・前提として「机でする勉強ばかりやっててもダメ」だけれど、「勉強なんてしなくていい」とはまったく思わないから。
・公立小中高の学校の授業についていくレベル程度の学力でまともに食っていける仕事は、時代が進むにつれどんどん減っていく＆給料が安くなっていく一方だから。そのような時代の流れは変わらないから。

大きい理由としては、「公立学校で行われる教育が信用に値するとは思えないから（現場の先生ではなく国の教育政策への不信。先生たちは犠牲者）」というのが根底にあります。

本音を言えば、勉強ばかりをして過ごす小学生のあり方には明確に反対です。手足身体を存分に使って遊んでこそ、心身が成長して、勉強をする「器」も出来上がると思うからです。中学受験をするにしても、自分がなぜ受かったのかという総括をするなら、受験勉強に取り組む前に、手足身体や頭をたくさん使って外で遊んでいた時代があったからだと確信しています。（ただし、家ではよく本を読んでいました）

今、娘に何か習い事をさせるなら、スイミングをやらせたかったです。顔を水につけるのが嫌とのことで、ビート板でバタ足出来るようになったところで退所しましたが…。本当は、習い事ではなく、ドロケイ・缶蹴り・ボール等で仲間と自由遊びする方が、子供を大きく成長させると今でも確信しているのですが、そういう遊びが日常的に存分にできる場所も、残念ながら周りにはありません。

質問者さまからは、そういう古き良き時代をポジティブにとらえ、懐かしさを覚えていらっしゃる雰囲気を感じます。それは分かります。

とはいえです。

中学受験ですべて解決するわけではありませんが（実体験しているので肌感覚で分かります）、中学受験をしないならなおさら、学校外でどのような取り組みをするのかが、今は問われるのだと思います。

娘は、保育園では広い園庭を駆け回ってワイワイ楽しく遊んでいますが、家では年中さんの頃からベネッセのチャレンジ、年長さんの頃からはスマイルゼミもやらせています。最近は「ベネッセすぐ終わってかんたんすぎ。つまんない」「スマイルゼミもかんたんすぎ。つまんない」と言うので、小学生になったら、もっと歯ごたえのあることをやらせようかと思っています。

でも一番欲しいのは、ドロケイ・缶蹴り・ボール遊びできる広い公園と、ザリガニ釣りや秘密基地作れる謎の空き地です・・・（ガールスカウトの見学に行ったら、たのしそう！と言うので、入らせようかと思います）