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投稿者: AI時代の外国語教育 (ID:RfyPSYZibc2) 投稿日時:2023年 04月 21日 15:46
人工知能の發達は予想以上に早いようです
外国語による意思の相互伝達は人工知能による機械翻訳で十分実用に耐えるのではないでしょうか?
聞き取り・発音も機械で十分補える
とすると英語をしゃべれるようにする事を目的とする教育は意味を持ちうるのでしょうか?
私は決して外国語教育が不要になると考える訣ではありません
しかし人工知能の發達と機械翻訳の精度の向上を考える時
現在の実用性を第一とする教育とは異なる理念で外国語教育は考えられるべきであろうと思います
しかし私は代わるべき理念を言葉にできずにいます
此の問題については様々な意見があると思います
人工知能・機械翻訳はあくまで統計的処理の上でなされるから
統計の元資料が何らかの思いこみに支配されていると偏ったおかしな翻訳になる
このような否定論も考えられます
否定・肯定含めてこれからの外国語教育についていろいろな意見を聞かせてもらいたいと思います
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【7186226】 投稿者: 知性と教養 (ID:zPErpH2H1dA) 投稿日時:2023年 04月 21日 18:26
「英語は話せた方が話せないよりいい」という考え方が一種の呪い、かもしれませんね。
特に、小中高時代の。
話せた方がいいのは事実でも、「それにあまり手間暇をかけないならば」の条件が付くと思います。
重要なのは知性と教養の方かもしれません。
子供が大学生の時に、海外の名門大からの留学生2人が短期ホームステイで来ました。
子供はそれほど英語が堪能ではなく、苦労しながらたどたどしい英語で相手をしていました。
近所に、小学校時代に英語圏から帰国し、中高で取り出し教育を受けていた友人がいて、ある日、その友人が留学生と話したいとやってきました。
しかし、結果としては、子供ばかりが留学生たちと話をしていました。
なぜなら、帰国の方は話題について行けなかったのです。
英語は分かっても、英語で話されている内容は非常に高度なものでした。
政治、経済、宗教、学問のような話題から、エンタメ、スポーツ、ゲームなどまで広範囲の話題が、ポンポンと出て、すぐに切り替わって行くような感じでした。私も横で聞いていて、とてもついて行けないと思ったものです。
でも、英語がそれほど得意でない子供は、どんな話題にもついて行きました。
子供がついていけるので、留学生たちがそれを試すように思考の高速化をはかったような感じもありました。
就職して仕事をするときには、結局英語力ではなく、知性と教養がモノを言う場面は多いでしょう。
ですから、小中高で最も重視した方がいいのは、そちらの能力なのかもしれません。
話しは変わりますが、私の職場に、大学を卒業してから日本に来て働いている方がいます。
日本に来るまでは日本語の勉強をしたことがなかったそうですが、来日3年目で難しい日本語を完璧に操ります。
普通の日本人よりも、ずっと語彙も豊富で、正しい敬語の言い回しも出来ます。
イントネーションもほぼ完ぺき。漢字も、よほど特殊なものでなければ、ほぼわかります。
おそらく語学も才能の部分があって、数年で最高レベルに達することが出来る方も少なくないでしょう。
英語に比べると難しいと言われる日本語でも3年程度で、非常に優れたレベルにまで達することが出来るのです。
私の経験では、英語であれば、1年ちょっとでかなり出来るようになるのは不可能ではないと思います。
であれば、小中高と長い時間かけて英語に習熟するより、その時期は知性と教養を伸ばすことに注力して、英語は必要になってから覚える、という形でもいいのかもしれません。 -
【7186509】 投稿者: ぼん (ID:XD6ouwaMHOE) 投稿日時:2023年 04月 21日 22:24
知性や教養を鍛えたところで、意思疎通をするのにAI頼りでは信頼されませんよ。
英語は今や世界語です。
なぜ、知性や教養を鍛えながら、それと同時に英語の勉強ができないのですか?
全くのタイムラグなしで正確に使えるAIは、残念ながらまだまだです。 -
【7186557】 投稿者: 暇つぶし (ID:8qBLA/DovJg) 投稿日時:2023年 04月 21日 23:24
すみません、先の投稿はちょっと表現が変でした。
陥穽に気付くには、AIがなくともどうにか外国語で会話できるレベルに達していないと無理です。誤訳に気付いて即座に訂正できる発話力は必要です。
に変えます。 -
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【7187108】 投稿者: AI時代外国語教育 (ID:6qScIQVKY3A) 投稿日時:2023年 04月 22日 15:01
成程そういう考え方もありますか
ご教示ありがとうございます
ただ貴兄の意見にはいくつか補足をして戴きたいと思います
(1)英語が「世界語」なのでしょうか?
西欧でも現地語を知らないと意思の相互伝達に不便するという話はよく聞きますし
現在でも東欧から中央アジアにかけてはロシア語のほうが通用するわけですし
アフリカも旧宗主国の言葉が通用する
こういう事態を踏まえた上で世界語の意味をきちんと定義して下さい
(2)英語が「世界語」であることを認めるとして
西欧(欧米)世界の間にも歴史的には国際交流に使われる言葉の変遷は起きているわけです
貴兄も「現在」は英語が世界語といっています
将来もそうであるでしょうか?
(3)次のような事態も予想されます
更に機械翻訳が普及すれば、日本人だけが機械翻訳に頼るわけではなく
その他の言語を母語とする人たちもそうするでしょう
互いに機械を持って意思相互伝達をすることが世界標準になることもありうるわけです
その時は機械を互いに使い合うから信用されないということは起こり得ないでしょう
このような事態は起こりえないのでしょうか?
向こう十年ぐらいを考えれば貴兄の御説の通りであろうと思います
しかし二十年・三十年のちに世界で活躍する者にとっては貴兄の仰る通りなのか?上記の諸点についてご説を補足していただきたいと思います -
【7187127】 投稿者: AI時代外国語教育 (ID:6qScIQVKY3A) 投稿日時:2023年 04月 22日 15:27
>道具を十分に使いこなすには、その道具がなくとも自力でできなくはないレベルにまで達する必要があります。
御説ごもっともです
ただ語学教育として「実用性」を第一とする教育と道具を使いこなす基礎を作る教育とは異なります
謂わば職人芸的に外国語を身につける教育と原理を押さえてその上で身につけるのでは異なります
後者ならば文法重視、外国語文献を正確に読む訓練が重視されれるのではないでしょうか(例えば言葉の歴史とか、表現の出典などを含めて)
それは実用にならないと現在の文教政策では否定されている方向ではないでしょうか
ついでに言えば貴兄が上げた「あの世へ持っていきたい」の訳の問題、例えばインドや中国、あるいは太平洋諸島に住む人々はどう理解するでしょうか キリスト教圏、」イスラム教圏では最後の審判の思想があります あの世とは最後の審判の後にはならないのでしょうか このあたり私には全くわかりませんのでご教示願えると嬉しいです
そしてこの点についての指摘は結局は上の人が言っている「教養」の問題になってくるのではないのでしょうか -
【7187402】 投稿者: 暇つぶし (ID:RTtNaQn9/Lk) 投稿日時:2023年 04月 22日 21:19
外国語教育というスレの本筋からは脱線しますが
>キリスト教圏、」イスラム教圏では最後の審判の思想があります あの世とは最後の審判の後にはならないのでしょうか
アブラハムの宗教における最後の審判ですが、まだ世界に終末は訪れていません。
死亡した日を起点として7日ごとに閻魔大王らに裁かれる仏教の49日とは違い、いつ死んだかには関係なく世界の終末に一斉に最後の審判は行われることになっています。
これまでに亡くなった人は棺桶に入って、もしくは布でぐるぐる巻きにされた状態で地中に埋められて、来るべき最後の審判に備えてずーっと待機中です。
エンバーミング技術が発明されたのも、永遠の命を得たときに魂を結びつける先となる肉体が朽ちていたら困ると考えるからです。
十数年ごとに、アメリカの新興カルト宗教がxx年xx月xx日に世界は終末を迎えるとして集団自殺する、教祖が予言した終末の日に全信者が集まってカウントダウンして何も起こらなかったら教祖サマがゴメン、嘘でしたと告白した等報道されてきました。
まだ一度も最後の審判が行われておらず、いつ行われるのか知る術がなく偽りだと立証できないから繰り返されます。
絵画にまつわる誤訳ですが、自分は仏教徒ではないからわからなかったと言い訳できる逃げ道があると確信したうえで、わざと歪めて訳した厭らしさを感じとりました。
欧米の通信社や出版社の特派員は大卒以上であり、スレ主氏が最後の審判という単語は知っているように輪廻転生ぐらいは聞いたことがあるはずのインテリです。
赴任先の歴史書や古典を、翻訳されたものであっても冒頭から真面目に読んでますよ。その国を理解するために。 -
【7187424】 投稿者: 暇つぶし (ID:RTtNaQn9/Lk) 投稿日時:2023年 04月 22日 21:58
外国語を解することも教養に含まれます。外国語を習うことはその言葉を使う人々の発想や風俗を知ることですから。
AIがあるから外国語を習う必要なしとまではスレ主氏もお考えではないですよね。
学校教育でどこまでの習得を目標とするかは、どんな人を育てたいかを明確にしませんと。
今の文科省の「実用性」とは、ファストフードの店員がこなせる程度の語学力でよしとしているように思えてなりません。
日本政府は黙ってお上に従う下働きが欲しいのかな。
戦前の東洋英和女学校では手紙の書き方が必修で、招かれた先でグラスを割ってしまったときのお詫び等テーマを決めて同じ内容の手紙をFormal / Informal /Casual と書き分けさせる授業があったそうです。
ゆくゆくは外交や政治にたずさわる夫を支えて日本外交の一翼を担うであろう女性を育成するために。
昭和末期までは高校の選択授業として手紙の書き方は残っていましたが、今はどうなっていますかね。
果たして英語だけに限定してよいのか、旧制高校に独・仏・英語とコース分けがあったように英語以外の言語、たとえば国連公用語のいずれかを第一外国語として学ばせてもよいのではないかとは、ぼんやりと思います。
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