『パブリック・スクールと日本の名門校　なぜ彼らはトップであり続けるのか』｜掲示板スレッド

日本は身分社会ではないからエリート教育は文化的に難しいかと。

これから階層分化していくでしょう。

本書(秦由美子さんの新書)では、エリートとは何かについても、多角的に論じられていますよ。

ぜひご入手を。

＞（甲陽学院の）「自主性を重んじ、教員からの押し付けはない」点は、イートンとはやや異なる部分であろう。

内発的なエンパワーメントを大切にする、甲陽学院。

>甲陽学院は、創立１９１７年。
（宗教学者、伊賀駒吉郎による開校。私立。「桜梅桃李一時春」。法華経、日蓮仏法を教育に展開。大正。）

灘は、創立１９２７年。
（白鶴、桜正宗、菊正宗の連合による開校。企業立。「精力善用、自他共栄」。嘉納治五郎の柔道精神を教育に展開。昭和。）

激動の２１世紀、この両校の原点の違いが、今後、どうなっていくか。

(↑は他トピからの引用です。)

長い目で見たら、未来の甲陽学院にとてもワクワクさせられます！

1920年に、白鹿、辰馬酒造(since1662年)が経営を助けたことも忘れずに。

中高一貫男子校のみ抽出すると、

甲陽学院は、妙法蓮華経と酒造(白鹿のみ)。

灘は、講堂館柔道と酒造(白鶴、桜正宗、菊正宗の連合)。

六甲(上智学院)は、カトリックキリスト教とイエズス会。

東大寺学園は、華厳経と東大寺。

洛南は、真言宗と真言宗各派の連合(東寺)。

洛星は、カトリックキリスト教と聖ヴィアトール修道会。