入塾時のクラス｜掲示板スレッド

＞こんな状態から灘を目指された方や合格された方はいらっしゃるのでしょうか？

目指した子はたくさんいるでしょうけれど、合格した子は少数だと思います。

子供の能力の土台（建築の基礎工事のようなもの）は9～10歳で完成すると言われています。
要するに、今までの期間で子供の能力の土台が作られているはずです。

ドイツの教育では、10歳で大学コースと職人コースに分かれます。
その後コースの変更も可能ですが、基本的にはその年齢で人生が決まります。

しかし、よく先取り教育を気にされる方がいますが、小学校低学年の頃にやっておかなければいけないことは、先取りではなく、知的好奇心を育むことです。
知的好奇心が旺盛な子は、自分からどんどんいろいろなことを覚えて行きます。

スレ主さんのお子さんが、そういうタイプに育っているのであれば灘がどうかは別として、今後伸びていくでしょう。
逆に、先取りして頑張っていた子でも、子供の能力の土台が出来ていないと今後苦労をします。

息子を灘中学に通わせております。

息子は最初に塾に通わせた小学3年時から灘クラスでした。
入塾前に特に先取りはしていません。
息子の塾では、灘に合格した子は全員最初から灘クラスでした。
3年か4年からのスタートです。

灘クラスはサバイバルで、4年時最初に灘クラスにいられない子で灘に合格した子は息子の代では0でした。

全員4年の最初から灘コースにいましたが、灘を受験するところまでたどり着いたのが4年時最初の4割。

合格したのはその中の半分強でした。

灘コース内での順位は4年時はそれほど重要でないかもしれません。

ただ、4年時に灘以外の授業内容に少しでも理解できない部分がある可能性があれば、灘入試を目指すのは相当厳しいと思われます。

灘中生保護者です。
うちの息子は新4年生からH学園に通塾し、Ｈ1でスタートし無事に灘中に合格できました。通塾まで先取りや学習系の習い事はしていなかったので、最初は授業についていくのでせいいっぱいでしたが、4年の終わり（スパイラル1週目）が終わるころにはＶ2、5年からはＶ1、灘中合格特訓も受講するまでになりましたので
４年生の間は見守ってあげてもいいかと思います。
ただ【絶対に灘中に合格しなければいけない】のであれば、個別の併用を検討されてもいいのではないでしょうか？

ウチの息子の場合も4年生からスタートし合格しました。
入塾前には先取りしてません。また4年時のクラスは一般のクラスでした。
先取りで灘に受かったお子さんは確かに多いですが、灘の問題が特殊なことから
・灘は受かったが、併願校は残念
・灘以外の対策が不十分だったので併願校も含め残念だった
というお子さんもいました。
一方で、一般的なイメージとおり「灘、西大和、東大寺（または洛南）
何れも合格」というお子さんもいました。
早く入塾、先取りしなければ合格できない、ということはないと思います。
むしろ他の方もお書きになっていうように、
・基礎固めの時間を削ると、仮に合格しても入学後苦労される場合がある。
・3年生（またはもっと前）から学習されているお子さんについていくために
　4年スタートの場合は、相当な覚悟が必要。
灘受験を選択すると、同時にリスクも発生するため、併願校の観点から、
素晴らしい他校も合わせて検討されることをお勧めします。

灘は問題が特殊ですから、才能は大きく影響すると思います。
ただ、その才能ある子達がしのぎを削る世界です。
最終的には、お子さんの灘に対する憧れの強さ、どれだけがんばれるか、
だと思いますが、
ものすごく賢い子（全国規模の模試や算数オリンピックなどで有名な子達）であっても、猛烈な努力をすることになります。
数年に1人の完璧な天才なら別ですが、そう言う子は結局灘を選ばずに近くの中学に行ってしまう事も少なくないです。そのレベルから見れば何処も一緒だと言って。。

ベースとして灘に行かれたお子さんに共通しているのは、
「処理能力」だと思います。
猛烈なスピードで、出されたものをどんどんこなして行く。
受験勉強はひとつづつじっくり丁寧に、とも思いますが、
現実として私が見て来た灘に行った子達は、
まるで公文式の教材を解くかの如くスピードで大量の受験教材をこなします。。
能力も忍耐力も必要になりますが、
それでもめげずに付いて来ようとするなら、
受験勉強に触れたばかりの無垢な子も才能があれば開花すると思います。

たくさんの書き込みありがとうございます！
返信しなくてはと思いながら、慣れない塾の宿題やこのコロナ騒動で掲示板を覗く余裕もなく…
申し訳ありません。

親の目からみても器用でもないし、特別賢い！と感じるような才能はないと思うのですが、灘への憧れと諦めず取り組む点だけは人並み以上です。
合格できるか否かも勿論大切ですが、息子が熱望するほどの学校に出会い、本人が頑張りたいと思うなら側で応援したいと思います。

下のクラスから合格された方のお話励みになります。
ありがとうございます。

灘中を公開情報通りの定員１８０人、実質倍率３倍ほどの学校と思ってはダメですよ。
よく言われるのは入学者の半数はあの灘中の問題を何回やっても必ず合格してきます。鉄板の知識量とずば抜けた応用能力、ひらめきがある。全国順位置き換えても突き抜けた偏差値があるお子さん達です。
アスペルガーか日本有数の頭脳（ＤＮＡ）を持つ子供達と思ってください。
この子達が定員の半数を締めます。
そのまた半数の半数は乳児期、幼児期から知育教育を行い入塾時には先取り学習＆飛び級をしてかれこれ１０年以上。『我が子を日本一の頭脳集団の一員にする。』と確固たる計画を持って用意と準備をしているご家庭のご子息です。
この層に多いのはお金と時間、人脈＆情報収集能力に長けており、毎年車が買えるくらいの教育費と膨大な時間を掛けて我が子の受験に備えています。
この子達は造られ、磨かれた優秀層ですが、それでも突き抜けた賢いお子さん達です。

じゃあ、幼児期から近所で『挨拶もしっかりできる賢いお子さんね。』と言われる程度のマジメな普通お子さん達が進学塾で『死ぬほど3年間頑張って勉強』して入れる枠は？
残りの『一般人枠』は定員の40名～50名程度と思ってください。
＊この『死ぬほどの勉強量』とは、例えば寝る間を削り、友達を削り、家族との時間も削って、性格がねじ曲がっても勉強すると言う事です。

関西（全国）には灘特訓クラスを標榜する進学塾は沢山あって、軽く3,000人以上が一度は『あわよくば灘中なんて行けないかな？』と考えるでしょう。
紆余曲折、灘中以外へ志望変更も沢山あって、実際の受験者は700名強です。
鉄板合格層と記念受験層を省くと、500名強が一般人受験者です。
つまり『一般人枠の倍率は10倍以上』なんです。
『一般人（一般家庭）でも頑張ったら、灘中合格にたどり着ける。』訳では無いのは多少理解してもらえると思います。
有り余る教育費をご用意出来て、小4までに『うちの子は地元小学校では軽く１番よ』の基礎学力が既にあるのならば、チャレンジする価値有りなので頑張ってください。

補足ですが、書き込みに良くある『うちの子は塾の授業だけで灘に行けたし、個別なんて必要なかった。』と言う話があると思います。
『うちの子は優秀なＤＮＡを持っている天才だから、親は何もしなくても灘に合格した。』との裏返しの自慢話。
もしくは『どんな手を使って合格したかは絶対言わない。我が子は天才集団の一員』と言いたいのでしょう。
その人たちが言いたいのは『凡人は努力しても届かないから止めときなさい。』と言う事です。