灘に入るには？｜掲示板スレッド

遺伝って両親の掛け合わせで決まるものだから、両親を越える可能性も０ではないですよ。

ご兄弟そろってすごいですね！！
このような状態だと、どうしても他の受験生に出遅れている心配ばかりしてしまいますが模試もないので比較しようもない現実。
「兄弟灘」様のような、灘に固執しないというなかで灘を目指すお話も聞ける塾主催の講演会があれば参加したいのですが。普段でもなかなか無いですね。

ご子息全員『灘中・高』は親としてのプライドをくすぐられますよね。
しかし、その前に灘中の合格者（入学者）の本当のレベルを良く理解しないといけません。
灘は良く知られた超進学校ですが、合格者（入学者）レベル分布が他の難関校とは全く違うんです。
まず、灘中を公開情報通りの定員１８０人、実質倍率３倍ほどの学校と思ってはダメですよ。
灘には『浮きこぼれ』のお子さんが沢山受験してきます。
その子達は灘中の当日問題ですら、いつもやってる『普通の問題』です。
アスペルガーか日本有数の頭脳（ＤＮＡ）を持つ子供達と思ってください。
この子達が定員の半数を締めます。
そのまた半数の半数は乳児期、幼児期から知育教育を行い入塾時には先取り学習＆飛び級をしてかれこれ１０年以上。『我が子を日本一の頭脳集団の一員にする。』と確固たる志と計画を持って用意と準備をしているご家庭のご子息です。
この層に多いのはお金と時間、人脈＆情報収集能力に長けており、毎年車が買える程の教育費と膨大な時間を掛けて我が子の受験に備えています。
この子達は造られ、磨かれた優秀層ですが、それでも突き抜けた賢いお子さん達です。

じゃあ、普通に幼児期から近所で『挨拶もしっかりできる賢いお子さんね。』と言われるマジメな普通お子さん達が進学塾で『死ぬほど3～４年間頑張って勉強』して入れる一般人枠は？
残りの『一般人合格枠』は定員の40名～50名程度と思ってください。
＊この『死ぬほどの勉強量』とは、例えば寝る間を削り、友達を削り、家族との時間も削る。学校との関係も最悪。親は鬼と化し息子の性格がねじ曲がっても勉強させると言う事です。

関西（全国）には灘特訓クラスを標榜する進学塾は沢山あって、軽く3,000人以上が一度は『あわよくば灘中行けないかな？』と考えるでしょう。
紆余曲折、灘中以外へ志望変更も沢山あって、実際の受験者は700名強です。
鉄板合格層と記念受験層を省くと、500名強が一般人受験者です。
つまり『一般人枠の倍率は10倍以上』なんです。
まぁ、『優秀な一般人合格者』も沢山いるのですが、実際灘中の『合格者平均点』をアソコまで下げているのは、『一般人枠の合格者』です。
鉄板合格の上位層を集めたら、灘の数段上の別の学校が出来ます。
『一般人（一般家庭）でも頑張ったら、皆が灘中合格にたどり着ける。』訳では無い事は多少理解してもらえると思います。

有り余る教育費をご用意出来て、小4までに『うちの子は地元小学校では軽く１番よ』の基礎学力が既にあるのならば、チャレンジする価値有りなので頑張ってください。

しかし、『ご兄弟2人とも合格』となると、DNAが大変良く無いと難しいでしょう。DNAでハンディがあるのに勉強させられ、宿命を背負わされる子供達が可哀そうかも知れません。
逆もしかり、DNAが大変優秀で、親御さんが合格必勝パターンを作れた場合は案外スルッと行くかもしれません。
佐藤ママは『例え5人目がいたとしても、灘中・高 ⇨ 東大 理Ⅲ は合格出来る。』と豪語しています。（この場合、豪語でなく当然でしょうね。）

補足ですが、他の書き込みに良くある『うちの子は塾の授業だけで灘に行けたし、個別なんて必要なかった。』と言う話があると思います。
それは『うちの子は優秀なＤＮＡを持っている天才だから、親は何もしなくても灘に合格した。』との自慢話の裏返し。
そういう灘合格家庭は『どんな手を使って合格したかは絶対言わない。我が子は素で天才集団の一員』、『凡人は努力してもどうせ届かないから止めときなさい。子供が可哀そうよ。』と言いたいのです。

その割に、灘出身の研究者は「普通」なんですよね〜。

子供の頃は遊んでたらいいと思う、今日この頃。

補足ですが、他の書き込みに良くある『うちの子は塾の授業だけで灘に行けたし、個別なんて必要なかった。』と言う話があると思います。
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確かに私もそんなことを書きました。
ただそれは自慢ではあるのですが正直に話すと、それぐらいで来れる子だけが灘に来て欲しいのです。
我が子は日能研出身で4年時から日能研の灘カリキュラムは全てこなしましたが、それ以外は公文や他塾の模試、掛け持ちや幼少期の特殊な勉強は何にもしていません。
失礼な言い方ですけれども、それでも灘に来ることが出来る子が灘に来て欲しいと言うのは有ります。

佐藤ママさんは先輩父兄ですが、特に尊敬も憧れもしていませんし、逆に灘父兄に対するネガティブなイメージを持っていますのでよくは思っていません。

親の手伝いは塾の送り迎えと体調睡眠管理ぐらいで灘に行ける子だけが集まる学校である方が、灘がいい学校でいられると思ってます。

気合の入りすぎている父兄が灘の周りに多いのが心配です。

我が子も自塾のみで、4年から通い、5年から灘中を目指したコースに変わり合格しました。
大手の他塾の模試や講座も、一切受けることはなかったです。

親の関わりは、お弁当作りと、スケジュール管理のみです。
勉強は正直、見ることはできませんでした。親に能力と時間がなかったです。たまに国語の語句の問題を一問一答で、息抜きにお相手したくらいです。
佐藤ママの関わり方は、自分にはできないなとつくづく思っていました。

これは自慢ではなく、事実です。
敢えて我が子の自慢は？といえば、親に頼らず自己管理でき、灘中に合格するという気迫だけは人並み以上だったことだと思っています。
我が子だけでなく、小さい時からやらされ感で勉強している子はいない子の集まりだと思っています。

6年後期でも、小学校行事を全て楽しみ、自分の趣味の時間も持ちました。そういう仲間が多いと思っていますが、違うんですかね？

うちも塾一本でした。自慢ではありません。普通の息子です。
むしろ他塾の特別授業、個別などに通える時間を捻出できるお子さんは、
素直にすごいと感心します。

私は甲陽学院でもいいなと思っていました。
灘はレベルが違いすぎます。
東大理Ⅲの20名も合格させる高校なんて他にはないでしょう。

私は高校受験で公立トップ高を受け、阪大医学部にはいりました。
灘の同級生に訊くと、
「灘なら７０番くらいでも阪大医学部に合格するよ！」
と言われ大ショック。浪人までして阪大医学部に力を注いだのに・・・

とにかく半端じゃないです。