灘校生の塾事情｜掲示板スレッド

研伸館、鉄緑会、東進あたりでしょうか。

うちは通っていませんので詳しい事は分かりませんが
住吉の研伸館は学校の進度に合わせていると聞いたことがあります。

基本、学校の授業だけで事足りる気がしますが。

学年が進む中での転塾等も多いとは思いますが…
＜中学生＞
・研伸館中学生課程
・鉄緑会
・スタディコラボ 等中小塾
中学生での塾通いは、学校のサポートと高校以降のアドバンテージ獲得の2手に分かれます。研伸の灘クラス（住吉校）はサポート、S+などのクラスはアド、ですね。鉄はアドのみ。スタディコラボも両方だと思います。

＜高校生＞
・研伸館
・鉄緑会
・高等進学塾
・東進衛星予備校
・東進東大特進コース
・駿台
・その他 地元の塾など
高校生になると、受験を意識した塾・コース分けばかりになります（研伸館では灘クラスが高1にはありますが）。
研伸館は、英語（住吉・西宮）、物理・化学（住吉）、数学（住吉）、世界史・地理（住吉・西宮）での利用が多いです。英数理に関しては上位帯に定評ある講師が揃っています。これらの科目は高1~高3まで在籍する生徒が多いです。社会に関しては、高3からの利用で、他の塾で対応しているところが少なく結果的に行きついている感じです。
鉄緑会は、英数理で、全学年を通しもっとも多くの生徒が通います。
高等進学塾（西宮）は、化学に定評があります。つまり理系の生徒が多いです。高3からの利用が多いかと思います。授業料の減免制度があり、模試で好成績であればほぼ無料で受けられるので、多くの生徒が通います。ただ、文系科目の講座の設置はあり、塾側も社会は無料にして集客をこころみていますが、受講者はほぼいません。
東進衛星予備校は、自習室として多くの生徒が利用します。高2,高3での利用が多いです。全国統一高校生テストなどを受けてみた際に勧誘されるケースもあります。フランチャイズによって異なりますが、ある運営元は灘校生を全員特待生とし、通期講座2講座（15万円相当）を無償としています。一部校舎では、灘校生しか立ち入ることのできないエリアを設けています。
東進東大特進コースは、衛星予備校とはまったく別のものです。衛星予備校がフランチャイズで地元企業が運営しているのに対し、特進コースは東進の母体企業が運営しています。関西では梅田に校舎があり、有名講師が2,3か月に1度講座を開きます。高1生は登録なしに無料で受けられる「公開授業」があり、高2,高3は生徒登録が必要です。高3では月1程度のペースで講座があるようで現代文の林修、数学の志田、物理の苑田、化学の鎌田、世界史の荒巻、地理の村瀬などに、多くの生徒が通います。高2,高3生は、正規の受講料のほかに特待受講料が設定されており、東大模試などの判定によって特待で受けられる科目数が変化します。
駿台は、通期で利用する生徒は少ないです。一部、高2、高3生でエクストラコース（一部校舎でしか開講されない超ハイレベルコース）に在籍する者はいます。駿台生でない生徒も東大実戦模試などは受験するので、その結果によっては無料で受講しないかという電話が来ることはあります。他予備校が特待制度についてそれなりに情報が出ているのに対し、駿台の特待は本当に数が少なく、電話がかかるのは灘くらいだと思います。また、現役生は在籍が少なく（浪人すればほとんどが駿台に行きます）、その点を補うため、直前期に短期間だけ駿台生になるコースというものに招待されることがあります。講習生や模試受験者は含めません、という触れ込みで合格実績を表示していますが、短期間だけ駿台生、という演習コースのようなものに無料招待し、その生徒は実績に含めています。なお、大手予備校でも河合塾に在籍する生徒は少ないです。

以上。

詳しい内容のご説明ありがとうございます。
詳しくご存じなので、在校生の保護者さん？
塾関係者さん？
詮索は止めます。
参考にさせて頂きます。

在校生の保護者ですが、大変参考になりました。情報ありがとうございました。

先日東進の全統中模試を受講して、東進から数学特待生の案内が来ました。

息子は将来東進の実績のされるのが嫌だと受講を渋っておりますが、取り敢えず自習室とし使用できるなら籍だけ置いておくことを進めています。

この特待生は色んな東進を自習室としてりようできるのでしょうか？

　端的に「この特待生は色んな東進を自習室としてりようできるのでしょうか？」にお答えすると、「いいえ」です。在籍校舎のみ使用できます。

　数学特待は、以前の投稿で書かれていた「特待」と以下の点で異なります。

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数学特待
○高校1年まで
○数学のみ
○何講座でも(規定のルートあり)
○一般的に制度が知られていて、どの校舎でも対応

特待
○高校2年,3年
　(高2でとれば高3もたいてい自動的に可能)
　(高3からも可能)
○全科目対象
○2講座無料
○一般には非公開(※)

※　校舎での担当者が本部に所属高校、成績などを送り申請し、承認されれば特待生です。灘生を多く囲い込み合格実績を上げている優良校舎はその基準が緩くなります、これまで灘生が在籍したことないような校舎は大抵この申請さえままなりません

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　合格実績にされるのが嫌とのことですが、まず、「数学特待は高1までであり、受験学年までの在籍の縛りがあるわけではない」です。

　ただ、大抵の場合高3まで東進に在籍し続けることになると思います。それは以下の2つの理由のためです。

理由1
　今数学特待を取れる方なら、高2での後者の方の特待も取れるだろうため。

　ただ、一部の灘生御用達校舎でないと、そのようなことが難しく、非常に高額な正規料金を取られてしまいかねません(数学特待はどの校舎でもやっていますが、高2高3での特待は制度としては非公開のもので、便宜でやっている感じです)のでご注意を。

　多くの生徒が東進衛星予備校で特待生になり、その恩恵を受けています。東進生になれば回数の多い東進模試を無限に受けられますし、自習室も利用できます。

理由2
　高2以降に「東大特進」を利用することになるだろうため。

　衛星予備校とは全く別で、衛星予備校が各地のフランチャイズ企業の運営なのに対し、こちらは東進本部が東京、大阪、名古屋に直営の教室を設け、秘密結社のような形で一般にはあまり知られない形で、東大対策の生授業を行うものです。

　灘生でも中学のうちはこの「東大特進」はあまり知られていませんが、大抵無意識のうちに中学のうちに一度や二度東進に情報を吸い取られていますので(特別招待講習や全国統一中学生テスト)、高校1年生の「東大特進無料イベント」の案内が突然ほぼクラスメイト全員に届き、不審がることになります。笑　

　東進衛星予備校とは別母体ということになり、衛星予備校のスタッフや多くの生徒はこの東大特進を知らないのです。東進のサイトの見えにくいところに案内があり、それを見るか、東進側が進学校の生徒だけに送るDMで情報を得ることになります。

　こちらも、前記の衛星予備校のものとは全く異なる形で、特待制度が存在します。全国統一高校生テスト等の模試で東大A判定であれば5講座無料、のような形です。高2の全統高はA判定が余裕で出ますので取っておくことをおすすめします(高3まで特待の条件に使えます)。

　この東大特進という点でも、多くの生徒が最終的には東進に在籍することになるのが実情です。

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まとまらなくなってしまいました。
返信してくださればまたお答えしますね。

合格体験記読めばわかりますが、特待で無料なんで東進行くだけですよ。
受講するのは林修のみ、場合によっては物理の苑田(微分積分を使う物理)くらいです。特待でなければ林修も受講する必要がないという生徒も多いです。
東大受験生は古文・漢文で得点とったほうが効率が良いですから。