通学圏じゃない場所からの受験も可能でしょうか？｜掲示板スレッド

コメント有難うございます。近畿圏外から合格された方がいらっしゃるのは嬉しい情報ですね。もちろん確認してみますが、重要な情報有難うございました。

今春、関東圏から洛星・愛光（松山本校会場）で受験した経験から
お話しさせていただきますと、洛星は受験時のおいて通学圏かどうかに関わらず、受験は【可能】でしたよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
ただし、募集要項が変更になることは、洛星に限らずあり得ますから、（例えば、受験資格は公共交通機関を利用し９０分以内とする等）、来春の募集要項を必ず確認されて下さい。もうそろそろ
要項（情報）が確定する頃だと思いますが。。
　　　　　　　　　　　　　

また、夏休み期間に洛星中学の施設内で学校説明会があるはずですので、可能ならば是非ご子息と共に、いや、ご子息の参加が無理ならば、せめて一人でも親（または親族が）ご自分の目で確かめる
機会を持たれると良いと思います。私自身は２度目の訪問（家内と愚息は初めてでした）施設や環境含めた洛星の素晴らしさを改めて体感でき、また「男は男の中で鍛えられる」旨のお話を先生方から伺い、スマートさの中にもﾊﾞﾝｶﾗな気質を感じました。

また洛星発行の同窓会誌にある
文武両道ではなく＜文武芸三道＞という洛星独特の表現～私の拙い解釈ですが、勉強もｸﾗﾌﾞも学校行事も、全部一生懸命取り組む中で育まれる己の成長、友人との関わり、全人教育とか社会に貢献する人物育成とか、よく言われますが、理想論のようでいて、そこから逃げない洛星の骨太な空気を肌で感じ、この学校を目指して悔い無し、という想いを確信しながら家路についたことがつい先日だったような気がします。

洛星に足を踏み入れたのが初めてだった家内も「関東にはなかなか無いﾀｲﾌﾟの学校、でもとても良かった。パパが肩入れする気持ち、わかる。」愚息も無邪気に「うん、あの大きな机と椅子、良かった。洛星良い学校だと思ったよ。頑張る」と家族の意思確認も
とれ、困難克服へのvoltageは上がっていきました。
勿論、これ以降実際の勉強がすんなりとはかどったわけでは決してなく、山あり谷ありの秋からの戦いでしたが（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
愛光もこの時期Open Schoolを行ってました。在校生とも話ができて、良い機会となりました。ここでｖｓ愛光との比較は避けますが、洛星と愛光はｶﾄﾘｯｸ系中高一貫校とはいえ、校風には個人的に
大きな違いを感じましたので、どちらがよりご子息に合うかは、
充分ご検討された方が良いように思います。まぁ、男の子なので
結局はどの学校に進もうと、いずれ馴染んで学校のもつ様々な個性に鍛えてもらえながら成長していけば、という具合に親が開き直れば、と感じますが、まだこの時期、ついつい親も力が入ってしまうのは仕方ないでしょう。

さて、洛星の魅力、は知れば知るほど、というか、足を運べば
運ぶほどに（人によっては）はまっていってしまう程、不思議な
力を持った学校のように思います。私は関東圏に住んでおりますので、関東圏の学校は勿論、関西圏の学校やラ・サール、愛光と
いった伝統校も、色々視野に入れ、可能な限り自分の目と足と頭で情報を集め、愚息の希望や相性を必ずマッチングさせながら志望校を決めていきました。ご存じの通り、寮の無い洛星に、もし通うとなると、京都市内に妻子を逆単身赴任さすか、関西圏にいる京都からは１００分以上かかるかもしれない親族の家から通わすか悩みました。合格後の校長・副校長先生との保護者面談でもその事は
しっかりと聞かれました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
正直にこちらの事情は話しました。加えて、その面談の真っ只中、
愚息は今まさに関東圏の中学受験に挑んでおり、もし関東圏の学校に合格したときは、息子の判断を最大限に尊重して進学する学校を決めたい、しいては折角頂いた合格を辞退するかも知れない旨、失礼を承知で正直に話しましたところ、先生からは、わかりました、ただこちら（洛星）を辞退する場合はできるだけ速やかに連絡を下さい、こちらも長年受験生を見てきているので、こういった事は
今までもあります（＝仕方ない、という意味だと解釈しています）
と、紳士に話していただいた時は、思わず落涙しそうになったことを覚えています。事実、もし関東圏の学校に全てご縁がなければ
洛星に迷うことなく入学していたでしょうし、もし複数合格できたとしたら、その中から真剣に悩んで決めればよい、洛星は私達親子にとっても、たとえ自宅からは通えない遠距離にある学校だとしても第１志望にいつも存在していたのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（結局、関東圏の学校にも合格を頂き、親子で散々悩みつくした末に、自宅のある関東圏の某男子校に通うことに。学校名は
・・・すみません、ご勘弁下さい）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
話を戻せば、（今春の）願書には、自宅住所や連絡先は勿論書きますけど、通学の所要時間など書く欄は一切ありませんでした。また遠隔地からの受験だからといっても何も当日の試験では不利になるような事は無かったと断言できます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
むしろその辺りのテクニカル的な懸念はｸﾘｱしたと仮定し
今後、洛星受験をお考えなのであれば、はるばる九州から
ﾁｬﾚﾝｼﾞされる心意気が折れないよう親子のmotivationをどのようにして上げていかれるか、が大切になるような気がします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＋αで洛星を、そして運がよければ、あわよくば・・というほど洛星の問題は甘くありません。過去問をごらんになるとわかりますけど、オーソドックスな出題（主に社会、算数の前半の大問）だけでなく、正統派の難問（特に算数の後半の大問、国語の長文読解・記述）歯ごたえ充分の良問（理科の物理分野、計算問題）があちこちにちりばめられていますから、総合点勝負とはいえ、避けて通れない課題を攻略しない限り、合格に近づくことは難しいでしょう。偏差値だけで判断されるのではなく、入試問題は学校からのメッセージというか、ラブレターだと捉えると、必要なことが見えてくるのでは、と生意気ながらも考えます。私も遠隔地からの受験だったので、情報戦で不利に立つことだけは避けるべく、”情報面と勉強面”だけは後で後悔しないようにと自分に言い聞かせながら、できる限り”戦略的参謀”役を演じれるよう頑張りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
さて、洛星入試当日の１月１６日は
小雪混じる、ホントに寒い一日でした。試験が終わるまで体育館で待機できるのですが、じっとしてられず、かといって１０分と歩けないくらい京都の底冷えを体感、喫茶店を探しては入るを繰り返す
有様でした。朝も比較的早い時間に集合がかかります。体調管理、慣れない土地での移動など、関西圏以外からの受験では前泊の場所（親族あるいはホテルなど）会場への動線の確認や、何かあったときの連絡方法、交通手段等、色々考えることも多かったですよ。
しかし、そんな苦労も、子供の頑張ってきた姿を見れば吹き飛びます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
誤解を恐れずに言えば、
合格・不合格は時の運、そしてどの学校に進学するかは、ご縁と賭けにも似た力が作用する、歴史は後でしか振り返ることがしかできないとしたら・・・大げさに言えば、結婚　と似ているような（苦笑）　　
　　　　　　　　　　　　　　　
しかし、
そこに至るまでは親子での膨大な時間の積み重ねと地道な取り組み、決めるは一瞬でも、苦渋の選択も経験するかもしれません。
だからこそ、きっとその先には”良い受験だった”と心の底から思える日がくるでしょう。


参考になれば幸いです。長文、失礼いたしました。

関東圏からの洛星受験を経験して雑感さま

ご投稿有難うございました。
インターネットに掲載された、この貴重な情報がたっぷり詰まった文章が
自分宛に書かれたものだということを、非常に感動を覚えながら読ませて頂きました。
そして改めて、中学受験は子供だけの闘いではなく、親子の総力戦なのだと実感し
子供だけに発破をかけていた、自分の甘さを実感しているところです。
関東圏からの洛星受験を経験して雑感様の貴重な体験文は1回限り読ませて頂くのではなく
これから何度か折に触れて読ませて頂ければと存じます。
本当に参考になる貴重な情報有難うございました。
また何かあればここで質問させて頂ければと存じます。

家が遠い子は修道院みたいなんに住める、って聞いたことがあるのですが…

今はどうかわかりません

洛星指定の下宿の紹介ってありませんでしたっけ？

洛星の下宿はなくなったのか！学校指定下宿があったのだが、いつなくなったのだろう？

新幹線通学されている方もいらっしゃいますし、関西以外から受験されて後から京都へ引っ越された方もいらっしゃいますので、受験するのは全く問題ないですよ。

今は嵯峨野線に円町駅という便利な駅が出来たので、駅から徒歩１５分。ずいぶん便利になりました。嵯峨野線は混雑するわりに４両だったり、クロスシートだったりするので大変混雑します。先頭に乗ると階段が便利。表通りは信号にひっかかるので、電気屋の横から裏通りを通るのが一般的。プールの横に出ます。