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【1694888】ピアノで表現力のある弾き方

投稿者: 月光   (ID:3ah5rqkJCPs) 投稿日時:2010年 04月 16日 10:09

中学生の娘が、現在ベートーベンの月光3楽章を弾いています。

難しい曲なのですが、娘は単純に譜読みをして、強弱と速度にだけ気をつけて弾いているので
素人の私が言うのもなんですが、面白くない演奏に仕上がっています。技術だけを身につけて中身がないというか。。。 

脱力しながら、体を使って表現力豊かに弾くようアドバイスはするのですが、ピンとこない様子。
猿まねや、演技でもよいので弾き終わった後、鍵盤から手を離す時大げさに手首から手を挙げてみれば?なんて言ったら
呆れられました。(音を捨てたようなぶっきらぼうな終わり方をします。先生にも注意されていますが意味がわかっていない様子)

コンクールに行くと、表現力豊かに気持ち良さそうに演奏しているお子さんをよく見ますが、あれはやはり
持って生まれた才能なのでしょうか。

誰かに教えられたものではなく自然と体が音と一体化しているのでしょうか?

どうぞご意見お聞かせ下さい。

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  1. 【1695407】 投稿者: 優美  (ID:rxpc07CjHhs) 投稿日時:2010年 04月 16日 17:43

    フルートさんの教わった先生のように
    「手をふわっとさせて最後まで音を聞いてから膝に置いてね。」と
    幼い子ども時代からそのようにご指導される先生の元では
    ピアノに出会って間もないお子さんであっても
    どんなに初歩的な短い曲を弾くのであっても
    ↓このような優美な所作が身につくものなのでしょうか。

    http://www.youtube.com/watch?v=Xw4xK-4aRzQ&feature=channel

    まるでスローモーションのような優雅さにびっくりです。

    弾き終わったあとの余韻を残すための間の取り方も大事ですが、、
    ウチの娘は曲に入る前の間がまったくなく、すぐに弾き始めるので、
    少しはこれから弾く曲に気持ちを集中させるための間を持つようにさせたいのですが
    唐突に曲に飛び込んでしまう感じが直りません。個性(性格?)でしょうか。
    親が言っても直そうとしなくても、先生からご指導いただけるとありがたいのですが、
    娘の先生はその点は先々に身につけていきましょうというスタンスです。

  2. 【1695439】 投稿者: フルート  (ID:m71u2c9ZCPs) 投稿日時:2010年 04月 16日 18:14

    いや、うちの子は中学生です。
    この間の発表会前レッスンでそう言われて、すぐそうなっただけです。
    男の先生であっさりしてるからピティナ弾きみたいのは見たことないけど
    自然と動きがそうなっていました。

  3. 【1696010】 投稿者: バラード  (ID:7uqIXJA1/Bg) 投稿日時:2010年 04月 17日 08:54

     月光様
     
     面白いテーマで大変難しいテーマですね。
     
     演奏の表現とは、何でしょうか?私もハタと考えました。
     
     ベートーベンの譜面の奥を読み取って、娘さんの
     オリジナリティ すなわち娘さんらしい演奏-ということ
     でしょうか。
     
     自分に置き換えてみて、私だったら この曲どう演奏する
     ためにどんな練習、準備するかちょっと考えました。
     
     まず、バックヤードというか背景を思い浮かべて
     19世紀はじめドイツで若いベートーベンが、夜道を
     歩いていると美しいピアノの音色が聴こえてきて、何と
     自作の曲を弾いていたので 思わず立ち寄ったら
     盲目の美少女だった。感動したベートーベンが演奏して
     その時、作られた。  作り話かもしれませんが
     とてもロマンティックな話ですね。
     
     1,2,3楽章と続けて弾いていきますと
     静かな湖面にかすかに映し出された月の光
     湖面で天使が舞踏会を開いて踊る様子
     やがて嵐となって 時には激しく雷雨も
     しかし、雲の間から再び月光が -
      なんてことを考えて フレーズ表現練習します。
     
     あとは、詩の朗読とか歌を歌って抑揚つける訓練。
     
     もう一つは楽譜に忠実なアプローチ。
     3楽章はじめの2小節ピアノで左手スタカートだが
     2小節目の4拍目だけスフォルツァンド すなわち
     この2音だけ極端に強く。 この繰り返し。
     このディナーミクといいましょうか 強弱を
     ほんとに極端にする。
     どうしても強い2音はテンポおとして強調して
     弾きたいけど、がまんしてリズムキープする。
     (これ 結構難しくて左手でコントロールします)
     
     左手で旋律弾く部分は、とてつもなく美しい
     月光ですので、歌うように、天国にいるように。
     
     というような感じですね。 

  4. 【1696710】 投稿者: テクニック  (ID:MXnG6eNIoVs) 投稿日時:2010年 04月 17日 22:28

    やっぱり自分の想いを素直にありのままに表現するにはテクニックを磨くこと…ではないかと思います。実際、私が子供の頃、先生から歌って歌ってと言われ、一生懸命体を使い気持ちのなかで歌った“つもり”になっていても自分の思ったときに指がおりてなく、こぶしをまわしたかのように滑稽になってしまった覚えがあります。テクニックの見直しをするのにお勧めなのは永瀬まゆみ先生のピアノテクニックの本…横に長い楽譜と、バーナムのミニブックや全調の練習が私は大好きです。現在の年や習った年数に関係なくぜひお勧めしたいですがいかがでしょうか?表現力がないのではなく、想いを表現する指の使い方を知らないだけではないでしょうか?生意気ですみません。それから、たった4小節がなかなか止まらずに弾けずに何十回何百回でも繰り返し練習した方の音色は、さっと簡単にそのフレーズを弾いた方の音よりかなり深い感じがします。深みと共に自然な心に染み入る音色になるはずです。結局形や角度だけではなく“心”が必要と思います。脱力脱力とうるさく言われたある先生の演奏は体の力でなく気持ちがぬけてました(笑)。どうぞ頑張ってくださいね。私も頑張ります。

  5. 【1696949】 投稿者: 技法  (ID:PQCddW5C6BA) 投稿日時:2010年 04月 18日 02:02

    同じ強弱の中で色々な音色を作れること、それぞれの音色で強弱をつけて弾けること、ピアノ教師の要求する音色や強弱を即座に表現できること、演奏している間もどこか冷めた自分があり、音を客観的に聴くことが出来ること。
    個人的にですが、こういったことは音楽性やセンスでもあり、テクニックでもある、ただ見る側面が違うだけで、実は紙一重なのではないかと思っております。

  6. 【1697952】 投稿者: momo  (ID:inQ6vp7ZvYE) 投稿日時:2010年 04月 19日 08:27

    >プロの方って、こういう音色をって言うのに即反応できる人がいいのではないでしょうか?
    >こういう音色はこういう弾き方でって教えてくれる先生とはまた別というか。

    フルート様、上記の先生の違いを見極めるポイントなどがあれば教えて頂けませんか?
    私は全く音楽経験もなく、先生選びも今迄はたまたまご紹介で。。。

    私はプロのピアノの(何をもってプロと言うかと言うのも不確かですが)先生というのは
    ご自身の経験や知識が豊富で、子供の足りない点、改善すべき点等
    適格にその子に応じたアドバイスを頂ける先生なのかな、と思っておりました。
    また、お月謝に応じたレッスンも正直期待しておりました。
    甘かったのかもしれません。

    ちなみにP関係者からのご紹介でしたが、Pのコンクール等は出た事がありません。

    >こういう音色はこういう弾き方でって教えてくれる先生とはまた別というか。
    この様な先生はどうしたら出会えるのでしょう?

    今の先生は、数ヶ月後の発表会(気が進みませんが)までかな、と思っております。
    ただ、子供はピアノを続けたい意思があり、他のお稽古もあるのでピアノが全てではなく
    音楽の道を目指している訳でもなく、音大音校への実績とかコンクールの実績とかではなく
    心のこもったレッスンをして下さる先生に出会えたら良いな〜って甘いのでしょうか。

  7. 【1697990】 投稿者: 音楽講師  (ID:VyY8Nc3fFeM) 投稿日時:2010年 04月 19日 09:00

    中学生で、
    月光の3楽章を、いいテンポで端正に弾ける、というだけで
    じゅうぶんに素晴らしい、というか凄いことだと思います。


    表現力とは、
    作品の構成、構造などを理解して(この理解の方法が唯一ではないため、
    演奏に個性が生じる)はじめてあらわれるのが本来なので、あまり急ぐ必要も
    ないようにも感じています。

  8. 【1698138】 投稿者: O  (ID:3kZJ5YEKHN6) 投稿日時:2010年 04月 19日 11:06

    一般のピアノ演奏学習者が初めて(初めてですよね?)ベートーヴェンの月光三楽章を懸命にさらっているのを耳にして、「音楽性」をもっと...と思ってしまうご家族の気持ちも大変によくわかるのですが、まあ、この曲とりあえずは「止まらないで最後まで弾けるようになったら御の字」くらいに思ってさしあげて、「技術ばかりで内容が無いわ。表現の才能無いのかしら?」なんてご心配には及ばないです。この楽章だけで聴く者に面白さを少しでも与えられることなんて、至難の業ですので。この楽章は、お嬢様のような中学生が音楽表現を追求したり内容を掘り下げたりするには可なり不向きです。この楽章ではむしろ大汗かいて、ガンガンバリバリと楽器をダイナミックにならす快感に浸りに浸らせてあげてはいかがでしょう。練習を聴かされるご家族は相当に迷惑でしょうけれど。ごく若い時にこういう楽章のような曲をアウト・オブ・コントロールで弾く様な時があるからこそ、コントロールのきいた演奏ってものの意味が、本人、わかってくるものなのかもしれませんし。ちょっと投げやりな意見かな...。
    お嬢様のご健闘をお祈りしております。

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