美術館めぐりなど｜掲示板スレッド

美術展は、一般的に閉館に近い時間帯のほうが空いているという情報を信じて、
『奇想の系譜展』は、平日は5時半までなので3時くらいに入ったのですが、
確かにそれほど混んではいませんでした。
とは言っても、岩佐又兵衛の常盤物語絵巻にはびっしり人が張り付いていて、
でも、それより絵としては断然面白く描き込みも細かい浄瑠璃物語絵巻を見ている人は少なくて、じっくり覗き込んでまじまじ見てきました。

そして、今日は、ウィリアム・モリスを目当てに、三菱一号館美術館で『ラファエル前派の軌跡展』を観てきました。
何故、これがウィリアム・モリスにつながるんだろうと疑問に思いつつターナーの風景画から始まった展示は、
すんなり納得はできなかったけど、たしかに最後はウィリアム・モリスでした

初めて見た、トマス・マシューズ・ルックの『アハブ王の所有欲』という連作の、岩佐又兵衛に通じる、偏執的なほどの細かい筆致が琴線に触れました。

ところで、以前、横浜の三渓園に行ったとき、和装の結婚式のいわゆる前撮りのカップルを５組ほど見たのですが、
今日は、洋装の前撮りを２組見掛けました。
うちの子は男だけなんだけど、頼むからあれはやめて欲しい。
あれをやりたい女性とは結婚しないで欲しいと、母は思ってしまいました。わはは。

フランドル様、

結婚式の前撮り、わかります～。娘と息子がおりますが、娘は間違ってもやらないと思います。無理だわ～。

ラファエル前派の軌跡展、いらしたのですね。都心に出る機会があれば、寄ってみようと思います。情報をありがとうございます。

ところで、最近ど美人様はどうされているのでしょう？お待ちしてます。We miss you.♡

ど美人様も他の皆様も、いかがお過ごしでしょう。

さて、また出て来てすみません、もういっぺん見てきました、『奇想の系譜展』。
夫が見たいと言うものですから、覚悟のうえの日曜日の上野。
しかし。桜に人が吸い寄せられたせいか、なんと、平日よりも混んでませんでした。
おかげで、前回、ちゃんと見えなかった其一の初里帰り作『百鳥百獣図』を、単眼鏡で隈無く見ました。面白かった！

山田五郎とおぎやはぎの『ぶらぶら美術館』で、ああいう細かい描き込みは、日本では長いこと評価されてこなかった、という話を聞き、俄然興味を増したこともあって、再訪できてよかったです。

ミュージアムショップでは、『朴に尾長鳥図』のレプリカが販売されているのに気がつきました。
ほぼ実物大で、額装されて20万円弱のお値段。
受注生産で、AI使って手法も再現して作製されるそうです。
都民の特権？様、おひとついかがですか？

フランドルさま、

思わず喰いつきました！其一のレプリカ！。しか～し、超憎たらしいお値段！！レプリカらしいお値段にしておくれ～。２万なら買うけど・・・。

本当に皆さま、戻ってきて欲しいですね。最近、フランドルさまと私の往復書簡になってしまって。（それはそれで、私は嬉しいけど）

単眼鏡、いつも持って行くのを忘れてしまいます。玄関に置いてあるのですが。次回こそ、持っていかねば！
奇想の系譜展のあと、クリムトがかかりますね。そちらも楽しみにしております。

皆様こんばんは、花見混雑の上野突入、ようやっと”奇想の系譜展”、と東博の”東寺展”　行って参りました。充実のとても面白い展示でしたが、”奇想の系譜展”は混んでて、屏風の全体像が人並びで中々見られなくて残念でしたが行けて良かった～
　
　東博の”東寺展”は圧巻の迫力！！　イケメン仏群の格好良さったらもうゾクゾクするほど、と陳腐な感想しか書けない浅学な私ですが、、始まったばかりの平日でも空いてはいなかったから、こちらも早めに行ったほうがいいかもです。
　帰りに東博のお庭散策して、久し振りに上野西郷さん銅像も見上げて帰宅ヨロヨロ

　去年の大河西郷どん、翔ぶが如く総集編とか、”美の巨人達”の西郷さん像特集とか観て、あと冲方丁の「麒麟児」とか読んだら、西郷さんにお会いしたくなっちゃいました。にわかものオバサンです。


　次は、来月後半からのクリムト楽しみですね！　録画してある映画「黄金のアデーレ」を観てみよう！　その前に三菱1号館の「ラファエル前派の軌跡展」、汐留のギュスターブモローも行かなくちゃ！


　ちょっと前の麻布のＯＢの様の町田美術館情報拝見しまして、今の時期ね白洲記念館”武相荘”もいいなあって（鶴川駅）。お庭も邸宅ミュージアムもとても素敵でした。町田は遠くて一回しか行った事ないですが、とてもいい感じの素敵な街ですね。

　都民の特権？様とフランドル様の往復書簡？？拝見しまして・・・
ウチにもね娘いるんですが、親的には、前撮りでも当日撮りでもなんでもいいから早く片付いてねって・・・なんて前々時代的なこと言ってると新しい時代に乗り遅れちゃいますね、凛々しく強き乙女にならなくちゃ？

　深夜のまとまりない書き込みでした、すみません。疲れたわ～　　皆様良い週末を！

こんばんは。
桜もほぼ満開ですね。花冷えとはよく言ったもので、昨日ほどではありませんが、今日も暖かいとは言えず・・・。

やっと、麻布のOBの様おすすめの「長谷川潔」展、行ってまいりました。桜の色と対極にある様なモノクロの世界。見応えありました。今日は偶々、館長さんと学芸員さんの解説を聴く事が出来ました。そこで、写真集と実物を比べて見せて下さって、「実物とこんなに違うんですよ。是非、足を運んで本物を観てください」と何度か仰っていました。本当にそう思います。
麻布のOBの様、教えてくださってありがとうございます。世田谷文学館の方は今日までですよね？間に合わず…残念です。

デルフトさま、お嬢様がいらっしゃるのですね。いや～、私も早く片付いて欲しいと思っていますよ。一緒に住んでいないので、お付き合いしている方がいるのかどうかもわかりませんが・・・。出来れば３０までに、と勝手に希望しております。
奇想の系譜展、混んでましたか？もうすぐ終わりますものね。東寺展、行きたい気持ちは山々ですが、昨年、東寺でイケメン帝釈天をじ～っくりと拝んできたので今年は良いかな？と・・・。

折角、デルフト様が「武相荘」の情報を下さったのに、町田駅から版画美術館まで往復歩いたら疲れてしまって、寄れませんでした。改めて足を運びます。
町田駅に降り立ったのは初めてでした。車で通ることはありましたが。大きな街でビックリしました。人も多く・・・。都内でも、行った事のない街はまだまだありそうです。小さな美術館を巡りながら、知らない街も訪れてみたいです。

ご無沙汰しております。
去年のムンク展の書き込みから間が空きましたが、1月にはルーベンス展にも行ってまいりました。
ちょうどこちらでは日本画の流れでしたので書き込みませんでしたが。
「奇想の系譜展」、昨日ようやく行きました。
こちらを読んで、もしやデルフト様とどこかですれ違っていたかも？と思いました。
チケットを持っていたので並びませんでしたが、中は人気のある絵の前ではなかなかの込み具合でした。

ショップではブックマーカーとハガキのみ買いました。
絵柄が気に入ればお菓子類やふきんやバッグなど欲しかったのですが、ちょっぴり残念でした。

昨日は、東京都美術館ではAJCクリエイターズコレクション展もやっていて、知人の入賞作品を「奇想の系譜展」の後に見に行ったので、それだけで終わってしまいました。
かなり寒かったし空もどんよりしていましたが、上野はお花見で大混雑、動物園前にも長い列が出来ていて驚きました。

クリムト展はオーストリアで結構見たのでどうしよう・・個人的にはトルコ至宝展に心惹かれています。

いやぁ、いつも皆様が素晴らしい美術展に敏感なので、見はぐれずに済んで本当に助かります！！
釣り餌、本当に美味しかったです（笑）さり気なく垂らしてくださった都民の特権？様に感謝です。
日本画はやはりDNAに共鳴するのでしょうか、琴線に触れますよね。

若冲、上手い！上手すぎます！！格が違う。
圧倒される筆致、構図。
音楽の上手さは最初の数秒で分かるといいますが、この美術展も、8人のトップバッターとしていきなり入口からあのレベルを見せつける手腕に感動です。
展示の内容が濃すぎて、もったいぶって最後の部屋に目玉を…なんて必要は、もはやないのです。

鶏ファミリーについては、雄鶏とヒヨコが一緒にいることなんてあるのか？なんて生態を考えつつも、何十話も飼っていた若冲の関心はそこじゃないだろ、と自分で突っ込んでみたり…。（←最初の頃はまだ元気）

長沢芦雪、芦雪犬というんですね！
あの可愛さにもうノックアウトです。PARCOTシャツ買っちゃいましたよ。
なんで君は牛の脇にちょこんと座っているんだ？！
でも、この芦雪犬、色々深い意味がありそうです。
竹と犬で笑、黒と犬で黙とか。無に繋がるらしい。
むむ、なかなかやるな、子犬。
柿を独り占めする猿やら、這いずり回るナメクジやら、溢れるユーモアと共に、奥深い洞察力がありそうで、興味深い人でした。
他殺とも自殺とも言われているそうです。

それから、辻惟雄さんは、よく岩佐又兵衛を見出したなと思います。
書も又兵衛が書いたんですよね？？
筆の名手なので当然なのかもしれませんが、画家は、絵も書も上手い！！ 画家？いや、そもそも作家と書かれていますね。

辻さんは、日本画の特質として「かざり」「あそび」「アニミズム」の3つを挙げているそうですが、なるほど納得、言い得て妙です。

今回、こちらでも色々話題になったアルチンボルド展と共通するものを感じました。
以下VOGUEの記事からの引用です。

＞「グロテスク」「グロい」というと、現代では歪んだ醜いものを指す言葉として使われるが、古来イタリア美術には「グロテスクな美」の系譜がある。・・・（中略）・・・再発見された美術品は、動植物や人物をモチーフとする奇怪な様式で過剰に装飾されていた。

グロい絵を描く岩佐又兵衛は、お母様が1歳の時に殺されています。

それから、ジョー・プライスの審美眼にも驚きです。
いいなぁと思う絵はほとんど、日本にないじゃないか！！エツコ＆ジョープライスコレクションと書いてある。貝図もですよー。美味しいとこもってかれた感半端なかったです。

宮内庁三の丸尚蔵館にある「旭日鳳凰図」で始まり、「猫の当字ふぐ」で〆るという、奇想の配列！
本当に最後の最後まで、楽しめました。

もう一回行けるかな？？
とにかく年齢層が高いので、夕方からが狙い目だそうです。
芦雪犬Tシャツ着て行こうかな？ あ、半袖だった！