万引き家族を観に行くぞ!｜掲示板スレッド

江口のりこでは？
よく間違えられるみたい

お二方
ご指摘ありがとうございました。
江口さんと仰るんですね。
ずっと安藤さんだと思い込んでました、恥ずかしい・・・。

見てきました。最後の終わり方よくわからなかったけれど、よかった。最近の傾向の家族の希薄化と擬似家族。
こちらで話題のうどんのシーンとか別に気持ち悪くなかった。際どいシーンもなるほどって感じ。

汝、盗むことなかれ、という言葉があるように盗みは反道徳的行為です。これを正当化すると他の反道徳的行為も正当化されそう。

なんといっても汚い。汚い。
部屋も畳も。お風呂で気持ち悪くなりました。
どうやってあんなセット？を作りこんでいくのか感心しました。

皆さん裕福な方ばかりでしょうに、さすが俳優さんたちですね。
やり切ってしまうのだから。生々しく。
そこに感心してしまいました。

見終わった後にモヤモヤが残るけれど、それを狙ってのことでしょう。
安藤さんをはじめ出演者の演技が素晴らしい。
家族とは何か、人と人との繋がりとは何かを問いかける作品。
結論があるわけではないし、救われるわけでもないけど、改めて家族や愛ってなんだろうと考えさせられる。
最後の方の警察での取り調べシーン、子どもになんと呼ばれていたかを聴かれて涙を流す安藤さんの演技は本当に素晴らしかった。

登場人物たち、生活ぶりも底辺だし、意識も底辺なのだと感じました。
つまり、万引きすることに全く罪悪感が無く、もちろん最後まで反省することも
ない（これからもやっていくのだろうと想像）。一方、親から見捨てられた
子たちの面倒を看るなど、人の良いところはあるのだけれど。
一つ救いがあったのが、その中の一人がそんな生活に疑問を持ち、ある行動に
出る事。ネタバレになるので控えますが・・・

全体的に、深い感動を心にもたらす作品ではなく、淡々と話が流れていく感じ。
それでも、観終わった後にそれぞれの場面が心に刻まれている、そんなところが
カンヌでは受けたのでしょうか。

フランス人が日本人の生活はあんな感じなんだと思われていないのか心配です。