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【6017203】改めてピアノ愛を語りませんか

投稿者: 芸術の秋   (ID:pnOScpuccp.) 投稿日時:2020年 09月 14日 12:11

別スレでグランドピアノを欲しい人が多くてスレを立てました。自粛以来ピアノに救われています。
どんな曲を弾いていらっしゃいますか。
私は月光一楽章、悲愴二、三楽章を経ていまはショパンワルツ7番練習中。次はワルツの3番に決めてます。レベル問わず楽しい書き込みお待ちしています。

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「母親の趣味に戻る」

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  1. 【6033660】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:G6vIBn26L/2) 投稿日時:2020年 09月 27日 22:35

    ショパンの嬰ハ短調のワルツ、ちょっと哀愁を感じさせる洒落たワルツと解釈するか、嬰ハ短調の特性の通りの重厚な曲、たとえばハ短調のノクターンのように感じるか、どちらの立場に立つかによって、ずいぶんと解釈が変わるように思います。

    私はショパンが苦手なのですが、このワルツは少し洒落た感じで弾きたいように思います。

    ひとつの方法として、何回も繰り返される、右手に八分音符が連続するパートで、ペダリングやアクセントを置く音を変えてガラリと表情を変えてみる、という方法があります。高校の時、私のピアノの師ではなく、かなり高齢のピアニストからいただいた助言です。

    さて、ベートーヴェンですが、大昔から好きなんですよね。両親が、バックハウスやケンプのベートーヴェンソナタをLPレコードで聴いていた影響かも知れません。

    最近は、28番と32番ソナタに疲れ果ててベートーヴェンは当分いいかと思っていましたが、ふと思い立って若い時に練習したことがある熱情ソナタをさらい直し、レッスンも受けて、いろいろな新しい発見がありました。
    しかし、32番、特に二楽章、大変ですね。

    私のメカニックは、和音も音階もダメダメですが、手が小さいので、和音派ではないですね。
    熱情のフィナーレやクライスレリアーナの七曲目のようなメカニックは比較的得意かも知れません。
    あと、今はともかく昔は譜読みは比較的早く、ベルクのソナタとかスクリャービンのソナタは比較的早く音だけは並びました。

    ということで、プロへの道を諦めて40年、好きな曲を好きなように弾く、という流儀を貫いていますので、どうか話し半分に聴いていただければ。

  2. 【6036256】 投稿者: 音  (ID:P37.Ydbj6TM) 投稿日時:2020年 09月 29日 23:53

    やはり譜読み、早いんですね。レパートリーが非常に多そうなので、納得です。
    それから、バックハウスのベートーヴェンとは、これまた超正統派をずっと聴いてこられたんですね。

    「辻井伸行×ドイツ 月光 ソナタ ベートーヴェン」
    という動画が最近アップされたようです。とても素晴らしいのでぜひ聴いてみてください。
    彼は、純粋に「音」の世界に生きていますよね。衒いがない。私は楽器演奏に視覚情報はいらないと思っているので、演奏家本人の作曲でない場合、派手なパフォーマンスや、酔いしれた表情はちょっと苦手です。それも含めて舞台芸術という捉え方もあるのかもしれませんが。あ、ただの個人的意見です。すみません。

    ところで、素人ピアノ弾き様は作曲や即興ってできますか? これ、密かにピアニストの実力のバロメーターだと思っています。
    「蜜蜂と遠雷」で、カデンツァが出てきたのはご存知でしょうか? 映画の中で、コンクール出場者は皆当たり前のようにクリアしていて、素晴らしい演奏に驚きました。

    あれは才能なのか、英才教育の賜物なのか、もう自己嫌悪しかありません…

  3. 【6038557】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:G6vIBn26L/2) 投稿日時:2020年 10月 01日 23:26

    私は、即興も作曲も全くできません。
    和声は、諸井三郎の「機能和声法」をその昔勉強した記憶があります。

    その後、ベートーヴェンの4番協奏曲をやることになり(残念ながら二台ピアノ)、カデンツァを自作しようとして挫折しました。
    この協奏曲は、実は、カデンツァに奏者の即興を許している音楽上最後のピアノ協奏曲、とみることもできます。
    同じベートーヴェンでも、5番「皇帝」はピアニストの即興の余地はなくなっています。

    意地でもベートーヴェン自作のカデンツァは弾かないぞ、と意地を張り、ウイルヘルム ケンプ作曲のカデンツァを見つけ出して弾いた覚えがあります。

    (4番のベートーヴェン自作カデンツァは2種類あり、両方とも傑作ピアノ協奏曲の名に恥じないすばらしいカデンツァです。多くのピアニストは長いほうを弾きますが、ブレンデルなど短いほうを好むピアニストも居ます)

    数十年のときが経って、私の室内楽を聴いて、ロックをやらないかと誘ってくれた人が居ます。
    メンバーは、セミプロのギタリストとベーシスト、管楽器のトップアマ(プロと並んで最高級の楽器の宣伝にも登場している)などものすごい人たちなので、こりゃ困った、と思いながら了承しました。
    ほどなく譜面が送られてきましたが、譜面ですらなく、調号とコード進行が書いてあるだけ。途方に暮れていたら、管楽器の人が、ピアノ譜を探し出し、これのアレンジも詳細も追記してくれました。

    コロナ禍で演奏会は延期になりましたが、もし再度練習して演奏することになったら、眠れぬ日々が続きそうです。

    こんなところです。ソルフェージュくらいはもう少しちゃんとやっておけばよかった。
    ちなみに、絶対音感もありません。

  4. 【6041019】 投稿者: 音  (ID:FDSRt3pO9qg) 投稿日時:2020年 10月 03日 23:21

    「まことにおもろい」の諸井誠さんのお父様が三郎さんなんですね。知りませんでした。

    ベートーヴェンピアノ協奏曲までレパートリーがあるなんて!本当に手広いですね。
    こんなことを言うと理解不能だと思いますが、ベートーヴェンは、ひとつひとつの楽章が偉大すぎて、なんで何楽章かセットになっているのか、ちょっと分かっていません。月光を弾く人は多いけれど、3楽章まで譜読みをした人は、そのうちどれぐらいいるのでしょう?

    調号とコード進行! それは恐怖です。
    こればかりは、普段から意識していないと厳しいですよね。譜読みに必死で育つとなかなか…
    助け舟を出してくださった管楽器の方は、さすがプロですね。

    それから、ピアニストでジャズ好きも、音楽の本質を楽しむ実力派の人達が多いと思っております。こちらもまた即興炸裂ですよね。
    うちの父は、聴く専ですが、ジャズが大好きでした。でも、バッハが大嫌い。よく分かりません。
    とりとめない内容、失礼しました。

  5. 【6041058】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:G6vIBn26L/2) 投稿日時:2020年 10月 04日 00:04

    コメントありがとうございます。

    私の師は楽章抜粋を嫌う人で、ほとんどの曲を全楽章さらいました(ちゃんと弾けていたかどうかは別問題)。発表会の時間制限で本番は抜粋になることは、もちろんあります。
    例えばブラームスの三番ソナタは、練習開始時は全曲演奏する気満々でしたが、とても42分体力がもたず、何回か、違う楽章を抜粋して弾きました。ドビュッシーの前奏曲一集も同様(二集はさらっていません)。この辺りに限界がありそうです。

    ことベートーヴェンに関しては、全楽章を通されることを強くお薦めします。
    ベートーヴェンのソナタの傑作の殆どはテイルヘヴィーでフィナーレが圧倒的にたいへんで、音楽が進むにつれてどんどん重く激しくなるのがベートーヴェンと思うからです。
    月光ソナタに関しても私はそういう感覚で、最初にさらったのはたしか12歳くらいでしたが、フィナーレが弾きたくて仕方なく一二楽章を練習する気分でした。

    例外は悲愴ソナタで、いまいち、あの軽い三楽章を理解できていません。
    熱情ソナタは一楽章も壮大で前後バランスしているとも言えますが、印象的な無窮動のフィナーレが無かったら平凡な傑作止まりだったようにも思います。

    若いときは出来映えはともかく熱情ソナタを通奏するのに体力的問題はありませんでしたが、最近さらいなおしたらゼーハーで、まあ歳は取りたくないものです。それでも何回か25分演奏する機会を得られたのは幸運でした。

  6. 【6042486】 投稿者: 音  (ID:FDSRt3pO9qg) 投稿日時:2020年 10月 04日 22:55

    スレ主様、何度もすみません。

    素人ピアノ弾き様、作曲家をリスペクトして全楽章弾き切ることの大切さは分かるのです。でも、そもそもなんで3点セットになっているのか・・いやそりゃ決まり事でしょうけど・・・
    靴下3点セットで、黒白グレーなら最高ですが、黒赤黄なら、黒がどんなに欲しくても、買う気失せるようなもんです。
    ブラームス3番、最後まで弾いたことがありますが、どうしても3楽章が理解不能でした。私にとっては黄色の靴下です。

    月光ソナタは、黒白グレーセットですよね。文句なく名曲だと思います。
    悲愴ソナタ3楽章、単音続きで、文字通り薄っぺらく感じますよね。重音ほとんどないから、子供の発表会やコンクールで大人気!

    そう、自分が弾けそうな曲だけ演奏したいです。
    イマイチ理解できないのに弾いてしまうと、大根役者晒すようなもんです。

  7. 【6042556】 投稿者: 素人ピアノ弾き  (ID:G6vIBn26L/2) 投稿日時:2020年 10月 04日 23:43

    ブラームスの三番ソナタ、私は二楽章の長大なアンダンテが一番好きで、二楽章を軸に楽章を抜粋しました。次いで好きなのは五楽章のロンドかな。有名な一楽章ほ、あまり大きな声で言えないけれど、大した曲じゃないかと。
    三楽章、ブラームス得意の重いスケルツォで、いい曲と思います。しかし、メカニカルには三番ソナタの中で一番キツく、オクターブの跳躍が当たらないとどうしょうもありません。で、弾かなくて済むなら弾きたくない。また、惜しむらくはトリオがいかにも稚拙で若書きの感じはしますね。

    ベートーヴェンの30番ソナタのスケルツォから、たぶん影響を受けていますね。そして、ピアノ協奏曲二番の二楽章につながるように感じています。

  8. 【6044894】 投稿者: 音  (ID:JEJIu3MCzNk) 投稿日時:2020年 10月 07日 00:21

    二楽章は、退屈 or 心に染み入る、の二択なのですが、ソナタ三番のそれはたしかにいいですよね。特に、16分の4拍子のところが秀逸だと思います。
    五楽章!これもいいですよね。ということで、1、2、5楽章だけでいいんじゃないか、と考えたことを思い出しました。不謹慎ですね、はい。

    ところで、ずっとベートーヴェンピアノソナタ30番の2楽章が頭の中で流れています。彼が何を訴えたかったのか、聞いてみたいです。
    この辺になってくると、女性の美しい演奏では少々物足りなく、断然いぶし銀のおじ様方に軍配が上がります。

    日々のストレス解消に、ベートーヴェン、久しぶりに弾いてみたくなりました。ちょうど彼が作曲したのもエデュ世代ですね。今なら何か発見できるかも。

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