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【7608424】朝起きませんでした

投稿者: どろどろ   (ID:6atmWPH70mA) 投稿日時:2025年 01月 21日 14:47

30代中盤を前に、仕事をセーブしだし、週の大半がお休みです。おかげでおやすみの日は18時間くらい寝ていますので朝、起きていません。酷いと起きると日没後です。

仕事の日は客先もあるので早いと6時台。逆に寝過ぎて仕事前日に眠れず、覚醒したままベッドで過ごしてアラームで一応起き上がるという具合。ですが普段寝まくっているので、3時間横になっていただけでも眠くはなりません。いや、お昼間、眠くはなりますが我慢できるレベル。

休日は貴重な短時間の覚醒時に、エデュを見ると言う、最高の時間の価値毀損に勤しんでいます。

そんな調子で最近、頭を使っていないせいで、イベント記憶が明らかに落ちてきました。

更年期も入っているのか?

まずは仕事前に寝る事から始めたいと思います。エデュさんお世話になります。

毎朝起きなかったら何かしら書き込みます。始め!

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「母親の趣味に戻る」

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  1. 【7608432】 投稿者: 第1回: 静寂の夜明け  (ID:6atmWPH70mA) 投稿日時:2025年 01月 21日 14:51

    昨日も結局、日の出を知らないまま一日が終わった。
    起きたのは、いつもの通り午後。カーテンの隙間からわずかに差し込む夕日が、私を起こしてくれる唯一の「自然のアラーム」だ。

    一度、早朝の時間帯を取り戻そうと試みたことがある。朝6時に無理やり目を開けてみたが、目の前に広がるのはぼんやりと白み始めた空。そしてその静けさが、逆に心を落ち着かせ過ぎて二度寝に誘われた。なんとも矛盾に満ちた体だと思う。

    そんな私が、この生活リズムの中で見つけた「豊かさ」は意外なものだ。
    夕方のスーパーでは値引きシールが張り巡らされた総菜が並んでいる。
    静かな真夜中のコンビニでは、疲れた顔の店員がやさしく「お疲れさまです」と声をかけてくれる。

    普通の生活リズムを持つ人々にとっては「当たり前」に見過ごされることが、私にとっては新鮮な発見となる。そして、そんなささやかな出来事が、この覚醒時間を「意味あるもの」に変えてくれるのだ。

    「明日は早く起きよう」と思うが、多分また今日も起きられない。
    それでも、こうしてエデュに何かを書き残すことが、小さな充実感となりますように。

    アーメン。

  2. 【7608510】 投稿者: 第2話: まぶしさと切なさと後悔と  (ID:5a25yNi.GS.) 投稿日時:2025年 01月 21日 16:45

    今日は珍しく、朝陽を浴びることができた。
    銀行へ行くために早起きをしたのだが、冬の朝の冷たく澄んだ空気に触れると、それだけで少し得をした気分になる。普段なら布団の中で迎えていたこの時間帯が、こんなにも活力に満ちているとは忘れていた。

    銀行での用事を済ませた後、ふと思い出したのは新春にもらったラーメン屋のクーポンだ。お得感に惹かれて寄ってみると、開店直後の店内は静かで、まるで私を歓迎しているかのようだった。席に着き、運ばれてきた湯気たつ一杯のラーメン。熱々のスープを一口すすると、心がほぐれる。朝早く起きるのも悪くないかもしれないと思った。

    しかし、その後に訪れたのは、ちょっとした失望と自己嫌悪だ。昨日、深夜に試して驚くほど美味しかったコンビニフードの新商品が忘れられず、別の店舗で再び手に入れた。だが、期待を胸にかじった瞬間、あまりの違いに言葉を失った。どこか焦げた風味、やけに固い食感。これが本当に同じ商品なのか。

    気づけば、カウンターで店員にクレームを伝えていた。
    「昨日買った時は美味しかったんですけど…これ、ちょっと味が違いすぎませんか?」
    店員は困惑しつつも丁寧に対応してくれたが、帰り道、自分の心に残ったのはラーメンの余韻ではなく、クレームを言ってしまった小さな後悔だった。

    結局、同じ商品であっても味わいは場所や状況で変わるのだろう。それはラーメンにも、コンビニフードにも、そして人生そのものにも言えるのかもしれない。

    そんなことを考えながら、家に戻り、また布団に潜り込む。朝の時間帯を再び過ごすのは、しばらく先になりそうだ。

  3. 【7608871】 投稿者: 第3話: 寒さと温度差と、車内の風景  (ID:x/lTucGUo.6) 投稿日時:2025年 01月 22日 08:00

    今日は仕事のために朝起き。
    まだ薄暗い時間、外に出ると確かに「平年並みの寒さ」が肌を刺す。これで昼以降は3月並みというのだから毎度着るものに悩む。

    冬らしい冷たさを感じながら電車に乗り込むと、車内にはさまざまな人々の気配が交錯していた。

    目に留まったのは、一心不乱に問題集を解く学生の姿だ。恐らく共通テストを終え、これからの二次試験に向けて気を引き締めているのだろう。数センチ刻みの文字で埋まるノート、チェックをしているのか赤ペンで書き込む。そのリズムが電車の揺れと共鳴する。その集中力には冬の寒ささえ入り込めないみたい。

    一方で、そのすぐ隣には、スマートフォンを片手にゲームを楽しむ高校生がいる。画面を指でなぞる姿は、まるで別世界の住人のようだった。でもその表情と、真剣さは受験生のそれと変わらないんだよね。

    同じ様な制服を着ているにもかかわらず、彼らの背負う空気感の違い、そして共通項はなんとも不思議で、思わず見入ってしまう。

    進学校と中堅以下の高校生が混在する朝の車内は、ある種の象徴のように思えた。同じ電車に乗り、同じように揺られているのに、それぞれの目指す先は全く異なる。未来への緊張感が滲む者もいれば、今この瞬間を楽しむ者もいる。そのどちらが正しいわけでもなく、ただそこに「違い」があるだけなのだ。

    電車は次の駅に滑り込み、学ランの群れが降りていく。静かになった車内でふと窓の外を見ると、昼以降の暖かさを予感させるような雲一つない青空が広がっていた。この寒暖差の激しい一日と、車内の温度差のような風景が、どこか重なり合って見えた。

    ふと思う。受験生であれ、そうでなかろうと、今それぞれが過ごしている時間は、あとから振り返ればかけがえのないものになるのかもしれない。そして私もまた、この電車での短い時間を、その一コマとして。記憶に残しておこうっと。

  4. 【7609705】 投稿者: 第4話: 午後陽光と  (ID:fNhNESwuANc) 投稿日時:2025年 01月 23日 13:14

    今日はいつも通り、気づけば午後。
    カーテンを開けた瞬間、マンションの大窓から眩しい光が差し込み、一瞬目がくらんだ。太陽はもう南に傾いている。エレベーターで地上に降りるとき、鏡に映る自分の寝癖に苦笑いしながらも「まあ、いいか」と思う。

    外に出たものの特に用事はない。けれど、マンション下の広場にはいつも何かがある。今日は近所の子どもたちが鬼ごっこをしていた。誰かが「タッチ!」と声を上げると、歓声が上がり、その後すぐに笑い声が広場に響く。その声にふと足を止めると、マンションの窓の中からも数人が覗き込んでいるのが見えた。

    そんな何気ない瞬間が、ここで暮らしている実感をくれる。マンションの上から見える景色は広大だけれど、こういう小さな出来事に気づけるのもまた、贅沢だと思う。

    帰り道、エレベーターで同じ階の住人と一緒になった。普段は挨拶を交わすだけの間柄だったが、今日の一言は「いい天気ですね」だった。驚くほど当たり前の一言なのに、その言葉がなんとなく心にしみた。

    特別なことがない日でも、小さな気づきがある。それが今日のほっこり。こんな一日も悪くない。

  5. 【7609779】 投稿者: 第5話 甘美〜のポテトチップス♪  (ID:Izegqp7Adeg) 投稿日時:2025年 01月 23日 15:31

    休日。どこか甘美であり、同時にどこか不安が混じり合った複雑な味。

    いつも耳元で鳴り響いている「to doリスト」の合唱が、この日はノイズキャンセルイヤホンにかき消されて静かだ。

    世界に私の存在が忘れさられたかのように静かなオフ。

    何も強要されない無垢の時間と真っ白なページだけが広がっている。

    自由。だがそれでも腹は減る。

    ドバイから輸入されている、ハンター ポテトチップス 白トリュフ&ポルチーニ風味という¥500以上する割と高いチップスがストックされていた。早速昼間から限定醸造の日本酒を飲みながらボリボリ。普通はワインかウイスキーだろうけど、今はポン酒な気分なの。

    が、満たされず。ツマミの量が足りない。

    チョコやスイーツ系は大量にストックされているのに、今所望の「塩気」のあるおつまみがない。ツマミ用ナッツはあるものの、最近の無駄な健康志向で無塩と来てる。酒飲んでる時は味覚も鈍ってんだ!岩塩齧るぐらいの塩味で上等なんだよ!エセ健康志向などクソ食らえ。

    今から気の利いたツマミを自作するマメな私である筈もなく。

    ツマミストックヤードを漁る。

    奥地から小倉山荘の嵯峨野焼き煎餅を発見。まさに発掘と言う言葉が相応しい、奥も奥、下の下に踏みつけられて残っていた。もう何年前のヴィンテージがわかったモンじゃない。だが知ったことか。不健康な程ジューシーな油で揚げた煎餅の油味と醤油のマリアージュ、いやそんな小洒落た単語など不要な、単なる合わせ技一本の求めていたジャンク感。でありながら嵯峨野焼きって割と上品やん?京都やし、お情け程度でもしっかり刻み海苔の風味がアクセントで効いている立派なお茶請けだ。

    多分年単位で賞味期限切れの煎餅に齧り付きながら至福の時。

    そんな贅沢なひとときが過ぎ去ると、また眠気が忍び寄る。何もせず、ただ食べて、寝る。この上の贅沢なんてある?

    「怠惰」の甘美。満たされた空腹と横たわる自由。

    無駄こそ人生の目的ではないか?

    いや、それすらどうでも良い。
    瞼の重さを無抵抗に受け入れた。

  6. 【7610150】 投稿者: 第6話: 真夜中に駆ける  (ID:VattI.PAMBw) 投稿日時:2025年 01月 24日 02:20

    沈むように。真夜中に溶けてゆくように。

    朝が遅い分、走るのは夜中。いや、正確には深夜。今日も日付変更線(いや、そりゃ国際線だろ)を跨いでのラン。普段は20kmを黙々と走るのがルーティンだが、ここ数日はインフルエンザの尻尾で咳が抜けず、少し控えていた。久しぶりのラン。やや重い身体にキックスタートをかます。

    片道10kmのコースを突っ走り、折り返して帰ってくるのがいつも。ただ、今日は9km地点で右足アキレス腱に微かな違和感。即断で短縮。
    たった2km削るだけでも、なんだか全然違う。

    折り返してから、しばらく走っていると、道端に誰かが倒れているのが目に入った。暗い街灯の下、よく見えないが、どうやら酔っ払い?多分、若い兄ちゃん。酔っ払いの始末は請け負ってない。ましてや深夜に立ち止まるなんて怖いこともしたくない。スルーが正解。そのまま走り抜ける。

    が、やっぱり気になる。今日は暖かいとはいえ、夜風は冷たい。酔っ払って寝ていたら風邪を引くどころか、最悪の場合…いや、さすがに死ぬまではないだろうけども。でも後悔したくない。走りながらApple Watchに手を伸ばし、110番。

    「事件ですか?事故ですか?」
    ああ、迷う。どっちだ?深く考える余裕もないまま、「人が倒れています」とだけ伝える。
    「お名前を教えてください」
    必要?いや、そりゃ必要か。でも走りながら息が上がっているせいで、声がやけに不審だ。警官にでも怪しまれたらどうしよう。「走ってる最中なんで!」と聞かれてもいない言い訳をするが、相手は「止まってお話いただいていいですよ」と冷静だ。いや、止まるとキツいんだってばよ。

    結局、早口で最低限の情報を伝えたあと、その場を後にした。妙にテンションが上がってしまい、気づけばペースが異常に速い。Apple Watchを見ると、区間最速ペースを更新していた。

    その後、無事に家に戻ったが、ふと立ち止まった場所のことが頭をよぎる。あの兄ちゃん、大丈夫だったかな?勿論警察からの事後報告など無い。

    深夜の街で、何かが起こる。普段なら見過ごしてしまうような小さな出来事に、一瞬だけ関わる。きっとこの先、彼の顔を思い出すこともないだろう。それでも、ランニングシューズが刻む足音の中に、少しだけ新しい記憶がメモリされた。

    こんな事で区間最速を更新した自分、かわいいなってちょっとクスっと笑った。

    YOASOBIのリリックが脳内再生される。

    騒がしい日々に笑えない君に
    思い付く限り眩しい明日を
    明けない夜に落ちてゆく前に
    僕の手を掴んでほら
    忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も
    抱きしめた温もりで溶かすから
    怖くないよいつか日が昇るまで
    二人でいよう


    YOASOBI歌詞で紡ぐストーリーが脳内で踊る。

    「忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も、抱きしめた温もりで溶かすから」

    もしあの兄ちゃんが私の通報で救われて、明日の朝、誰かと笑顔でいられるなら悪くないエンディングじゃない?

    風のように通り過ぎただけの私だけど、きっと少しだけ、彼の小説の登場人物になれたのじゃないだろうか。アンノウンだけどね。

    深夜のランニングのエンディングに。そんなことをふと考える。恋だろうが、走りながらの怪しい通報だろうが。
    「その一瞬、誰かのストーリーに触れる事」その一瞬が世界で物語を生み出すんだ。

    明けない夜に落ちてゆく前に、あの兄ちゃんも「ほら、掴めたかな?」なんて。

    私?今日も掴んだよ。区間最速っていう小さな手応えを。

  7. 【7612819】 投稿者: 第七話 「布団という宇宙」  (ID:Eyd6rK00EnE) 投稿日時:2025年 01月 28日 10:07

    まだベッドの布団の中にいる。布団は世界の終わりと始まりが共存する場所だ。そこに横たわる私の身体は、現実と夢の狭間で漂い、昼が来たことを微かに知覚しながらも、布団という小宇宙から抜け出すことを拒んでいる。

    カーテン越しの光が、今日という日をそっと告げている。それは、優しくも厳しい存在だ。どんな日でも、地球は自転を続け、私たちを新しい時間へと押し流す。だけど、この布団の中では、時の流れが少しだけ緩やかになる。まるで、この世界のルールが布団の境界線で一時的に書き換えられるかのように。

    思えば、この布団という空間は、ただの寝具以上の存在だ。羽毛や綿の詰まった布が、何故ここまで人を安堵させるのだろう?昼寝の甘美、深夜の孤独、目覚めの不安や期待、すべてを包み込んでくれる。布団は、世界中どこにいても変わらない安心感に形を与えた存在の名称。

    昨日のランニングで感じた足の突っ張りも、布団の中では遠い記憶のように薄れていく。足が大丈夫かどうかは、布団の外に出るその瞬間までわからない。そんな曖昧な時間を楽しむのも悪くない。

    ふと、最近読んだエッセイの一節を思い出す。確かこんな内容だった。「布団から出ることは、人生を生きることのメタファーだ。快適な現状を捨てて、一歩を踏み出す勇気が必要だと。」いや、私の場合、布団から出ない日もまた人生だ。そう言い切ってしまいたい気持ちになる。

    布団の中でぼんやりと考えるのは、こんな哲学的なことばかりではない。夕飯は何にしようかとか、買い置きのお菓子がまだ残っているかとか、そんなことも混ざる。布団の中で考えることは、いつも現実と夢のちょうど中間だ。

    だが、いつかはこの小宇宙を離れなければならない。それが、生活というものだから。だが今はまだいいだろう。目を閉じ、布団の温もりをもう少しだけ味わおう。この宇宙の終わりが訪れるその時まで。

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