- インターエデュPICKUP
- 最終更新:
投稿者: 日本は中国以下なのか (ID:4BE4.0hUX/o) 投稿日時:2020年 04月 19日 00:15
「38℃の熱が3日間続き、喉も腫れ、水どころか唾さえ飲めない状態。でも、保健所に検査をお願いしたら“近くの病院に電話してください”と断られました」(東京都40代男性会社員)
「3日前に食事をした友人が感染したので、不安になって保健所に連絡したら“咳などの症状がないと検査できない”と言われ、あきらめました」(東京都20代女性会社員)
いずれも新型コロナウイルスの検査を受けられなかった人たちの悲痛な叫びである。
4月13日には、感染疑いのあるゼネコン社員がなかなか検査を受けられず自宅待機していたところ、容体が急変して死亡。その後、陽性が判明したとのショッキングな事実が公表された。
感染の有無を調べるのは、喉の粘液などを採取してウイルス特有の遺伝子配置を検出する「PCR検査」だ。WHOのテドロス事務局長が「疑わしいケースは検査、検査、検査だ」と強調した通り、世界各国では新型コロナ対策として検査数を増やしている。
現在までドイツは150万件、アメリカは100万件、韓国は43万件を超える検査を行った。世界で唯一、この潮流に逆行するのが日本だ。厚労省によると、2月18日から4月7日までの検査数はわずか9万件余りしかない。
人口1000人当たりの検査数でも各国とは歴然の差だ。ドイツ16人、イタリア13.7人、韓国9人に対して、日本はわずか0.37人である(4月6日現在)。
最大の問題は、冒頭のように、体調不良や不安に苦しむ国民が検査を希望しても簡単に受けられないことだ。
厚労省によると東京の帰国者・接触者相談センターに2月1日から3月31日の間に寄せられた相談件数は4万1105件で、そのうち実際に検査したのは964件にとどまる。つまり、希望者の「相談」から「検査」に至ったのは、実に2.3%しかいないということだ。100人のうち97人以上は門前払いだったのだ。
4月10日にはさいたま市保健所の西田道弘所長が「病院があふれるのが嫌で(検査対象の)条件を厳しめにしていた」と記者団に発言し、検査の抑制を事実上認めた。
「そうした背景には行政の縦割り主義があります」
と言うのは医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんだ。
「厚労省と国立感染症研究所、地方衛生研究所、保健所は事実上ひとつのチームになって、PCR検査の情報と利権を独占しています。彼らは検査で得られる貴重なデータを民間に渡したくないので、検査を増やさない方向に国策を誘導したとみていい」(上さん)
検査を受けられる基準が明確でないことも大きな不満点だ。原則として医師が必要ありと認めれば検査を受けられるはずだが、その判断にはばらつきがある。ごく一部にはすんなりと検査を受けられる人もいる。
わだ内科クリニック院長の和田眞紀夫さんは、保健所の判断能力に疑問を呈する。
「基本的に検査をするかしないかを決めるのは保健所の担当者です。しかし、保健所の人たちは必ずしも医師ではないので、誰が電話に出るかによって判断に幅が出る。上から言われた通りの基準で判断する人もいれば、寛容的に認める人もいるんです」
病院への不満もある。4月上旬に新型コロナに感染した千葉県在住の20代男性が言う。
「39℃の発熱と空咳が続いたので保健所に電話したら、“近くの病院に行ってください”と言われたので病院に電話すると“ウチでは診られません”と言われました。別の病院では、電話中に咳をしただけで、何も言わずに電話を切られました。病院は頼みの綱と思っていたのに、冷たい態度に落胆しています」
男性はその後、別の病院でレントゲンを撮ったところ、肺に影があった。検査結果は陽性だった。
「医療現場の疲弊はわかりますが、もっと病院側が患者に寄り添わないといけないのではないでしょうか。『ダイヤモンド・プリンセス号』で感染者が出てから、国内でも感染者が増えることは予見できた。早く設備投資して病床数を確保するなどやり方はあったはずです。
病院の本音を言ってしまえば、“院内感染が起きればほかの客(患者)も減る”“感染症の患者を入院させると、感染防止のために大部屋にぎゅうぎゅうに押し込めないために儲からない”“感染防止のために防護服などの余計なカネ(経費)がかかる”といったものでしょう。それにしても、保健所と病院は言い訳ばかり言っているような気がします」(医療ジャーナリスト)
4月中旬、厚労省内部でようやく本気で検査数を増やそうという動きが出てきたという情報がある。東京都などが、感染者を隔離できるホテルなどの施設を用意したから、感染確定者が増えても病院に負担がかからないという背景があるようだが、それならば、なぜ政府は2か月前から必死に隔離施設を確保しなかったのか。検査数が増えないのは、結局、政府の怠慢なのだ。
※女性セブン2020年4月30日号
-
【5844526】 投稿者: 清水建設 (ID:uKSDluW8Btk) 投稿日時:2020年 04月 19日 00:40
検査を願ってもやって貰えなくて、待ってる間に病状が悪化して亡くなってしまったんですね。死なないとやって貰えない検査って何でしょうね。ご家族の方の無念さは計り知れないと思います。
-
【5844536】 投稿者: どんなに (ID:SAu.88gQMgg) 投稿日時:2020年 04月 19日 00:51
少なく見積もっても、日本のコロナ陽性患者は、発表の百倍はいそう
↓
希望者の「相談」から「検査」に至ったのは、実に2.3%しかいないということだ。100人のうち97人以上は門前払い -
【5844582】 投稿者: 医師会がPCR検査所設置へ (ID:xEJ5C2z5eWY) 投稿日時:2020年 04月 19日 01:51
東京都医師会がPCR検査出来る場所私増やして態勢強化するそうです。マスコミ各社が記事にしていますが、下記に東京新聞と日経新聞の記事を引用してみました。
● 東京医師会がPCR検査所設置へ
5月上旬にまず10カ所
(2020年4月17日 21時07分 東京新聞)
東京都医師会は17日、新型コロナウイルスに感染したかどうかを調べるPCR検査の態勢強化に向け、医師会が主体となって運営する「PCRセンター」(仮称)を設置すると発表した。都内に47ある地区医師会が順次開設する予定で、5月上旬ごろには10カ所程度設置できる見込み。患者からの相談などを担当する保健所の負担を軽減し、迅速な実施につなげたい考え。
これまでは、保健所が運営する「帰国者・接触者相談センター」に相談し、必要性があればPCR検査を担う「帰国者・接触者外来」につないでもらう必要があった。だが相談が殺到し、検査が追い付いていないとの指摘が上がっていた。
●医師会がPCR検査所 新宿など都内20カ所に設置へ
(2020年4月15日 13:45 日経新聞)
東京都医師会などは新宿区など都内約20カ所に新型コロナウイルスを検出するPCR検査所を設置する方針だ。保健所の相談センターが77カ所の検査拠点につなぐ今の仕組みでは電話が殺到し、速やかな検査に至っていない。このため、かかりつけ医が必要と判断すれば地域の医師が運営する検査所で対応する仕組みをつくる。全国に広がる可能性があるモデルだが、海外に比べて少ない検査が大きく増えるかどうかは不透明だ。
現在、感染が疑われる患者がPCR検査を受けるには、まず保健所が運営する「帰国者・接触者相談センター」に電話する必要がある。検査が必要と見込まれれば、PCR検査を担う「帰国者・接触者外来」を紹介してもらう。東京都内の接触者外来は77カ所ある。
ただ都内ではセンターに電話が殺到して検査の前さばきすら不十分な状況が続いている。保健所は「クラスター」と呼ばれる小規模な感染者集団の広がりを抑え込む対策などに多くの人手が取られており、検査体制の改善に乗り出す。
医師会が自治体と連携して新たに設置する検査所は保健所を介さない。患者はかかりつけ医に電話などで相談し、その医師が検査が必要と判断すれば、検査を受けられるようにする。
東京都新宿区は15日、新宿区医師会や地域の医療機関と連携し、国立国際医療研究センターの敷地内に共同検査所を設置すると発表した。来週をメドに1日最大200人を検査する体制を整える。医師や技師は医師会や各病院から派遣する。
検査所で陽性患者を振り分け、症状が重い人は大規模・中規模病院に、軽症者は自宅・宿泊施設で療養してもらう。感染した患者の診療を区内の医療機関が症状に応じて分担する体制にする。吉住健一区長は「医療崩壊を食い止め、地域医療体制の強化につなげていく」と話した。
こうした共同検査所の設置は日本医師会も呼びかけており、東京都内では各地区の医師会と自治体が連携することで、まずは23区内に6カ所、多摩地区に2カ所を設置し、その後、20カ所程度に広げる方針だ。
検査所は夜間や休日に比較的症状の軽い病気やけがの患者を受け入れる地域の休日・夜間センターに併設するケースなどが想定されるが、地域の実情によって設置場所などは変わりそうだ。
東京では感染の拡大で検査の需要が高まっている一方で、スムーズに検査に至らない問題点が指摘されている。
PCR検査は3月に保険適用され、かかりつけ医が検査が必要だと判断すれば、保健所を介さずに、接触者外来に患者を紹介する仕組みはあった。ただ接触者外来も人手や高機能マスクなど防護具の不足で患者から検体を採取する負担が増している。検査に関係する業務を地域の医師会が担うことで検査能力も高めることができる。
検査は民間の検査機関に委託する方向だ。採取した検体を検査会社まで運ばなくても済むように検査所に検査機器を配置する方向で調整する。必要な検査を速やかに実施するとともに保健所などの負担を軽減する。日本医師会によると、神奈川県や福岡県でも同様の検討が進んでいるという。
ただ医師会による今回の取り組みでも検査体制はなお不十分な懸念がある。東京都医師会などは都内の共同検査所を最終的に地域の医師会単位で47カ所に広げることを目指すが、海外に比べて少ない日本の検査を大きく増やすには、新たな工夫も必要になりそうだ。 -
-
【5844583】 投稿者: 医師会がPCR検査所設置へ (ID:xEJ5C2z5eWY) 投稿日時:2020年 04月 19日 01:53
訂正
東京都医師会がPCR検査出来る場所私増やして
↓
東京都医師会がPCR検査出来る場所を増やして -
【5844589】 投稿者: そう思う (ID:FcoQAH7FQ82) 投稿日時:2020年 04月 19日 01:59
検査してないから少なく見えるだけで、ほとんどの人が感染してると思う。
-
【5844608】 投稿者: そうなの? (ID:14Lw4qhehk6) 投稿日時:2020年 04月 19日 02:39
あなたも?
じゃ、お篭り厳守してるんだね。 -
【5844641】 投稿者: 飛沫感染 (ID:fizUZslHV1I) 投稿日時:2020年 04月 19日 06:46
東京都は相談の1割くらいは検査してきたようです。
(検査数は退院判定やクラスター追跡を含む)
*週(月曜~日曜)* 相談a 検査b 【b/a】 陽性c 【c/b】
1月27日 ~ 2月2日 1218 10 1% 1 10%
2月3日 ~ 2月9日 1362 19 1% 0 0%
2月10日 ~ 2月16日 1443 213 15% 16 8%
2月17日 ~ 2月23日 2948 247 8% 10 4%
2月24日 ~ 3月1日 3180 311 10% 10 3%
3月2日 ~ 3月8日 3777 432 11% 25 6%
3月9日 ~ 3月15日 4358 420 10% 26 6%
3月16日 ~ 3月22日 4850 304 6% 48 16%
3月23日 ~ 3月29日 4839 1030 21% 292 28%
3月30日 ~ 4月5日 6356 1497 24% 602 40%
4月6日 ~ 4月12日 5683 2259 40% 1035 46%
4月13日 ~ 4月15日 4889 501 10% 379 76%
あわせてチェックしたい関連掲示板
"生活"カテゴリーの 新規スレッド
"生活"カテゴリーの 新着書き込み
- 2024年4/1日より「口座... 2024/04/18 02:49 積立の新NISA希望者、10年20年30年ものは途中解約せずば元本...
- 老齢厚生年金が本来の... 2024/04/18 01:14 60歳以降に老齢厚生年金を受け取りながら働く場合、「老齢厚...
- アベノミクス 2024/04/18 00:25 8月なんの意味もなかったので、華でお願いします。 この...
- 都会での住宅購入 2024/04/18 00:10 都会ほど住宅が高くなったので、都会で住宅を購入するには親...
- LGBT理解増進法が成立... 2024/04/17 23:43 立憲民主党は、2023年3月6日に、同性婚を法制化し婚姻の平等...