４０代前半で読む本｜掲示板スレッド

お手軽に…
ＰＨＰスペシャルを読んでいます。
まあ、３０分もあれば読み終わる冊子ですが、けっこう自己啓発されます。

三輪明宏さん　江原啓之さんなどのスピリチュアル系の本が好きですね。
人間関係のハウツウ本なんかも・・・

読まれましたか。
ほんの小一時間で読める「話題本」です。
好き嫌いが別れるかと思いますが、
もの凄いスピード感がある、というか
何かが怒濤のように入ってくる、という感覚で読了しました。
「新しい」本になかなかなじめない年になってきましたが、
話題になっているというので挑戦してみました。
「そうか、こういう表現というのもアリなのか」と、
ちょっと戸惑いなども感じつつ、気分が若返った様な気がします。

新書ブーム（？）でお手軽な新書がたくさん出ていますよね。
そういうものなら、オフィスで出してもサマになるのでは？
オフィスで出せない本ってどんな本なのか、ちょっと興味がありますけれど・・・(笑）

読書サイトではないと思いますが、私はブクログを利用しています。
自分の読書記録をつけるためと、他の方のレビューを読んで、面白い本を探すため。

周りの目なんて気にしないで興味を持った本を読みます。
カバーをつければ何を読んでいるかなんてわからないし。


私は、４０代半ばです。
古典から、ライトノベル、新書、何でも読みます。
好きな作家は、芥川龍之介、三島由紀夫、向田邦子、養老孟司など。



最近は岩井志麻子氏の作品に興味を持ち５冊ほど読みました。
オフィスではとても読めないエロ＆ホラーです。
昨年くらいから自分の中でなにかが自由になり、
「ためになる読書」にこだわっていた自分に気づきました。
「様々な世界を知る」という楽しみを追求し、
今まで読まなかったジャンルにも手を出しています。

40半ば、女です。最近読んで印象に残った本を書きますね。
「錦」宮尾登美子
京都の帯屋さんのお話。古代の織物の復元や織物の歴史が面白いです。
宮尾先生には珍しく男の主人公ですが、それを取り巻く三人の女性もいて
最後まで面白かったです。残念ながら文庫にはなってません。
「容疑者Xの献身」東野圭吾
今話題の映画のものですが、なかなかトリックがよかったと思います。
同じ作者の「百夜行」も好きでした。
「クライマーズハイ」横山秀夫
同じく夏に話題になった映画の原作ですが、ジャンボの事故にからめて
父と子、上司と部下さまざまな人間関係も描かれていて読み応えがあり
勝間和代さんの本色々
少し太いですが、読みやすいです。
内容より彼女の書評やグッズの紹介がすきです。
時間活用術が誰にでも読みやすいと思います。
通勤ならエッセーが読みやすそうですね。
私は町田貞子さんの本などを読んで家事の計画を考えたりするのも好きです。
「暮らし上手の家事ノート」町田貞子
続編の方は、家事を12ヶ月に分けて書かれていて参考になります。
ただ、やはり内容がかなり古いのでこれを現代風にアレンジしてかかれたものがあればいいのになあといつも思います。
しかし、今でも十分に参考になりますよ。

「源氏物語」をおすすめします。
まだお読みでなければもちろんのこと、読んだことがあっても、
２０代には２０代の、４０代には４０代の読みごたえがありますよ。
ほんとうに価値のある小説です。


娘の頃は、六条御息所の執着はおぞましいだけだったけれど、
４０代の今なら、年上の女のひりつくような嫉妬やあせりが理解できる。
女三宮の未熟さも、かわいらしいと思える。
逆に、若いころは理想的な女性としか思えなかった藤壺は、
としをとって読み返すと、源氏との不義を隠し通し、源氏と共謀して
罪の子を帝位につけた賢さ、冷静さが面憎く思える。
紫の上の晩年の絶望も、この年になって初めて身にしみます。


いろいろな現代語訳があり、瀬戸内寂聴さんが人気ですが、
私はあえて谷崎潤一郎訳を推します。流麗で、みやびです。