終の住処｜掲示板スレッド

芥川賞です。

私は文芸春秋で読みました。
作者のインタビューも読みました。
何でも、何年も奥さんと口もきかなかったけど
今は普通の夫婦に戻った知り合いの方の実話に感動して
書いた小説だそうです。（気持ちはわかります）


でも、私には、自分勝手な男の気持ちだけの小説で、
ちっとも感動できませんでした。

あ～あ、小説なら、源氏物語のように男女の心の機微を
描いてほしいわ。
太宰治のように、ぎりぎりの心の叫びを聞きたいわ。


それなら、どんなに賛成できない展開でも
心に感動が拡がるのに・・・

でも、終の住処って、芥川賞じゃなかった？

読もうかなと思ってましたが、書き込み見てやめとこうと思いました。
そんなにつまらないのに、芥川賞ってね～・・・

私も・・
こんなつまらない話ってある？
と、思いながら最後まで読み、男の勝手な想像の
世界でしかなくて、一生懸命文学風にしているけど、
中身はすっからかん、てな印象でした。
どうして、こんな話が芥川賞なんだろう・・
やっぱりお金とかあるのかなぁ。

わたしも買おうかと本屋で手に取りましたが、ざっと見て買うのをやめました。
夫の浮気で苦しんだ経験があるので、作者のいかにも(商社マン）という経歴もあり
（ごめんなさい。私の偏見ですが）もっと男は男なりのふか～い事情が描かれていたり
何か気づかされるような深い内容なのかと期待しましたが、とても単純というか
薄っぺらいというか・・・。
本自体も薄く字が大きく行間も大きく（笑）立ち読みでほとんど読めてしまいました。

これが芥川賞なんだ？？？
ってなんだかがっかり。

最近日経の書評かなにかでわりとよく書いてあったので、もう一度ちゃんと読もうかとも
思っていましたが、このスレを見てやはりやめようと思いました。

ご指摘のとおり　芥川賞の間違いでした。
普段、文庫本しか買わないのに少し贅沢をして買った本なので
がっくりでした。
書評ってあてにならないですね・・・。

自分に読解力が無いだけだと思っていました。芥川賞を受賞する作品なんだもの、ベストセラーなんだもの、「面白い」と思わない自分が「おかしい」…と。　よかった。