読んで後悔した本｜掲示板スレッド

最近「共喰い」読みました。
「で？」って感じでしたね。
受賞時の記者会見などで、作者の強気な態度や卑屈な物言いに興味を持ち
期待し過ぎてしまったせいかもしれませんが。


「悪の教典」は特に下巻が酷かった。
読後、嫌な気持ち以外何も残りませんでした。


重松清「愛妻日記」。
「その日の前に」「流星ワゴン」が良かったので手を出したら、ただのエロ小説でがっかり。


途中まで面白かったのに最後で（私は）何だかがっかり、だったのは
道尾秀介「向日葵の咲かない夏」、歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」。
この２作品は人によって評価が分かれるかもしれません。

まだお名前が上がってない方で言えば、宮部みゆきがダメです。

ファンも多いと思われるので、申し訳ないですが…

『火車』『理由』などの本格推理小説はいいのですが、『小暮写真館』とか『あんじゅう』のような人情味あふれる話は、ちょっと持ってまわったような文体とあいまって、退屈で面白みを感じられません。

宮部さんご自身はこちらの路線でいきたいようですが…

》重松清
中学受験をする家庭の本棚に必須！みたいに認知されているのに母親の私が内心、辛気臭いわあ〜。と思っていたけど言えなかったので同じご意見が聞けて嬉しかったり♪

》平家物語
私は、宮尾登美子さんのものがよかったです。でもこの作家さんなら「櫂」シリーズが一番なんですが。。

》ノルウェーの森
学生の頃読んで、全く良さがわからず。社会人になって、少しいいな。と思えました。本ってその時その場所その心によって受け止め方が違うからやめられない。

エログロものは私もすべて苦手です。

林真理子の小説ってバブル讃歌が流れるワイドショーみたいだなって思います。でも何故だか読んでしまう源氏シリーズ。笑。ある意味見事かと。

新堂冬樹さんや湊さんは心の醜いものや、悪意を描くのに足りないんですよ。何かが欠落している。だから、それならもう、私、充分に知ってるわ。となるのよねえ。（もう私が歳だからか？）
でも、桐生さんは上手いなあ。とページを繰る指が止まりません。

三崎亜記「となり町戦争」
時間の無駄。

比較的最近のものだと
「謎解きはディナーのあとで」。

村上春樹は「羊をめぐる冒険」以前の
初期3部作は素晴らしいのに、
なぜ世間では「ノルウェーの森」の
ほうが評価が高いのか…。

ネットで調べたら、
そう思っている人が多いようですっきりしました。

宮部みゆきの「理由」も、読後「ふ～ん…だから何」
という感じでした。

映像化したらおもしろいだろうな、と思わせる
作品が世間では評価されるのかもしれませんね。

「蹴りたい背中」「桐島、部活やめるってよ」とかも
つまらなさすぎて途中でやめました。

「蛇にピアス」は全部読んだので時間かえせ、と思いました。

小川糸　食堂かたつむり

面白くない本に当たっても、趣味が合わなかった残念・・と本を閉じる私でも、
この本のひどさには腹が立つほどだった。
本代と時間を返せー。本はすでにブックオフ行き。

2ページまでのコメを入れた読書家です。
同じＨＮのかたが出てこられたので「読書家１」に改名します。


私も村上春樹、苦手です。
でもエッセイを読んでなんとなく納得。
すごくついてる人なんですよね。
浅見帆帆子の比ではないくらい、ついてる人だと思います（笑）

春樹つながりで、角川書店が推していた、「片岡義男」これが村上春樹より苦手。

「彼のオートバイ彼女の島」なんとなく宣伝で見て、面白そうだったし当時バイクに興味があって
少ないこずかいから文庫を買いました。
な、なんと面白くない・・・こんな本を選んだ自分にも頭に来たりして。

あと、受験生の時に友達が「わけがわからなかった」と言ってパスしてきた
「勝目梓」の本。
タイトルは前向きなんだけど・・・面白くなかったです。

浅見帆帆子の話が出てきたので、ついでに佳川奈未とか、中野裕弓などの
「成功本」がダメです。
一度、図書館の新刊コーナーで見かけて読んでみましたが
本当に億万長者で、ベストセラー作家なんでしょうか・・・

本田健とか、佐藤富雄とか、ドクターコパとか、私の周囲の友達は惜しげもなく
買っていました。

話は変わって林真理子。源氏物語はオススメなんですね。
どなたかも書いていらしたのですが、前半いいけど中段からだれる・・・
まさに私も途中から置いてけぼりになったので、目からうろこが取れました。
私はもう週刊誌のエッセイさえも読めません。
聴いたことない単語ばっかりで辞書がないと判読できないです（笑）

なんと言っても、角田光代。
カルトだろ、このおばさん。