続・面白い本　♪漫画編｜掲示板スレッド

スレ主のおせっかいです。
新たにエンドラ様がスレッドを立ち上げて下さったので、こちらは〆させていただきます。

どちらに書こうか迷ったのですが、多分ドラマ化もアニメ化もされていなかった漫画だと思うので、閉められたスレですがこちらを使わせていただきますね。


山岸涼子さんの「アラベスク」
もう何度読んで何度泣いたかわかりません。
それまで優しい人が理想のタイプだったのに、ミロノフ先生に憧れて一転、クールなタイプに惹かれるようになってしまった若き日の私でした。
一番泣いたのは、エーディクとの亡命を決意し、飛行機の搭乗口まで見送りに来たミロノフ先生との間をゲートの鎖が隔てた時、車椅子のノンナが立ち上がってミロノフ先生のもとに歩き出したシーンです。
ラストも素敵だったなあ。
ノンナを庇って撃たれたミロノフ先生が、友人にノンナといつ結婚するのか問われて「退院したらすぐ」とベッドの上でポーカーフェースで答えるところがかっこよく、ノンナへのプロポーズを暗示してジ･エンド、いつまでも余韻に浸ってしまいました。


こんなロマンティックなお話も上手だけど、山岸さんの怪談ものは心底怖いです。
つくづく引き出しの多い方だなあと感心してしまいます。

山岸涼子、読んでます。

怪談物、本当に、怖いですよね。

怖いので、実家に置きっぱなしですが
、
帰省するたびに、読んでしまいます。

実家の私の部屋には、漫画とミステリーが合わせて五百冊位ですが置いてもらっています。

しみじみ、ドラえもんのどこでもドア、ほしいです。

エンドラ さんへ:
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> 山岸涼子、読んでます。
>
> 怪談物、本当に、怖いですよね。


山岸涼子は、お化けとか怪奇現象の怖さより、人間そのものの怖さを引き出すのがうまいですよね。


私が人生最大の恐怖を感じた漫画は、正確なタイトルは覚えていないのですけど梅図かずおさんの「蜘蛛女」「ヘビ女」「猫少女」です。
小学生の３〜４年生の頃、近所のお姉さんに借りて夜ベッドの中で親に隠れて読んだはいいけど、もう怖くて怖くて、トイレに行きたいのを切羽つまるまで我慢して二階の自室から一階のトイレまで必死に走り、無事間に合ったまでは良かったのですが、部屋に戻る階段のあたりで恐怖はピークに達して、階段を４〜５段抜かしで駆け上がろうとして滑り落ち、あっちこっちぶつけて膝から下・肘から先がズル剥けになってしまって、痛さと怖さでわんわん泣いたのを覚えています。
母親からこっぴどく叱られ、父親に大笑いされたのは言うまでもありません。
梅図さんの漫画は絵そのものが怖くて、怖くないストーリーでも恐怖漫画のトラウマが強く、絶対途中から怖くなるに違いないと疑いながら読んでしまう癖がついてしまいました。

クローバー様
膝下肘先ズル剥け・・・！！
痛い思いをなさってしまいましたね。
梅図かずおは、まことちゃんのディープなファンである
友人から借りて、小学校時代に随分楽しみました。
あの方の、絵、怖いですよね。
すごーく、わかります。
絵の怖さといったら、諸星大次郎も、きています。
ご存知ですか？
前のスレッドでも、出ていましたが、
初めて西遊妖猿伝を読んだ晩、トイレ、行きたくなかったです。
寮のトイレ暗かったし。
山岸涼子の、江戸時代の東北での飢饉をベースにした作品、（タイトル失念ですが）
手元に現物がないにもかかわらず、
たまに思い出してしまいます。



怖い漫画、何かありますか？

こんにちは。サンダルです。

手塚治虫の「九段の母」（だったと思います）というのがぞっとする怖さだった
記憶があります。因縁の村での出来事で、ラストで振り返った花嫁の顔が
牛になっていたというような話です。どなたかご存知ですか？

怖い漫画といったらやはり恐怖新聞？
実は私は読んだ事ないのですが（笑）
夫が怖くて怖くて当時トイレに行けなかった・・とよく言っています。
私は　わたなべまさこ　の漫画が妙に鳥肌物だったのを覚えています。