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【3801557】ミステリー(推理)小説のレビューをどうぞ

投稿者: アラフィフの読書   (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03

こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。

趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。

皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。

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  1. 【5619782】 投稿者: 映画好き  (ID:LUKBpgXGsow) 投稿日時:2019年 10月 28日 22:34

    本当にお久しぶりです。
    怠け者映画好きです。

    「死に山」殆ど一年前にご紹介頂き
    その時に即図書館に予約を入れたのですが、すでに30人以上待ち。
    でも買うのもなぁと予約して、待って待って
    すっかり忘れていたところ
    この度やっと順番が回ってきました。

    一年近く待って、読了までは半日でした。

    読むほどに、9人の若者たちに情が移って
    結末を知っているだけに辛かった。
    活き活きとした青春の日々に魅了されて、一気読みでした。
    でも、あまりにあっけなく推論が展開されて
    拍子抜けだったのも確か。
    あれだけ資料集め、現場までトレッキングしたのに、何一つ分からず
    帰宅してからつらつらと結論を「考えた」感じが残念。
    せめてその結論の裏付けを証明して欲しかったです。
    でもその推論を基にした最後の物語には胸が熱くなりました。物語として素晴らしい。

    放射能の事とか、フイルムの光の事とか
    あと一歩解き明かして欲しかったです。

    ロシアでも今年に入ってから再び
    この遭難事件について再検証したり
    また新しい説が出たり
    まだまだ続く謎、消して分からない謎
    本当のミステリーとはこういうものなんですね。

  2. 【5621905】 投稿者: 海外の作品から  (ID:f8qfplVzn2c) 投稿日時:2019年 10月 30日 19:34

    みなさまお久しぶりです。ここ数ヶ月、ほとんど本を読まなかったためか、たいへんご無沙汰しておりました。

    映画好き さまにはDead Mountain、ロディさまにはMagpie Murdersをお読みいただいたとのこと、少しはお役に立てたかと嬉しく思っております。

    ここのところまた読書の虫が騒ぎ出したので、最近読んだ作品から、てはじめに一冊ご紹介します。


    Into the Water, by Paula Hawkins

    Paula Hawkinsは、前作、The Girl on the Trainでデビュー、これがメガヒットとなり、一気に有名作家の仲間入りをした女流です。
    The Girl on the Trainは、美人女優Emiry Bruntが主人公を演じて映画化され、Bruntが美貌を隠してアル中中年女性を怪演、こちらも大ヒットとなりました。

    Into the Waterは、Hawkinsの実質上の2作目にあたります。

    イギリスの田舎Beckfordは川沿いの風光明媚な村です。
    この川は地域の少年少女の水遊びの場所、水泳が達者な大人たちも泳いでいました。
    しかし、その川にはDrowning Poolといわれる淀みがあり、17世紀に少女が魔女の嫌疑をかけられ溺死させられて以来、悲劇的な水死が続いていました。

    ある日、シングルマザーのNelは、一人娘の中学生Lenaを残してこの淵に転落して命を落とします。
    Nelは、Drowning Poolの歴史を暴く小説かドキュメンタリーを出版しようと取材を続けており、村の暗部を暴くとの理由で地元から嫌われていました。
    同じ年、Lena親友Katieも同じ淵で自害していました。
    Nelの妹Julusは姉Nelとの折り合いが悪く、長くBeckfordを離れていましたが、姉の死でやむなくBeckfordに戻ります。

    Nelの死因は他殺なのか事故なのか自殺なのか。NelとKatieの死は関係しているのか。そして20年以上前に溺死したLaurel(警察官Seanの母)との関係は?

    物語は、亡きNel一家、Katie一家、事件を調査する警察官Sean一家、Seanの助手をつとめる女性刑事Elinなど、13名の異なる視点から語られます。
    ある人は一人称、ある人は三人称でかたられ、現在と回想シーンが混ざり、Nelの未発表原稿が混ざります。
    そして、この間にNickieという妖しい老女も登場、あやしい部隊回しを行います。(属性(職業?)は、Psychic and/or Fraudstar。なんなんでしょうねこの属性)
    そして、この13人はそれぞれ「信用できない語り手」であり、事実を述べ、嘘を混ぜ、真実を隠し、小説は相当に混沌とします。

    Nelとkatieの死の真相を追うミステリー、そしてサイコスリラーの一面を持ちながら、登場人物のもろさや暗部が描かれていて、純文学的色彩も持つ小説です。正気の人物は女性警官Elinだけかといく気にもなってきます。

    私は、非常に楽しみました。この一年のNo.1と言ってもいいくらい。

    しかし、どなたにもお薦めできるかというと、ちょっと躊躇するところもあります。

    海外の書評は、おおむね、メガヒットのThe Girl on the Trainに比較して、相当に辛辣です。
    一般読者からのレビューには、圧倒的に「複雑すぎる、ワケわからん」という評が多い。
    そして評論家筋からは、視点が13人の間を移るのに、文体に変化が乏しく、モノトーンに感じる、という評価があります。

    日本語訳があります。
    超訳「魔女の水浴」天馬 龍行 アカデミー出版

    私はこの訳書を読んでいないで割り引いて聞いてください。
    この訳の評判がよろしくありません。文章の大胆な改変はともかく、重要な小道具の取り違えなど誤訳が非常に多いと言われます。

    超訳、とは、アカデミー出版のブランド(登録商標)で、「原著の文章や章立てなどを大胆に改変省略し日本の読者に最適な小説につくりなおしたもの」という感じでしょうか。
    Sidney Sheldonの小説の「超訳」が売れに売れた時期がありました。

    私自身は、20年以上前になりますが、「The Other Side of Midnight」と超訳「真夜中は別の顔」を読み比べたことがあり、ありていに言うと、その翻訳の酷さに辟易したことがあります。
    Sheldonの小説は、Chandlerのような深さはないけれど、序破急があり、緊迫感が徐々に高まっていきます。超訳は、いきなりクライマックスになって終わってしまう。

    ということで、日本語訳を読まれるなら、そのあたりをご理解ください。


    Hawkinsの英文は非常に読みやすいです。しかし、この作品は短くありませんし、自然描写や人物の感情の描写が非常に豊かで、ときどき見たことも無い単語が出てきます。
    そのあたりを無視して読み進める勇気があれば、読み通せるでしょう。
    ただし、繰り返しますが、プロットは非常に複雑です。


    みなさんに是非お読みいただきたいのですが、翻訳がねぇ。。。。。
    是非、英文で。繰り返しますが英文は難しくありません。

  3. 【5638889】 投稿者: 海外の作品から  (ID:wUvIStXoZUE) 投稿日時:2019年 11月 13日 22:09

    Harry Boschシリーズの新作(10月15日に全世界で発売)ご紹介します

    The Night Fire, by Michael Connelly

    Harry BoschシリーズはConnellyのライフワークで、本作で22作目になります。

    ConnellyはLincoln Lawyer(Mickey Haller)シリーズはもうひとつの人気連載もので、リンカーンを事務所にする刑事弁護士Hallerが活躍します。

    一昨年、Connellyは突如として女性刑事Renee Ballardを主人公としたThe Late Showを出版しました。

    この作品は(たぶん)BoschとBallardの二人を主人公とするコラボもの、Mickey Hallerも登場します。

    まず、BoschとBallardの状況をおさらい。

    Boschはベトナム従軍後にロス市警にはいった凄腕の刑事ですが、単独違法捜査や暴力の辞さないローンウルフで組織との軋轢に悩んできました。
    ロス市警の内部の不正を暴き刺し違える形がロス市警を追われ、ロス近郊の小都市San Fernando市警に未解決事件再調査担当の再雇用されていました。
    現在はどうやらSan Fernandoも退職し、しかし予備役刑事として多少の縁は残っているようです。
    予備役とは、普段は捜査権を持たないが、市警が特定の事件について援助を要請した場合のみパートタイムで刑事の資格を持って手伝う、というもののようです。
    寄る年波には勝てず、膝関節を手術してリハビリ中、ロス市警の時代の捜査による健康被害も抱えています。

    Ballardはロス市警の強盗殺人課のエース刑事でしたが、上司のセクハラを告発したことが裏目に出て、同僚の裏切りにも会い、夜勤専門の刑事に格下げされています。
    アメリカ人とポリネシア人の混血、サーフィンを趣味として夜勤明けにはサーフィンをやって海辺のテントで練る、という型破り。捜査も強引で危険地帯の単独捜査も辞さない、女Boschのような立場です。

    =====
    小説は3つの事件が一見独立に進みます。
    Mickey HallerはBoschの協力で高裁判事殺害事件の容疑者を冤罪から救いますが真犯人は逃亡中、Boschは乗りかかった船と半ば勝手に捜査を続けます。

    Boschのメンターであった元刑事が亡くなり、Boschは葬儀に参加しますが、そこで未亡人から29年前の薬物がらみの殺人事件のファイルを渡されます。ファイルはメンターであった刑事が持ち出し隠匿していたようでした。

    Ballardは夜勤中に浮浪者の焼死事件に遭遇します。事故として処理されそうになりますが、納得できないBallardは事件の線をしつこく当たっていきます。

    Boschはすでに(通常は)刑事でないので、重要なところはBallardが前面に出ることになります。しかし、Ballardとて夜勤専門で、市警内部の力学から重要な局面では捜査からはずされそうになります。

    一見バラバラの3事件は、マフィアとマフィアご用達の法律事務所を介してつながっていることがおぼろげにわかってきます。

    =====
    いつものBoschシリーズに比較して理屈っぽい印象を受けます。
    判事殺害の冤罪を晴らす法廷闘争に多くのページが割かれ、クライマックスは悪徳法律事務所とのやりとりからはじまり、その間、マフィアの通信傍受の裁判所の許可を得るためのBallardの奮闘や、マフィアに対する逮捕状を取るための検察官とのやりとりなどが臨場感をもって描かれます。リーガルものの側面があることを知らずにアクションを期待して読むとあてが外れるでしょうね。

    また、いくつか、未解決のポイント、放置された事件が挿入されています。夜勤担当の刑事はどのような事件にも対応するので雑多な事件に対応するのは当然なのですが、メインの筋書きと関係なくあっけなく終わったりします。(それも気持ちよく解決していない)

    さすがConnelly、と思わないではないですが、複雑な構造や登場人物の関係を理解しないと混乱してきます。
    英文が明快であることが救いでしょうか。

    =====
    付録:TOEFLやTOEICや大学入試には出ないと思われる重要単語

    Burner:火をつける道具ではなく通信機器です。
    Entrapment:これはわかりやすいですね。
    Arbitration:訴訟の決着方法のひとつ、でしょうか。
    Detain:Incarcerationの中のひとつの場合、かな。
    Acquittal:Detainの逆、かな。
    Disvow:これは試験にも出るかも知れませんね
    Snitch:いくつかの意味がありますが、名詞に使われるときはたいていひとつの意味です。
    Redact:広い意味がありますが、この小説では証拠に対するアクションに使われます。
    Embazzle:マフィアでやると、たいてい消されます
    Makeshift:これも試験に出るかも知れませんね(出ないか。。。)

    Burner:通話料金上限の決まった使い捨て携帯電話。キャッシュで匿名で買えるようです。日本ではNG。
    Entrapment:おとり捜査。
    Arbitration:調停。
    Detain:留置する。
    Acquittal:釈放する。
    Disvow:否認する。
    Snitch:密告者。広くは、かっぱらう、などの意味もあります。
    Redact:改訂する。この小説では証拠の改ざんの場面に使われました。
    Embazzle:横領する。
    Makeshift:その場しのぎ。

  4. 【5726236】 投稿者: 海外の作品から  (ID:X9J8DF6bCe.) 投稿日時:2020年 01月 31日 17:56

    みなさまお久しぶりです。

    なんか連投みたいになって恐縮ですが、なかなか面白かったのでご紹介します。

    Before She Knew Him, by Peter Swanson

    The Kind Worth Killing(そしてミランダを殺す)の作者による最新作です。

    ボストン郊外に引っ越してきたLloydとHen夫妻は、隣家MatthewとMira夫妻のホームパーティに招かれます。
    HenはMatthewの書斎でフェンシングのトロフィー(ジュニアオリンピック入賞)を見つけて気を失いかけます。

    LloydとHen夫妻は、旧居の隣人であった若者Dustinの殺人事件をきっかけに現在の家に越してきたのでした。
    Dustinはフェンシングの名選手で、Matthewの書斎にあったトロフィーは、銘板は判読不能であるものの、Dustinのものかと思われたのです。
    Dustin殺人事件は迷宮入り、しかしHenはこの事件に取りつかれ、独自に資料をあさっていたのでした。

    HenはMatthewがDustin殺人の真犯人ではないかと疑い、Matthewをひそかに尾行し、Matthewが次の殺人を犯す現場を目撃します。

    Henはすぐに警察に訴え出ますが、警察はHenを信用せず、逆にMatthew一家への接近禁止を言い渡されます。
    夫LloydもHenのメンタルを心配するもののHenの目撃を信用しませんでした。

    Henは双極性障害を持ち、学生時代に妄想から同級生を傷つけた前科があり、現在も治療服薬を続けていました。
    警察も夫もHenの目撃した殺人事件はHenの妄想と判断しました。

    しかし、MatthewはひそかにHenに接触し、Henに、自分は真犯人でありDsstinほか何人か殺していること、自分は女性を裏切ったりさげすんだりする男性を殺し続けていること、などを告白します。
    当然、この話をHenが警察に訴えても信用されないと予測してのことでした。

    夫も警察もあいかわらずHenを信用せず、ついにLloydとHenの夫婦仲もおかしくなっていき、そこに次の殺人事件が起こります。

    ======

    真実を見ているのに信用されない恐怖は、Paula HawkinsのThe Girl on the Trainの主要なテーマでした。

    The Kind Worth Killingに比較すると、特に前半の展開が遅く、また、しゃれた要素も少なく、最初は多少退屈でした。
    しかし、最後の最後までどう展開するかわからず、恐怖が徐々に迫ってくる描写は見事というほかはありません。

    B級スリラーですが、なかなかの完成度の作品、後半の意外性は前半の退屈を我慢した甲斐がありました。

    どうやら日本語未訳のようです。
    英文は難しくありませんし長くもありませんので、多少英文を読める方なら問題なく楽しめるだろうと思います。

  5. 【5726688】 投稿者: オーチャード  (ID:glOhI4wruwY) 投稿日時:2020年 01月 31日 23:53

    初めまして。ピーター・スワンソンの本のご紹介ありがとうございます。
    日本語で「そしてミランダを殺す」を読んで久しぶりに面白い本を読んだ!と感激し、次にHer Every Fearを原書で読んでみました。英語レベルは自分にちょうど良くストレスなく読めましたが、内容はうーん、「そしてミランダを殺す」には遠く及ばなかったような。なので、Before She Knew Himどうかなあ?と思いつつとりあえずカートに入れました。The Girl on the Train も興味ありますが、アマゾンではハードカバーのみですね。

    最近新訳が出た「幻の女」をうん十年ぶりに読んだところ、案外筋を忘れていまして、最後びっくりしてしまいました。なかなか無理な設定もありますが、やはり面白かったです。勢いで「暁の死線」も買ってみたら、こちらは読んでいなかったのかストーリーに全く記憶がなく、荒唐無稽ながらわりと楽しめました。文体がとてもロマンティックですが原文はどんな感じなのでしょう? 原書で一度読んでみたいですね。

    「渇きと偽り」 私も読みました。最近の北欧やフランスのミステリーにありがちな過剰な表現や人物設定、性犯罪系が苦手なので、この本の堅実な雰囲気は好感が持てました。反面退屈なところもありますけど。この本を読んだおかげで最近の火事についても関心が深まったような気がします。

    「カササギ殺人事件」アガサ・クリスティーをこね回して5倍に薄く伸ばした本のような印象が…。正統派英国ミステリーを最近読んでいなくて寂しいです。

  6. 【5728048】 投稿者: ロディ  (ID:KpJQypjAtS2) 投稿日時:2020年 02月 01日 22:33

    久しぶりの書き込みです。

    『そしてミランダを殺す』、面白かったですよね。

    個人的には『カササギ殺人事件』より楽しめました。

    かなり以前に紹介していただいた『ブルックリンの少女』
    『そしてミランダを殺す』のようなアメリカのサスペンスものだと思って
    読み始めたら、何と、ギョーム・ミュッソの作品でした。

    突っ込みどころはありますが、面白かったです。

    そして、香港発のミステリー『13・67』
    中編集で、どの話も読みごたえがありますし、安楽椅子探偵風の本格推理から
    スパイ系、警察小説とバリエーションに富んでいます。

    4年くらい前の作品なので、昨今の香港情勢を鑑みると、胸が痛みます。
    香港映画の「インファナル・アフェア」を彷彿させる作品です。

  7. 【5730854】 投稿者: 海外の作品から  (ID:PaSIWeVG6Aw) 投稿日時:2020年 02月 03日 18:08

    オーチャードさま、はじめまして。
    ロディさまお久しぶりです。

    Peter Swansonについて興味を持つ方が何人もいらっしゃって、ご紹介した甲斐がありました。
    また、Magpie Murdersについても、おおまかには私と同じ印象を持たれたようで、こちらは若干安心しました。
    (なにしろ、国内の翻訳作品部門のミステリー賞を総ナメにしましたから。評論家諸氏は、構成の複雑さとかたうまらない小ネタ(クリスティの孫が実名で登場するとか)に幻惑されたとしか思えません。)

    Swansonの新作については、主人公がたぶんLower Middle Classのせいか洒落た場面が少ないこと、トリックの根本が古くから使い古された手法であること、などから、もしかしたらご満足いただけないかもしれません(それでも、一気読みには最適と思います)

    なお、The Girl on the Trainの原著については、Amazon.co.jpに、Movie Tie In版らしきペーパーバックがあります。Movie Tie In版は表紙が映画の一場面になっているだけかと思いますが。

  8. 【5765691】 投稿者: ロディ  (ID:KpJQypjAtS2) 投稿日時:2020年 02月 24日 15:29

    アンソニー・ホロヴィッツ『メインテーマは殺人』

    こちらは作家が自らワトソン役で登場。

    オーソドックスな英国ミステリ(凡庸ともいえますが)です。

    作家さんが売れっ子脚本家であるようです。

    文中に、登場人物に演じる俳優さんがキャラクターを形作ってくれるというような記載がありましたが、登場人物にあまり魅力がない。

    それこそ映画化なり、ドラマ化されて、上手な俳優さんが演じた方がよい作品になるのかしら・・・(ダニエル・クレイグとか?)

    まあ、『カササギ殺人事件』の半分の量なので、気軽に手に取られてみてもよいかもです。

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