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【3801557】ミステリー(推理)小説のレビューをどうぞ

投稿者: アラフィフの読書   (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03

こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。

趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。

皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。

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  1. 【3803152】 投稿者: 海外作品から  (ID:SWV2qEHWgNM) 投稿日時:2015年 07月 25日 14:17

    海外作品から、2回目です。
    もう閉められたのかもしれませんが、ぜひ下記ご紹介したく。

    思いっきり明るい作品から、思いっきり深刻な作品まで紹介します。

    Jeffrey Archer 著 Not A Penny More, Not A Penny Less (日本語版 ジェフリー・アーチャー著 100万ドルをとり返せ)
    Archerは、イギリスの上流階級出身で、若くしてロンドン市会議員から下院議員になりますが、北海油田詐欺にひっかかり、全財産を失います。しかし、転んでもただでは起きないのがすごいところ、詐欺にひっかかった経験をもとにこの作品を書き、損失を取り戻すのみか、流行作家の仲間入りをしました。その後の人生も波瀾万丈ですが、今も世界的人気を持つ大作家です。
    北海油田詐欺にひっかかった4人(大学教授、医師、画商、貴族)が、緻密な計画のもと、協力して詐欺師の頭目をだまし返し、きっちりと損害額を取り戻す、抱腹絶倒痛快な小説。4人のみならず、詐欺師も、実に人間味豊かに描かれます。

    Stephen King 著 11/22/63 (日本語訳、スティーヴン・キング著、11/22/63)
    アメリカのホラーの大家、Kingの、タイムトラベルもの。この風変りなタイトルは、ケネディ大統領暗殺の日です。平凡な高校教師が、行きつけのバーガー店主からタイムトンネルの存在を教えられ、ケネディ暗殺阻止を遺言で懇願されます。主人公は、暗殺5年前のダラスにタイムトラベルし、身分を変えて高校の臨時教師をやりながら、ケネディ暗殺阻止の準備をはじめますが、いつしか、美しい高校司書と恋仲になります。非常に緻密な調査と時代考証に基づいて書かれ、1960年ころの豊かなアメリカの庶民の生活が活写されるのみならず、狙撃犯オズワルド周辺は、100ページ以上を割いて、実に緻密に描写されます。涙なしには読めないが、読後感のさわやかな長編。

    Dennis Lehane 著 Mystic River (日本語訳、 デニス・ルへイン著、ミスティック リバー)
    ボストンのスラムで育った3人は、成長して、刑事、コンビニ店主、フリーターになり、それぞれ結婚して家庭を持ち、つきあいもなくなっていました。ある日、コンビニ店主の家に悲劇が起こり、この事件を、友人だった刑事が担当することになります。捜査は思うように進まず、3人の友人たち、それぞれの妻を含め、緊張が高まっていき、さらなる悲劇が起こります。なんとも救いのない、不条理劇のような作品ですが、人間の心理が深く描きこまれます。Lehaneは、アメリカのスリラー・ミステリーの作家ですが、名文家で有名。クリント・イーストウッドが映画化し、大ヒットしました。

    実は、私は、ミステリーを英語で読むのが趣味で、上記、すべて原著で読みましたので、日本語訳のクオリティは未チェックです。しかし、各種書評などを見ると、日本語訳でも、間違いなく楽しめると思います。

  2. 【3803412】 投稿者: 娑羅双樹  (ID:dk895Ws41lk) 投稿日時:2015年 07月 25日 20:39

    スレは締められちゃったのかな?

    若い時に読んだミステリーで面白かったと思うのは、
    (既出を除けば、)

    海外なら、
    アイラ・レヴィン
    カトリーヌ・アルレー
    ディクスン・カー   

    日本なら、
    佐野洋

    既出ですが、
    連城三紀彦の「戻り川心中」は、私もおすすめだと思います。

  3. 【3803617】 投稿者: ロングライダー  (ID:eLcQl2dxMzo) 投稿日時:2015年 07月 26日 00:59

    このスレをここで閉めるのも残念なので、少し追加を。
    スレ主さんは西村京太郎に馴染みがあるという事なので、ここで西村京太郎の「らしくない」傑作をひとつ紹介しましょう。
    タイトルは「殺しの双曲線」。
    西村京太郎と言えば「時刻表」を使ったトラベルミステリーという印象が強いですが、
    この作品は雪に閉ざされた山荘で、ひとりまたひとりと殺されてゆく、いわゆるクローズドサークルものです。
    最初に作者の手で「この小説にはかくかくしかじかのトリックが使われています」などと、
    人を食った但し書きが入っていますが、それでもまんまと騙されてしまうこと請け合いです。

  4. 【3803678】 投稿者: きさらぎ  (ID:VHxanSBWeDA) 投稿日時:2015年 07月 26日 06:31

    貫井徳郎さんの「慟哭」を読んだ時は衝撃を受けました。

    遅筆でなかなか新作が出ないのと、近年マニアックになりすぎていますが、
    「乱反射」や短編集「崩れる」や症候群シリーズはオススメです。


    殺人事件などは読んでて辛くなるという人には、坂木司さんをお勧めしています。
    ハートウォーミングな推理ものです。
    海外ものではドロシーギルマンの「おばちゃま」シリーズと
    リリアン・J・ブラウンの「猫は〜する」シリーズもオススメです。

  5. 【3803779】 投稿者: スレ主です  (ID:tMJyfQqljA2) 投稿日時:2015年 07月 26日 09:58

    こんにちは。新たに大変おもしろそうなミステリーを挙げてくださって、本当にありがとうございます!

    まだスレは〆ませんので、よろしければ、さらなるレビューをお願いいたします!!

  6. 【3804294】 投稿者: 娑羅双樹  (ID:9tn9gd61KOM) 投稿日時:2015年 07月 27日 00:03

    スレは締められてはいなかったのですね。よかったです。

    この頃のこと。

    書店に行くと「新潮文庫の100冊 2015」が並んでいて、
    「宮部みゆき」や「赤川次郎」と一緒に「江戸川乱歩傑作選」がありました。

    「へえ~100冊に選ばれているんだ~」と何気なく手に取ってみました。
    傑作選というので短中編集なのだろうと思いパラパラとみてみると、
    デビュー作の「二銭銅貨」や「D坂の殺人事件」など初期?の作品数編。

    エロいグロいイメージも強い江戸川乱歩ですが、「疑惑」を読んで
    江戸川乱歩が好きになったので、それが収められていなかったことに
    がっかりでした。

    もちろん、「D坂の殺人事件」などは、江戸川乱歩の代表作なのだろうけれど、
    私の中では、江戸川乱歩といえば、「疑惑」です。

  7. 【3804719】 投稿者: スレ主です  (ID:Ojf7DtM0aOE) 投稿日時:2015年 07月 27日 15:48

    皆様の書き込みを楽しく拝読しております。
    ありがとうございます。

    私も江戸川乱歩のエログロワールド、苦手です・・汗。
    日本ミステリー小説の重鎮中の重鎮ですが、本格推理小説ではなく、興味を持てなかったです。
    エドガーアランポーの黒猫は学校の図書館で読みました。
    こちらもどちらかというと、ホラー小説のようでした。
    しかし、このあとコナンドイルがシャーロックホームズを誕生させ、本格推理小説の時代が幕を開けることになるのですよね。

  8. 【3805119】 投稿者: 寡作で佳作  (ID:zoAVyZgbhM.) 投稿日時:2015年 07月 27日 23:19

    どなたかー

    シンデレラの罠の結末の解釈をお聞かせください。狐につままれたようだったのは私だけ?

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