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【3801557】ミステリー(推理)小説のレビューをどうぞ

投稿者: アラフィフの読書   (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03

こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。

趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。

皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。

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  1. 【4346878】 投稿者: ロングライダー  (ID:EwJGMS0WyfQ) 投稿日時:2016年 12月 03日 22:52

    『カリブ諸島の手がかり』は、最後の「ペナレスへの道」で底が抜けますね。
    最後の一編に至るまでも一級品だと思いますが、あのラストが凄い、というか凄まじい。

    ところで海外モノつながりで『赤い右手』(J・T・ロジャース)を読まれた方はいるでしょうか。
    1945年に書かれた作品。日本での翻訳は1997年。
    熱にうなされたような文体で語られる、奇怪な事件。
    それを推理する外科医だが、この外科医もなんだかよくわからない。
    様々な手がかりが出てくるが、揃いも揃って「本物」かどうかわからない。
    伏線なのか、レッドへリングなのか、はたまた単に文章が下手なのか、さっぱりわからない。
    わからない尽くしの怪作です。「クリスティの真反対」と称した人がいますが、まさにその通り。

  2. 【4347693】 投稿者: パードレ  (ID:wPgQX/Lnd/Y) 投稿日時:2016年 12月 04日 13:50

    ロングライダー様、『赤い右手』なる怪作は未読ですが、レビューなどチラ見すると、”カルト的オカルト名作” ”怪作””バカミス”となにやら怪しげなキワモノ!怖いものみたさで読んでみよかな。あまり猟奇的ホラーだと苦手なんだけど・・私の怖さの基準は、「黒い家」「アレックス」は読んで後悔、「黒猫」はOK!、「ミザリー」「グリーンマイル」の残酷シーンが嫌でキングが読めない、「ゴーンガール」は猟奇的ではないけど、嫌いな嫌ミス。あ、結構ハードル高いか!とかいって結局読んじゃうかな

    とこらで未読の気になってる幻の作品があるのですが、幻って要は近くの図書館ブックオフで見つからない、わざわざ買うのもなというケチな根性なのですが、
    フレッド・カサックの『日曜日は埋葬しない』。『殺人交差点』より面白いとレヴュー読んで何となく探してるんですが読んだ方いるかな?

  3. 【4347795】 投稿者: ロングライダー  (ID:EwJGMS0WyfQ) 投稿日時:2016年 12月 04日 14:41

    「パードレ (ID:wPgQX/Lnd/Y) 」さん
    読みましたよ、フレッド・カサック『日曜日は埋葬しない』。
    ちょっと何書いてもネタバレになりそうな作品ですが、あえてちょっと書くと、出産がトリックにつながっています。
    全体として陰鬱なムードで、鉛色の冬の寒空が似合う小説です。
    読むべきかどうかは、うーん、何とも言えないですが、俺は気になった作品はそのままにしておくのが出来ない性分なので、読まない選択肢はないです。
    『殺人交差点』同様トリッキーな作品ですが、トリックがわかったときに「なんだ、そういうことか!騙されたぜ、ヒャッホー!」と陽気になる小説でないことは間違いありません。

  4. 【4347921】 投稿者: パードレ  (ID:wPgQX/Lnd/Y) 投稿日時:2016年 12月 04日 15:49

    おお!ロングライダー様、打てば響く、さすがです。調子に乗ってあと一つだけ、聞いちゃっていいでしょうか?本日はこれにて失礼致します。

    地味マイナーっぽくて未読なんですが、レオ・ブルースの処女作『三人の名探偵のための事件』、二作目三作目のがより面白いらしいのですが、ポアロ、ブラウン神父、セイヤーズのウィムジイ卿の捜査法をパロディーにした探偵小説だとかで。これを読むには私以前、挫折したセイヤーズの『ナイン・テーラーズ』を読み返さないとなと迷っております。ご存知でしょうか?

  5. 【4348663】 投稿者: ロングライダー  (ID:EwJGMS0WyfQ) 投稿日時:2016年 12月 04日 23:59

    「パードレ (ID:wPgQX/Lnd/Y)」さん
    レオ・ブルースは『三人の名探偵のための事件』と『ロープとリングの事件』を20代の時に読みました。
    どちらもあまり感心しなかったのは、若かったからかもしれませんが、セイヤーズの『ナイン・テーラーズ』はぜひ読み返すべきです。
    挫折したでしょう、そうでしょう。大して面白い話じゃありませんからね。
    でも、最後まで行きましょう。
    駄目だ、もうやめよう、なぜこんな苦しいことを、・・・それでも我々読書の鬼たちは進むべき場合があるのです。
    『ナイン・テーラーズ』はそんな本の1つです。(鼻息荒い)

  6. 【4349459】 投稿者: ロディ  (ID:bcjvt68OAQw) 投稿日時:2016年 12月 05日 17:21

    ロングライダーさま

    『赤い右手』、読んでいますよ。

    内容は覚えていないけど、書評にある通り、熱に浮かされたような語り口で私は
    面白かったと思います。

    似たような作風で、『飛蝗の農場』、『6人目の少女』も面白かったです。
    (サイコでドロドロしています)

  7. 【4349654】 投稿者: パードレ  (ID:wPgQX/Lnd/Y) 投稿日時:2016年 12月 05日 19:48

    そっかー!ロディー様もおすすめなら私も、『赤い右手』読んでみよー!

    ロングライダー様、『ナインテーラーズ』は以前、正統派本格派志向の人が読むのかーと、無理してトライしてみたんですが、鐘の話ウンチクがダラダラ長くて、ザクザク飛ばし読みした為、さっぱり覚えてません。同じくクリスティアナ・ブランドの『はなれわざ』・・大好きなクリスティーと並び評されるのって何故?と思っちゃったんですが、まだそれらを読むに私の機が熟していなかったのでしょう! 私は読書の鬼ではありませんが、パロディー小説を楽しむために、いずれ再読リトライしてみようかな。 でもこれからまず読むのはゴダードの『惜別の賦』でっす。

  8. 【4351718】 投稿者: ロディ  (ID:7jutgh4.X9Y) 投稿日時:2016年 12月 07日 12:43

    パードレ様

    ゴダード、一時はまりました。最近聞かないのですが、新刊は出ているのでしょうか?

    内容は覚えていないけど、泣かせる作品が多いですよね。
    日本の作家でいうと白川道さん?

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