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【3801557】ミステリー(推理)小説のレビューをどうぞ

投稿者: アラフィフの読書   (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03

こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。

趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。

皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。

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  1. 【4353288】 投稿者: パードレ  (ID:wPgQX/Lnd/Y) 投稿日時:2016年 12月 08日 17:00

    ロディ様、ゴダードは、『惜別の賦』と『千尋の闇』読んだことある気がするんですが、内容わすれてしまった。読書日記つけなくちゃ! こんなに作品いっぱいあったのね。どれが面白いのかな。2015年の『欺きの家』以来、新刊って、でてないのかな? 映画化も全然ないですね。
    ノスタルジックなタイトルと、トマス・クック的な過去の罪悪感がスローモーションの雪崩のように迫りくる作風に惹かれます。

    気になる本メモが雪だるまのように増えていく! 年末掃除もしないで何やってるんだかです。

  2. 【4353638】 投稿者: ロディ  (ID:7jutgh4.X9Y) 投稿日時:2016年 12月 08日 22:34

    パードレさま、

    ゴダードは初期の作品が好きでした。

    内容は覚えていないけど『千尋の闇』はよかった。

    気になって調べてみたら、たくさん翻訳は出ていますね。
    『さよならは言わないで』と『リオノーラの肖像』も、よかった気がします。

    ただ中期になって、とんでもない展開の作品があったりして、読むのをやめてしまったのです。

    でも最近の作品で評価の高いものもありそうなので、また読んでみたくなりました。

  3. 【4353668】 投稿者: う〜ん  (ID:p5R/NEU5HtQ) 投稿日時:2016年 12月 08日 22:54

    やっぱり一番驚愕、興奮したのは島田荘司の「占星術殺人事件」。人生唯一の徹夜本でした。若かったなぁ。

  4. 【4355086】 投稿者: ロングライダー  (ID:EwJGMS0WyfQ) 投稿日時:2016年 12月 10日 03:19

    御手洗潔、帰ってこないかなあ。

  5. 【4370420】 投稿者: 海外の作品から  (ID:tpQIkIC/vp6) 投稿日時:2016年 12月 21日 22:32

    お久しぶりです。

    ゴダード、面白そうですね。
    しかし、Amazonで検索しても、国内で原著が手に入るかどうか。。。
    紀伊国屋あたりで探してみます。

    ということで。

    Angels & Demonsを読んだので、Dan Brownの人気三作を紹介します。
    ハーバードの徽章学(Symbology, Iconology)教授、Robert Langdonシリーズです。
    執筆された潤はAngels & Demonsが最初、Da Vinci Code、Infernoの順ですが、映画化はDa Vinci Codeが最初でした。
    Da Vinci CodeとInfernoを読んだのはずいぶん昔になります。
    私は美術マニアで、Da Vinci Codeにいてもたっても居られなくなり、家族を引き連れてミラノに飛んで「最後の晩餐」を見てきました。
    ついでに、ローマ、フィレンツェ、ベネチアに行って、夢の10日間を過ごしました。それで、Angels & Demonsの舞台も目に浮かぶようで、懐かしかったです。

    Angels & Demons
    カトリックに対立し科学と宗教の融合を唱えたIlluminatiという秘密結社は、大昔に滅亡したと思われていたが、復活。ローマ教皇選挙(Concrave)直前にCERNから反物質(Antimatter、すさまじい爆発力を持つ)を盗み出してバチカンを恐喝、加えて、次期教皇の有力候補(Preferiti)の枢機卿(Cardinal)4人を誘拐して暗殺予告、さらに、主人公は、殺人と爆破を防ぐために奔走。

    Da Vinci Code
    ルーブル博物館長殺害の嫌疑をかけられたLangdonは、警察から逃亡するうち、秘密結社Ops Deiやシオン修道会に追われることになる。犯人たちは、キリスト教の根源をゆるがす聖杯(Holy Grail)を追っており、聖杯を追うLangdonはカトリックの裏面を目の当たりにすることとなる。聖杯伝説とは、そして、最後の晩餐に込められたDa Vinciの暗号とは。

    Inferno
    Langdonは記憶喪失のままフィレンツェの病院で目覚め、しかし、すぐに謎の殺し屋に襲われて、担当の女医とともに、フィレンツェの史跡内を逃走。彼のジャケットには何者かが投影機を入れてあり、それは、ダンテの神曲の地獄篇を表した絵画で、一部が改編されていた。Langdonは、狂人の生物学者Sovlistの陰謀に気づく。その陰謀とは、人口爆発による人類滅亡を防ぐため、人類の半分を殺すウィルスを散布している。しかし、Langdonは、警察やWHOに追われ、フィレンツェからベネチア、イスタンブールへ向かう

    と、まあ似たような題材になります。

    それでは、3作の比較。
    共通点
    ・キリスト教や美術に関する、ときにトンデモ解釈を含む豊富な薀蓄。
    ・最後まで、誰が真犯人なのかわからず、だれが悪人でだれが善人かもわからない。よく言えばトリックに満ちた、悪く言えば相当に混乱した筋書き。
    ・主人公に協力する女性があらわれ、手をたずさえて事件を解決するが、あまり二人の仲は深まらない。

    比較
    ・観光名所度:Inferno>Angels & Demons>Da Vinci Code
      なんといっても、Infernoは、観光客でごったがえす名所を裏側から見る楽しみがあります。Angels & Demonsは、ローマのバチカンの裏面。

    ・トンデモ度
      Da Vince Code>Angels & Demons>Inferno
    Dan Brownは、Da Vinci Codeで流行作家になりましたが、このトンデモ度は相当のもので、実在の団体であるOps Deiを殺人カルト集団として描き、フランスのペテン師がでっちあげたシオン修道会を実在のカルトとして描き、実在の教会をカルト集団の隠れ家として描き、実在の人物や組織にかなりの迷惑をかけました。カトリック教会は怒り、Angels & Demonsのロケに、一切、カトリック施設を使用することを許しませんでした。この映画の中の壮大な教会建築やバチカンの内部は、すべて、ハリウッドのセットです。
    Angels & Demonsは、Illuminatiという反カトリック団体が中心に据えられていますが、実際は、Illuminatiは現在存在するかどうかもあやしいようです。むしろ、反物質(Antimatter)をめぐるトンデモ度が結構なものです。
    Infernoは、宗教との摩擦を避けるためか、人口爆発問題を中心に据え、宗教建築などは薀蓄にとどまっています。

    ・英文難度
      Angels & Demons>Da Vinci Code>Inferno
    Angels & Demonsは、作者Dan Brownのデビュー作で、Robert Langdon教授を主人公とする宗教もの連作の第一作になります。どうも、作者は、一般大衆のマニアックな語彙に対する許容度のようなものを見誤り、難解な印象を与えたため、ブレイクしなかった可能性があります。


    さて、おすすめ度ですが。
    ・映画を見て、おもしろいと思った方は、読んでみるのもいいかと思います。
    ・映画を見なくても、キリスト教や美術に興味があれば。

    たとえば、
    ・ローマ教皇選挙は80歳未満の枢機卿の互選で決められるが、これを、主席枢機卿(Great Elector)が仕切る。枢機卿たちは、システィーナ礼拝堂に監禁され、教皇が決まるまで外部との接触を禁止される。
    ・ローマ教皇が逝去すると、Camerlengoという教皇の秘書室長兼財務大臣(のような立場)の聖職者が、次期教皇が決まるまで、教皇を代務する。
    ・フィレンツェのポーポリ庭園に洞窟の入り口があり、これは、ベッキオ橋の上を通るヴァサーリの回廊につながって、数キロ続く。これはメディチ家の専用の通路だった。
    など、おお!!!と感激する方にはおすすめします。

  6. 【4374068】 投稿者: パードレ  (ID:oG0rUZZtsaY) 投稿日時:2016年 12月 25日 00:17

    ダン・ブラウンは『ダ・ビンチコード』(ベタな日本語で)だけ、原作と映画をテレビで観ましたが内容は覚えてません。あの難解な内容、原著でなんてすごいです、、。当時、「最後の晩餐」をめぐって、画面左手のヨハネが実は、、、とか背景の余白の三角形が、、、とかの仮説を興味深く見てましたが私的には、それはそれで人間らしくていいなあなんて思っちゃいましたが、”トンデモな仮説”なんですかね? あの作品以来というかそれ以前からか、テレビで”ダ・ビンチの仕掛けた謎に迫る”のような特集見かけるような気が致します。本物見たくなるお気持ちもよくわかります。確かフレスコ画でなく、その壁画に適さない、こだわりのテンペラ画で描かれていたんで剥落ひどく、修復も大変だったとか。
     ダ・ビンチといえばモナリザもモデルは誰か?とかの論争特集もありますね。B級映画ですが、綾瀬はるかの『万能鑑定士qモナリザの瞳』とかも都市伝説っぽかったけど、ちょっと面白かったです。

    美術絡みのミステリーといえばポアロの『葬儀を終えて』とか、国内作なら原田マハの『楽園のカンバス』なども面白かったです。教科書でしか見た事なかった、ヘタウマなルソーの絵の魅力とかピカソの事。美術館の裏側の話など面白かったです。

  7. 【4374086】 投稿者: おお  (ID:LIFr.9PCDao) 投稿日時:2016年 12月 25日 00:33

    >この映画の中の壮大な教会建築やバチカンの内部は、すべて、ハリウッドのセットです。

    え?そうなんですか?
    それは凄い。恐るべし、ハリウッド。

    私は、逆にカトリックの素養がないと、小説も映画も理解できないだろうし、興味も湧かないと思うのですが、違うのかな。

  8. 【4375064】 投稿者: 海外の作品から  (ID:LlEmBCXCqR.) 投稿日時:2016年 12月 25日 23:40

    パードレ様、おお様
    コメントありがとうございます。
    Dan Brownの作品は、複雑というより、ちょっと混乱している、という感じを持っています。
    良いミステリーは、さまざまな事象が起こりますが、最後に、じぐぞーパズルのピースがぴったりはまるような謎解きの快感がありますが、Dan Brownは、なぜか、ちょっとモヤモヤが残るんですよ。

    英語そのものは、標準的な英語で、複雑な構文やもってまわった言い回しなどありませんので、難しくはありません。ただ、ご指摘のように、キリスト教やヨーロッパの歴史、芸術などに興味が無いと、読み進めるのはつらいかも知れません。興味があれば、背景知識がある必要は無くても、どんどん読めます。
    Angels & Demonsは、冒頭の100ページ以上が、CERN(スイスの巨大な物理学の研究所で、いくつも加速器があります)内部での物理談義に割かれるので、ここがつらいかも知れません(私は、職業上の専門が物性物理なので、どこがトンデモかの理解も含め、なんとかなりました)

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