- インターエデュPICKUP
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投稿者: アラフィフの読書 (ID:SZRj/VH51r6) 投稿日時:2015年 07月 23日 14:03
こんにちは。私はずっとテレビでワイド劇場などを楽しんできました。
山村美沙や西村京太郎シリーズなどです。
趣味が高じてしまい、最近になって、ミステリー(推理)小説を読み出しましたが、何を読もうかと迷ってしまいます。
皆さんが好きだった本をぜひとも教えて下さい!
ネタバレでも大歓迎です!!!
どうぞよろしくお願い致します。
-
【3811625】 投稿者: 沙羅双樹 (ID:mQXFN3ayqSw) 投稿日時:2015年 08月 04日 12:24
>前のレスでちょっと嘘を書いてしまったことが気になって、書き直すことにしました。
> >この暑さで、頭蓋骨の継ぎ目から熱で腐った脳みそが滲み出てきたらどうしよう、などと主人公のケインになった気分になります。
「嘘」というよりも、この暑さで脳内回路が一部遮断されてしまった結果起こったトラブルと言う方が当たっています。
COOLにいかなくちゃ。
みんな熱中症になりそうです。
ロングライダーさん、ありがとう。 -
【3811643】 投稿者: 娑羅双樹 (ID:0d0E2pzHuWw) 投稿日時:2015年 08月 04日 12:45
↑沙羅双樹=娑羅双樹
暑すぎですから。 -
【3811651】 投稿者: 海松 (ID:briCGJ9xPI.) 投稿日時:2015年 08月 04日 12:57
ロングライダーさま
「シンデレラの罠」やっぱり面白かったですよ
叔母の莫大な遺産相続人の「ミ」、その後見人と「ド」が共謀してガス漏れ火事で「ミ」を殺し「ド」が、
成りすます計画・・・・・此処までは良くあるパターンですよね
実行され
顔と手真っ黒焦げで記憶喪失の為、本人も自分が「ミ」か「ド」か分かりません
結末書かない方がいいですよね
この小説からインスパイアされた作品も国内でも数冊あります。
「後妻業」大竹しのぶ主演で映画化されますね
リアルでも「狙った男なんて100%落とせるわ~」サラリと言ってそうな大竹、ピッタリですね
原作とかけ離れないといいのですが -
【3811661】 投稿者: 警察小説 (ID:lTQzZaZnXbs) 投稿日時:2015年 08月 04日 13:14
では、私は警察小説の中から、「第三の時効」をお勧めします。
「半落ち」が映画化されて有名になった横山秀夫による連作警察小説です。6編の短編で構成されていますが、全編まとめて1つの完成された形になる作り。
6編とも2000年前半にテレビドラマ化されたので、テレビドラママニア(?)のスレ主さんは見たことがあるかもしれません。
とにかく、ここに出てくる警察官が皆カッコいいのです。
プロットも非常に上手くできていますし、謎解きは凝っていないけれど、どれも素晴らしい出来。
意外性も十分ですし、何よりも読後感がとても爽やかで心地よいのです。
推理小説と警察小説は少しカラーが違うと思いますが、この作品は警察小説の最高峰と言っても過言ではないと思いますよ。
文庫本化された際に少し書き直されていて、文庫本版の方がさらによいと思います。 -
-
【3813104】 投稿者: 娑羅双樹 (ID:eM0SITy0GaU) 投稿日時:2015年 08月 06日 00:33
海松さま
大竹しのぶの悪女役よいですよね。
あのかわいい感じ、どこか抜けているような感じと悪女の役柄とのギャップが、
とても怖いのでしょうね。
九州での事件をテレビドラマ化した「黒い看護婦」(?看護師だったかな?)を
見ましたが、どうして、だれもがだまされてしまうのだろう?と不思議でした。そのだまされ方が尋常ではなく、恐ろしかったことを覚えています。
実際の事件をドラマ化しているとわかっているからだと思いますが、本当に背筋が
寒くなりました。 -
【3813110】 投稿者: 娑羅双樹 (ID:eM0SITy0GaU) 投稿日時:2015年 08月 06日 00:43
警察小説さま
横山秀夫「第三の時効」集英社文庫 を読みました。
短編集の中の「第三の時効」だけですが。
素敵な作家なのだということがよくわかります。
短い小説なのに、内容が濃く一度にたくさんのことを考えさせられました。
夜通し読んでしまいそうです。ほかの短編を読みたい気持ちを抑えるのに苦労しそうです。
でも、やっぱりこの暑さなので、徹夜すると次の日が。。。
素敵な小説をご紹介くださり、ありがとうございました。 -
【3813647】 投稿者: 本と猫とアイスティ (ID:A8z2t2yE966) 投稿日時:2015年 08月 06日 16:53
素敵なスレ発見!
私も混ぜていただきます。
まだ登場していないところですと、
道尾秀介あたりはいかが?
「カラスの親指」とか有名ですね。
あ、見落として既出だったらゴメンナサイ! -
【3813937】 投稿者: ロングライダー (ID:eLcQl2dxMzo) 投稿日時:2015年 08月 06日 23:36
「シンデレラの罠」って、昔読んだきりだけど、実はあまり感心しなかったんだよね。
なんか、技巧が過ぎて、かえってごちゃごちゃしちゃったという印象。
その後、高木彬光の「能面殺人事件」を読んで、同じような印象を持ちました。
「本と猫とアイスティ(ID:A8z2t2yE966)」さん
道尾秀介といえば「向日葵の咲かない夏」が好きですと対外的には言いますが、本当は「犭(ケモノ)」(「鬼の跫音」所収)が好きです。
あれ、ちょっと切ないよね。
さて今宵は、いわゆる日常系ミステリをご紹介。
北村薫「空飛ぶ馬」(1989年)。
いまや御大のデビュー作ですが、学生の頃、この短編集に収録されている「織部の霊」にヤラレタ。
こんな切れ味の作品が、まだ出てくるのか!
「織部の霊」の織部とは、茶人・古田織部のこと。
登場人物の一人が、小さい頃に切腹した侍の夢をよく見た、という話をした。はじめは誰だかわからなかったが、その後調べてみると、顔かたちからその切腹した侍は古田織部だとわかった。
しかしその登場人物は小さい頃のことゆえ、古田織部のことなど知らない(そりゃそうだ。小学生で古田織部を知ってたら、間違いなく変人だ)。ましてや織部が切腹したなんて知りようがない。
ではなぜ彼は、その知りようのないことを、何度も夢で見てしまったのか?
北村薫はてだれの文章家です。初読ではミステリ部分に目を惹かれすぎて、文章や構成の妙までは気が回りません(少なくとも俺は)。
第2作「夜の蝉」も最初読んだときは、「ちょっと期待はずれ」だったのですが、数年前に読み返したとき、その巧みなつくりに、ちょっと感動してしまいました。
ミステリで感動、というのも変な話ですが、興がのればそんなミステリも俎上に乗せていきたいと思います。
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