マルチリンガルを目指せる女子校
退学者
入学者数は募集が280名なので前後で推移していると思いますが、愚息と入れ替わりで卒業された旧高3の先輩方は240名が卒業したと知りました。6ヶ年で40名辞めてしまうものでしょうか。。。成績不振などでしょうか。
定性的な情報よりも数字で示すのが宜しいと思います。
・2025年3月高校卒業生は、中学入学時258人・高校卒業時240人。
・基礎学力試験(英数/中2後半~中3にかけて複数回実施)は、平均点80点以上になるように設定されている試験であり、90点以上の得点者が続出するような試験ですが、この試験で30点未満だと追試。追試でもなお30点未満だと高等学校への進級不可。
※高得点獲得者が多数出るような試験で、平均点の半分をはるかに下回る30点未満という低いハードルを設定しているのは、できれば全生徒に高等学校に進学、卒業してもらいたいという学校側の意図が色濃く表れているものと思料します。
最後に定性情報を一つ。
愚息の友人で、中学卒業時に転向した生徒がいましたが、その子は部活で本郷より強い学校に行きたかったという理由でした。この子の成績は半分よりはるかに上でしたよ。
退学理由は個人的な事情が含まれることが多いため、学校が外部に向けて情報開示する可能性は低いかと思います。なので、知人から聞いた個別の話以上の情報を得るのは難しいと思います。唯一信頼できる数字は、他の方が共有されていた、中学入学時と高校卒業時の生徒数かと思います。それを見るに、私や家族の通った中高一貫の人数の減り具合と比べても、特段退学者が多いようには見えません。本郷の近隣の区の小学校だと、毎学期転出入が学年に数名いるような状況なので、むしろあまり減らずに済んでいるのではと感じます。
また、在校生・卒業生の保護者の方々の書き込みを見るに、成績不振であっても学校側から退学を迫られることはほとんどないように見受けられます。自分や家族の経験に照らしても、私立で退学に追い込まれるのはよほど素行が悪い時で、成績で転校するのは本人の判断による場合がほとんどではないかなと思います。
高校入学者とその学年の2年進級人数で退学者が分かります。
2024年に高校には入学したのに2025年に2年生にならずして退学した人は6人です。
進級できなくて留年して留年を受け入れずに転校した人達は6人です。
本郷に限らず私立中高一貫校であれば大学進学実績を上げていくには多少のリストラは必要なことだと思います。成績不良者をそのまま置いておくと全体の効率が落ちるからです。
それでも今の本郷はかつての巣鴨などと比べればまだまだ抑え気味だと言えます。
成功する者もいれば脱落者もいる。これは世の中の常であり、何も中高6年間だけではなく一生涯続くことです。