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【932571】中学受験から高校受験に切り替えて良かったという方いらっしゃいますか?

投稿者: 決めました   (ID:myd1Mb3exm2) 投稿日時:2008年 05月 22日 23:49

長男、長女と受験してきましたが、末っ子は中学受験をやめようと決心しました。
あまりに幼いこと、学校生活の充実に本人がかけていること、
依存心が強いので、親主導の受験をすると依存心がより強くなりそうなこと
等を考慮してのことです。
(本当はうまくやれば、そんなことはないのかもしれませんが、自信がありません)


そこで、もし良ければ教えて頂きたいのですが、中受を止めて、高校受験に切り替えて
良かったという経験をお持ちの方はいらっしゃいますでしょうか?
また、その際、特に気をつけられたことというのは、おありだったでしょうか?
御経験をお聞かせ願えれば、ありがたく思います。

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  1. 【933133】 投稿者: ぴー  (ID:AlEG7XDcUHM) 投稿日時:2008年 05月 23日 16:21

    うちは5年のときに中学受験やめました

    本人が まわりにまどわされている様子だったのです。
    友達につられて受験するようなら やめたほうがいいね!ということで。

    そして塾も公立中入学者向けのコースに変更。
    (中学受験、高校受験どちらも対応している塾だった)
    そして楽しく小学校生活を送り、公立中に行ったのですが、
    とっても良かったですよ。
    いろんな子がいて おかげでこの3年で人間対応能力があがりました。
    本人も「今の俺なら いろんなやつに対応できる」、といっています。
    将来 必ずさまざまなタイプの人たちの中で生きていくのだから
    これはとても重要なことだと思います。
    それに ちょっといきがっている子達も本当はいいやつだったり、というのは
    実際近くにいないとわからないもの。
    外見だけで人を判断せずに その奥を見抜けることができるように
    なってもらいたいという思いもありました。

    それに中高一貫だと6年間あるから 中学生はまだまだひよっこという感じ
    でしょうが 公立は3年間しかありませんから 中3になると最上級生。
    自分たちがひっぱっていく感じなので みんな生き生きがんばってました。
    体育祭 文化祭 どれも青春がいっぱい、というかんじでしたよ。
    そして高校受験
    3年になってからは進路指導の先生から自分の将来というものをきちんと
    考えるようにいわれ それに沿って志望校を考えるように、と。
    中3のこの時期 立ち止まって将来をじっくり考えるというのは
    とても意味があることだと思います。
    中学受験のときにも考えるかもしれませんが 小6と中3はまったく違います。
    この3年の精神的成長は大きいです。
    自分がこれからどうしたいか どういう高校生活がおくりたいか という
    ことできめる志望校は 単に偏差値だけから決めるわけではないので、 
    もっと偏差値の高いところにいけても あえてそれより下だけど
    自分のやりたいことができる学校に行くと言う人もたくさんいます。
    それに…
    全員が受験生だからか みんなでがんばろう!という雰囲気で
    受験もひとつの学校のイベントのようにみんなで乗り越えた感があります。

    そして高校入学 また新たなスタート
    新しい環境のなかで またぴかぴかの1年生をやってます。 
    とにかく 本人も「おれ ほんとに公立でよかった!」と言っています
    まわりにも同じように「この学校でよかった」と言う子達がたくさん
    いましたよ。
    学校によって またその子の体験によって まったく異なってくるでしょうが
    うちの場合はこんなかんじでした。



  2. 【933177】 投稿者: 地域密着型  (ID:LFVq5y92nJA) 投稿日時:2008年 05月 23日 18:05

    うちの娘は切り替えたというよりハナから受験する気はなくて公立中で小学校から続けていたクラブ活動をやりたいからでした。私立中に進んだ子のお母さんで仲良くしている人がいてよく話をききましたがさすがに私立は課外活動が華やかでスキー合宿やら海外研修など楽しそうな事が目白押しでした。
    対して公立中はとても地味にみえますが実りのある内容の行事が2つありました。ひとつは農業体験です。林間学校の一部ですが実際に農家に泊まってお手伝いをしました。お世話になるお宅ごとに営むものが違うのでひたすら草取りのグループもあれば森にはいって伐採作業のグループありと中々ユニークな内容でした。
    もうひとつが職業体験で地元の商店、企業、学校、幼稚園、保育園、などあらゆる業種のところへ一週間ほど働きに行くものです。
    受け入れてくれた事業所に役員として挨拶に伺った事がありますがお忙しいなか「せっかくだから売る側の努力も知ってほしい」と時間をさいて子供たちに教えてくださっていました。二つとも学校の授業では絶対に学べない貴重な体験だったとおもいます。
    娘を見てい感じたのは中学の三年間は本当に精神的に成長するもので、6年生のときは将来のこと何も考えていなかったように見えたのに高校の志望校を決めるときはしっかりと自分の希望、計画をきめていました。私は我が家の経済的な事情は考えて欲しいけど、努力をしなかったことで妥協しないように高校で勉学に励んでほしいと言いました、あとはもう見守るだけでしょうね。同じく公立中だったお友達もそれぞれ目的をもって進学していったようです、卒業式や謝恩会のときに何人かのお母さんとお話しましたが皆さんそのような様子でした。
    心配しなくても、ちゃんと成長してくれますよ。

  3. 【933389】 投稿者: 決めました  (ID:zKHfGIfg5gg) 投稿日時:2008年 05月 23日 23:16

    ぴー さんへ:
    -------------------------------------------------------
    お忙しい中、こんなに長いお返事を下さりありがとうございました。
    見ず知らずの迷える母である私に、御心をかけて下さり
    胸が熱くなる想いです。


    > それに ちょっといきがっている子達も本当はいいやつだったり、というのは
    > 実際近くにいないとわからないもの。
    > 外見だけで人を判断せずに その奥を見抜けることができるように
    > なってもらいたいという思いもありました。


    私は、正直、この公立の多様性を恐れる気持ちがありました。
    しかし、息子さんのように対応力を培うという面もあるのですね。



    > 中3のこの時期 立ち止まって将来をじっくり考えるというのは
    > とても意味があることだと思います。
    > 中学受験のときにも考えるかもしれませんが 小6と中3はまったく違います。
    > この3年の精神的成長は大きいです。


    仰る通りです。中3という年齢で考える意味というものもあるのですね。



    > 全員が受験生だからか みんなでがんばろう!という雰囲気で
    > 受験もひとつの学校のイベントのようにみんなで乗り越えた感があります。


    これは、中学受験と決定的に違います。
    どうしても、中学受験は、幼いという事もあるのでしょうが
    お互いがライバルになり易いように感じました。
    お互いを励ます受験が可能だということは、すごく新鮮でした。


    今まで、公立中学の明るいイメージが持てなくて、何となく締め切りが
    伸びただけという印象でした。
    最高学年としての中3を経験する意味も感じました。
    もっと、前向きに捉えていこうと思いました。
    ありがとうございました。

  4. 【933401】 投稿者: 決めました  (ID:zKHfGIfg5gg) 投稿日時:2008年 05月 23日 23:28

    地域密着型 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    お忙しい中、こんなに時間を使って、いろいろと御経験をお教え下さり
    ありがとうございました。
    一人で考え込んでいましたので、励まされる思いがいたしました。


    > 娘を見てい感じたのは中学の三年間は本当に精神的に成長するもので、6年生のときは将来のこと何も考えていなかったように見えたのに高校の志望校を決めるときはしっかりと自分の希望、計画をきめていました。


    本当にすばらしいですね。自分で、自分の希望を決めた経験は、
    大変大きいものだと思います。
    やはり、この年頃の3年という時間は、大きいのですね。



    私は我が家の経済的な事情は考えて欲しいけど、努力をしなかったことで妥協しないように高校で勉学に励んでほしいと言いました、あとはもう見守るだけでしょうね。同じく公立中だったお友達もそれぞれ目的をもって進学していったようです、卒業式や謝恩会のときに何人かのお母さんとお話しましたが皆さんそのような様子でした。
    > 心配しなくても、ちゃんと成長してくれますよ。


    小6で幼い子でも、3年でそんなに成長するものなのでしょうか。
    やはり、中3が全ての子にとって、最終学年、選択の年ということが
    子供達を刺激して、成長させるのでしょうか。
    今日は、ぴーさんと地域密着型さんのスレを拝読し、中学受験をしないという
    選択というより、公立中学を選択すると、そこにしかない可能性がある
    という風に感じました。
    私にとっては、新しい風です。
    ありがとうございました。


  5. 【933739】 投稿者: ぴー  (ID:vGY3e6nojYw) 投稿日時:2008年 05月 24日 12:52

    決めましたさん


    >私は、正直、この公立の多様性を恐れる気持ちがありました。


    恐れる気持ちもちょっとわかります。でも私はその公立の多様性こそが
    公立中に行かせたい理由のひとつでした。


    大学にはそれまでいろいろなルートを歩んできた子があつまります。
    私立公立ごちゃまぜです。
    「どんな人も18歳になれば自動的に、まわりの人とのかかわりが上手になる」、
    というわけではありません。
    性格やそれまでの経験で大きく変わってくるでしょう。


    大学生や社会人になり もしも対人関係でうまくいかなくても もう親が
    堂々とでていくことはできないでしょう。基本 自分でなんとかしていか
    なくてはならないのです。
    でも中学生はまだ義務教育中。いざというときには親が関わることもできます。
    中学生という時期は たくさんの子とかかわり 何かあったときには
    親が手助けをしつつ 少しずつ自分で解決できるようにしていく、
    そして親がだんだんフェードアウトしていく、そういう大事な時だと思います。


    そして ひとつポイントだと思っていることがあるのですが…
    普段から子供の様子を「注意深く」見守ることが とにかく大切だと。
    子供はだんだんいやなことがあっても隠そうとしたりします。
    でもそこは中学生
    よーく見ていると なんだかちょっと様子がおかしいとか どうしても
    表に出てきたりするんですよね。
    そこをすばやくキャッチ、そして子供の話を聞き 必要ならば先生に
    協力を頼むなどすばやく行動。


    中学時代の例として 
    別に大丈夫だろうとまったく注意を払っていなくて
    気がついたときには友達と大変こじれてしまっていて、その後、校長先生も
    巻き込んでのおおごとになってしまった家庭。


    他の例は、
    ごく初期の段階で子供の変化に気づき 子供の話を聞いて
    これはまずい!と判断しすぐに先生に相談、連携プレーでまだ小さな火のうちに
    おさまった家庭。
    などがあります。


    とにかく アンテナたてて 変化をすばやくキャッチ
    必要なら学校に相談する、親のルートから何か情報をキャッチなどの行動。
    そしてそういう時はどう行動すればよいのかを子供が学べる機会にできれば
    そのピンチは成長のチャンスにかわります。


    うちも2度ほど ピンチがありましたが 先生にも陰ながら協力いただき
    無事のりこえました。
    先生に相談するときは「本人が少しずつ自分で解決できるようになっていって
    もらいたいのですが まだまだ手助けが必要なので協力をお願いします」という
    姿勢で話していました。
    今思えばそのピンチのおかげで
    息子は「どんなやつにも対応できる」自信がついたのだと思います。


    ときどき息子は言っています
    中学入学したころの自分は 精神的に弱かったからちょっとしたこと言われても
    しょぼしょぼしていた。 もしもあのままだったら やばかったよ〜、と。
    ずいぶんたくましくなったものです。

  6. 【934675】 投稿者: 子供の意志でした  (ID:qnlh83tl1WQ) 投稿日時:2008年 05月 25日 20:17

    最初に中学受験にはまってしまったのは日能研の無料模試でした。

    子供の地頭を知りたいと思いゲームボーイのソフトを貰えるからと子供に受けさせました。

    その後の説明会で親は洗脳されました。

    公立の中学では内申の為に役員をやったりする子が増えると言う事や提出物をきちんとだす

    タイプでないと言う事と、同じレベルの子供の中での勉強の方が子供の能力を伸ばせると言

    う理由からでした。

    6年になって子供がクラスの子と同じ公立に行きたい(中学受験する子はいない地域)

    と言い出し公立中学に入ったら上記の理由で苦労する事も言いました。

    公立に行った愚息は授業中は良く寝ていてテストの点のわりに内申は良くありませんでした

    でも神奈川県は独自入試高で内申の関係ない2次選考があるのでそちらを狙って勉強して

    いたら早慶の付属に合格しました。

    高校受験の方が親は楽だと思います。

    子供に親に言われたから私立の中学に行ったと言われたく無かったので。(洗脳も同じ)







  7. 【962164】 投稿者: うちも  (ID:1wAkiBdO0ZU) 投稿日時:2008年 06月 25日 15:11

    うちも中学受験の経験はありません。
    中学受験には以前から疑問を持っていたし、特に中学から行かせたい学校もなかったので、
    近所の公立に通わせました。
    まずは地域の中で様々な考えや価値観を持つ友人や先生方と関わり、
    切磋琢磨し、多少の困難にも負けないたくましさを身につけてほしいと思いました。
    入学当初は運動系の部活のことしか頭になかった息子でしたが、
    部活を通して友人も増え、大変楽しく中学に通っていました。
    二年生になり、友人の影響か少しは将来を気にしてか勉強も頑張るようになりました。
    内申も徐々に伸び、自ら近くのトップ校ねらいの塾に入りたいと言い出し、
    そこに入ったらグングンと模試の成績も伸びていきました。
    夏まで部活を続け、県大会にも出場しました。
    秋からは県立のトップ校と早慶付属を受験することを目標としていましたが、
    最終的には本人の希望で先に受かった慶應系に行くことになりました。
    今は思う存分高校生活をエンジョイしており本当に幸せな日々を送っています。

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