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【5707156】公立中を回避する理由

投稿者: 港区在住   (ID:gRGrxmjbVnw) 投稿日時:2020年 01月 18日 23:57

みんなの税金で運営されているので、公立中学には出来るだけ良い教育をしてほしいのですが、そうでないのが現実です。私は地元の公立中出身ですし、私の子供も、中学受験で全落ちすれば公立中ですから、公立中の弊害を緩和出来るよう、最大限対策を講じるつもりです。
都心部に特有の事情かも知れませんが、私が経験に基づいて認識している公立中の問題点は次の様なことです。
1. カリキュラムの進度とレベル
文科省の学習指導要領に従ったカリキュラムであるが、そもそもこれが、高等教育に進むことを前提としたものでなく、中卒や高卒で終わる人にも合わせて作られたものなので、異常に進度が遅く、レベルが低いため、勉強が出来る子には、時間の無駄使いとなる退屈な授業となる。知的才能を伸ばす機会も逃すおそれもある。仮に高校で国私立の超難関校に進学出来ても、3年間の蓄積した遅れは不利になる。
2. 高校進学の選択肢の少なさ
高校受験可能な私立進学校が少なく、進路選択が難しい。特に近年は高校募集をする私立校が近年減少してきており、深刻。
3. 都立高校入試のための内申点
上記3.を踏まえると、都立トップ校が有力な選択肢になるが、都立高校は、独自問題を出すトップ校と言えども入試問題が平易であまり得点差が付かないので、内申点は外形上の比重よりもはるかに決定的になる。内申点は、実技教科の配点が大きいが、実技教科は昔から問題教員が多く、勉強が得意な生徒は何かとターゲットにされ、不当に内申点を下げられるリスクがある。内申点を上げようとすると、教師の前で、一生懸命勉強しているふりをすることを覚え、それに一生懸命になるが、そんなことを覚えた生徒は、結局、学力を伸ばせず、高校や大学での勉強で成功出来なくなる。
4. 都立高校のレベルの低さ
頑張って内申点をあげて入学しても、都立トップ校の大学進学実績は、私立中高一貫校の二番手グループ程度でしかない。都立二番手校となると、私立中高一貫校の下位校にも劣る進学状況。何とかして欲しいが、東京都が長年、反学力主義、反エリート主義的な政策を続けた影響が蓄積しており、どうにもならない。
5. 経歴的不利
私立中高一貫校は、6年間かけて、将来同じ世界で活躍出来る人材同士で信頼関係を構築し、中学から履歴書に書ける学歴を、積み重ねる。現在、出身大学より出身高校が影響すると言われる就職市場で、公立中出身者は中学時代に学歴と呼べるものを得られず、中高一貫校出身者に対して不利な立場となる。
6. 多様性の欠如
私立中の学費が手の届かないものではないため、勉強のできる子と裕福な家庭の子はほぼ全て国立私立の中学に進むため、現在の公立中は、経済力及び学力のピラミッドの上部が除かれた台形の様な状態であり、決して多様性のある学校ではない。むしろ、台形化した学校で、大きな夢を持たず、自分の可能性にも気付かない子になる危険性が強い。

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  1. 【5850475】 投稿者: そうなんです  (ID:J..z0Gw8baM) 投稿日時:2020年 04月 23日 15:05

    100万200万なら問題なく捻出できるからこそ、悩むんです。500万軽く捻出できればぐっと世界は広がりますけど。我が家は中途半端すぎるんです。
    でも、なんとなく中受嫌煙ムードで助かります。普段なら手に入らない学歴を我が子が手にできるかもしれない期待と、やっぱりダメそうな現実と。頼むから、一般ピーポーは公立中行ってくれー。
    でも公立中行ったら行ったで、高校受験が熾烈になるね。知ったとじゃないけど。

    中途半端な我が家は、例えば中受は辞めて小金貯めて、高校から海外のボーディングスクールとかどうかな?コロナ収束されてなくってもノープロブレム。いっそ教育じゃなくて名前を買う。

  2. 【5851737】 投稿者: 私立もピンキリ  (ID:bqvw8PF1TmU) 投稿日時:2020年 04月 24日 15:26

    偏差値60以上じゃないと、期待する進路は確保できません。特に、50台以下は勉強できない層の子供たちで、切磋琢磨にはなりません。どちらかというと、足のの引っ張り合いです。

  3. 【5851796】 投稿者: 高校からで十分  (ID:ReDIgUlN85A) 投稿日時:2020年 04月 24日 16:28

    そのレベルなら高校からで十分。偏差値60未満なら併願優遇で楽勝。中学から行くのは金の無駄。

  4. 【5855526】 投稿者: 親の考え方の違い  (ID:peYFiu1KGSQ) 投稿日時:2020年 04月 27日 11:57

     私立親は、経済力があるからかもしれませんが、子供の教育について、あまりコスパを求めず、ためになることには鷹揚に支出する雰囲気があります。公立志向の親は、何かとコスパを追求します。学費や塾のお金さえも。私立親にしてみれば、そうしたコスパ重視のご家庭が私立に混じってきて、学校を荒らすのは、あまり歓迎していないですね。
     中高6年間に、友人たちに恵まれて、自分達の学力にあった授業と知的刺激を受けて学び、豊かな経験を積んでほしい、大学受験は必要な基礎づくりは支援するけれども、本人の努力で行けるところに行ってくれれば良い、というくらいが私立親の基本スタンスだと思います。そうやって与えられた環境に育った子供たちは、大学がどこになっても、先々、活躍しているのだと思います。

  5. 【5882398】 投稿者: 公立中学については、分かりませんが  (ID:haCRBBZGAPk) 投稿日時:2020年 05月 19日 00:53

    ウチの下の子供は、大学まで続く私立の附属の女子校に行っていましたが、中学3年になって、女子校耐えられない。高校は、共学に行きたいし、医学部に行きたいと言い出し、高校から都立の進学重点校に移りました。
    結果的に現役で国公立の難関医学部に受かりましたが、高校の3年間は、勉強に明け暮れました。都立から難関国公立大学、学部に現役で行くのは、つくづく大変だと思います。
    都立では、進学重点校でも、一貫校の様な1年分の先取りは無理なので、現役では、圧倒的に問題演習の時間が足りません。昔から、都立は4年制と言われますが、そうだと思いました。楽しい高校生活は、望むべくも無いです。
    私は、都内の難関私立一貫校から難関国立大に現役で行きましたが、6年一貫受験校では、ほどほどに学校生活を楽しみ、現役合格が射程距離に入るというメリットがあると思います。他方、「中だるみ」と言って、高校受験が無いために緊張感が維持できず、ズルズルと沈んでしまった同級生もいます。
    勿論、都立でも、3年夏まで運動部で、その後、猛烈に勉強して東大他の難関国公立に現役で合格した娘の同級生も少なくは無いですが、都立から難関国公立に現役で合格するのは、かなり大変だと言うことを申し上げたいです。
    難関国公立大や医学部を現役で狙う場合、高校受験、大学受験コースは、相当大変だと思います。
    公立の一貫校に人気があるのは、そこいら辺なのでしょうか。
    因みに、上の子供は、中学から早慶の附属に入れて、そのまま、大学に行きましたが、中学から大学まで学生生活をエンジョイして、就職の時は、かなり大変でしたが、早慶卒でもかなり良いところに就職しました。
    結論として、親が、子供に難関国公立大学への進学を期待するなら、中学受験で難関一貫校に入れた方が、ベターでは無いかと言う事です。

  6. 【6181251】 投稿者: お子様を大学に行かせたいなら  (ID:FvVMRFEV4IA) 投稿日時:2021年 01月 29日 12:55

    公立中から大卒になる可能性は私立底辺校よりかなり低いです。大学進学率が高い都心部でも、最終的に大卒になるお子さんは良くてだいたい50%程度です。都内全体の平均で大学進学率が65%で、私立中高一貫校は底辺校でも9割を超えます。公立中で他の生徒と交わらず孤高に勉強する子が数%の割合で難関高校を経て名門大学に進むとしても、公立中で友達と仲良く普通に過ごしたお子さんの未来は高卒です。お子様を大学に行かせたいなら、公立中には行かせないのが親心というものです。

  7. 【6232249】 投稿者: みんな違ってみんないい  (ID:nySSDLfZ0kU) 投稿日時:2021年 02月 25日 18:25

    1カリキュラムの進度とレベル
    私立:早めに終わらせ、演習の時間がある。
    公立:基礎をゆっくり習い、自力で都度完璧にする。応用や補講は塾に課金。
    その違い

    2高校進学の選択肢の少なさ
    私立:選択肢は多い。
    公立:選択肢は少ない。小・中9年間部活や習い事、趣味等に熱中し続けながらでも、真面目にやっていれば、高校でmarch付属や公立トップ高は合格できる。早慶付属高狙いなら授業時間に無駄が出る。
    私立:早慶以上の大学入学の可能性がかなり高くなる。ただし小4~6年の3年間勉強漬けで早慶未満なら、教育費ではなく環境費という授業料を払ったことになるのかも……。

    3都立高校入試のための内申点
    公立:真面目に取り組めば、オール5は比較的簡単。
    学力があるなら、先生やクラスメイトを蔑む態度でなければ大丈夫。
    逆に、内申を取りやすいため難関私立高校の推薦入試は多くの生徒が基準を満たしており、当日の試験勝負。

    4都立高校のレベルの低さ
    私立:高い…………ところばかりではない。入学後さほど勉強しなくても付属の大学まで進めるというお得な制度もある。
    公立:そこそこ高い~非常に低い。さほど偏差値が高くない高校でも指定高推薦でそこそこの私大に入れるというお得な制度もある。

    5. 経歴的不利
    公務員になるなら平等。
    出世するか否かは、出身中学より出身大学の方との関連が強い。
    起業するなら、公立か私立か否かではなく生まれた家庭の経済格差と関連が強い。
    私立:公立を下にみる家庭の元で育った場合、自分がかけてもらった教育費と同額を子どもにかけられる収入を得られないと………。
    公立:教育費を取り戻す必要がない。

    6多様性の欠如
    私立:主に経済的に余裕がある家庭の範囲内で多様。生活保護受給の家庭、ネグレクトの家庭、反社会的な家庭の子等がいないので多様性は一部欠如。
    公立:主に経済的に余裕が無い家庭の範囲内で多様。非常に教育熱心な家庭の子等がいないので多様性が一部欠如。

    言い方や見方を少し変えるだけで、長所は短所に、短所は長所にできるもの。
    私立にも素晴らしい出会いがあり、公立にも素晴らしい出会いがある。何が「素晴らしい」のかは、人それぞれ。価値観も様々。

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