音楽に力を入れている進学校(男子)を教えてください｜掲示板スレッド

ショパン国際ピアノコンクール　セミファイナリストの角野隼斗さんは音楽大学出身ではなく、東京大学工学部卒、同大学院修士課程修了ですが、中高は開成ですね。

天から二物を与えられた方ですね。

ピアニストとしての分野は違いますが、漫画になってテレビでも綾野剛が主演した「コウノドリ」のモデルになった産科医でジャズピアニストの荻田和秀さん(現在、関西空港の対岸にある「りんくう総合医療センター」)は国立・大阪教育大附属高(平野校舎)卒です。

もし音楽大学に進学を希望することになっても、学校とは別にレッスンに通わなくてはいけないでしょうから音楽の強豪校にこだわらなくても良いのではないでしょうか。
またご希望がソロ活動かアンサンブルかによっても選択肢は変わってくると思います。
ソロ活動や気の合う少人数の仲間との音楽活動であれば、強豪校にこだわらなければ音楽系の部活があるところは多いのではないでしょうか？

ご希望の偏差地帯ではありませんが、昨日まで記念祭が行われた武蔵中学はブラスバンド、室内楽、ジャズ、合唱、軽音楽の演奏が行われていたようです。
また部活に関係なく、ピアノを演奏したい団体の演奏もあったようです。
実際に演奏は聴いていないのでレベルはわかりませんが・・・

懐かしくて書き込みます。
現在の雰囲気は違うかも。

音楽室にはスタインウェイの中型グランドがありましたが、名物音楽教師が芸大からスタインウェイのフルコンサートグランドを引っ張ってきて生徒の度肝を抜きました。

クラスに何人かピアノやヴァイオリンの名手が居て、部活でも何でもなく合奏して遊んでいました。
長身美人はグリーグやショパンのピアノ協奏曲を事も無げに弾いていましたが、熊のような男性が奏でるブルッフのヴァイオリン協奏曲が耳に残っています。

東大オケのコンサートマスターやパート主席の供給源でした。知る限り、オーボエ、クラリネット、ファゴット、トランペット、ホルン、トロンボーン、打楽器のトップが私の前後1-2学年に居ました。無茶苦茶上手いフルートは慶應医学部に行き、東大オケのトップにはなりませんでした。

音楽の授業でモーツアルトのハ長調ミサをやり、他校の先生方にオーケストラ伴奏で披露しました。合唱部でもない男子生徒が大声を張り上げて「キリエエレーソン」とか歌うのは他校の先生方の驚きだったようです。

別に部活の強豪でもなく何も強制はありませんでしたが、異様にレベルの高井音楽集団でした。

今の筑附が同じような雰囲気かはわかりません。可能性は大きいかと。

昔話だけでも何なので最近のことを。

角野さんの母校、開成は、文才をオンライン開催し、開成ピアノの会の演奏が期間限定で公開されていました。

角野さんには及ぶべくもありませんが皆さん立派な演奏で、アマチュアのピアノとしてはひとつの到達点のように思いました。音楽的な深さの不足、あるいは多少「お行儀の良い模範」から外れる自由な解釈で、拒否反応を示すプロのピアニストも存じ上げています。でも、サラリと「熱情」ソナタくらい弾けるんですよね、皆さん。

で、東大ですが。
東大ピアノの会は、いまや会員数は学年100名の巨大サークルです。演奏レベルは、角野さんのような人がそうそう居るはずはありませんが、日本アマチュアピアノコンクールや世界グランドアマチュアコンクールの覇者や入賞者わ多数輩出しています。一方、全くの初心者ま居てバラエティー豊かです。ここはオープンで、都内音大から参加する人は結構います。

さらに凄いのが鉄門ピアノの会で、ここは完全なクローズサークルで東大医学部在学または卒業生にめんばーは限定されます。しかし、上位陣のレベルは東大ピアノの会と同等、一学年100名の母集団ですから驚きです。

御三家に通うお子さんが、某音大附属小学校卒業でした。
わが子の中高一貫男子校には、意外にも、ピアノやバイオリンを幼い頃から習っているお子さんが多いように感じました。
きっと音楽で仲良くなれると思います。