公文国際の英語の授業のレベル？｜掲示板スレッド

下の子が、こちらの学校を卒業いたしました。
先日、ホームカミングデイという5年目の卒業生を学園祭（公文では表現祭と呼んでいますが）に招待するイベントが有り、うちの子も参加してきました。
個性的な同級生と再会したのは、楽しかったようです。

さて、ご質問の件ですが、わかる範囲でお答えします。
但し、ウチの子は帰国子女ではありません。
それをご理解の上、お読みいただきますようお願いいたします。

１、公文の英語の授業は、帰国子女の英語力を伸ばすことはできないが、キープすることはできる。
２、帰国子女ではない子どもにとって、公文の英語の上のクラスの授業は、結構ハードルが高い

１、については
日本で、欧米並みの英語の授業を期待するのは無理です。
そこにこだわるなら、インターナショナルスクールに行くしかありません。
進学校になればなるほど大学受験に向けた教育がメインになりますから、書き言葉重視の授業になります。
その中で、公文国際学園のカリキュラムはそこそこだと思います。
が、もちろん足りません。
在学中、帰国子女のお母様方は、
「子供の英語力が、年々、落ちていく」
と嘆いていらっしゃいました。
授業だけでなく個人の努力が必要だと思います。
でも、受験を考えると他の教科の勉強もあるので、悩ましいところですよね。

２、について
上のクラスは、中1から英語だけで授業が進められるので、ウチの子はちんぷんかんぷんだったと言ってました。
それでも、卒業する頃には、センター試験では難なく満点に近い成績が取れるようになりました。
但し、TOEFLの点数はそこそこです


同級生の帰国子女には、英語力を買われて大手商社などに就職されることも多いですよ。
大学受験も就活も、書き言葉と話し言葉の両方が必要ですから、どちらかに偏ることなく勉強することが大事だと思います。

帰国子女でこちらの学校に中学から通っていたお子さんがいらっしゃいましたが、てっきり東大狙いかと思っていたのですが、マーチより下の理工学部（理学部？）に進学されていてびっくりしました。

ご両親様とも高学歴で、お母さまは津田（かつて津田はとても難しかった）の英文科だったのですが、現役で進学されました。

英語の授業に関しては、帰国子女のご家庭が期待するような内容ではなかったそうです。
勘違いしていた、とその部分については後悔なさってました。
ただ、６年間はとても楽しく過ごせたようで、学校生活に不満はないそうです。
学費が高い、ともこぼしていらっしゃいましたが。

帰国子女と言っても、能力差、個人差はありますからね。
大学受験を前提にして中学生になる時点で日本に戻ってきたのなら、日本語の読み書きの力と学力が問われるのですから、6年間の勉強の量が左右します。
もっと言うと、大学に入ってからの勉強が本当の勉強で、それは本人の意識の問題ですから、親の学歴とは全く関係ありません。
ホームカミングデイに行ったウチの子の言葉を借りると、
「高い意識があればどこへでも羽ばたいて行ける」
のだそうですよ

理系の受験の場合は特に英語だけ成績が良くても難しいでしょうね。
＞英語の授業。。。勘違いしていた、・・・
なるほど。そうなんですね。どのような期待をしていたのでしょうね。

コメント有難うございます。

>高い意識があればどこへでも羽ばたいて行ける
お子様の御年齢でこの本質に気づかれたのは素晴らしいですね。
これが公文国際の経験の成果であれば非常に興味深いです。
素晴らしいOBがいることは重要ですね。
帰国子女の親御さんが、お子さんの英語の衰えを嘆いてらしたとのことですが、
難しいでしょうね。アメリカでは逆に日本の子は日本語を維持するのに苦労しています。

参考になりました。有難うございます。