BS 再放送 「おしん」｜掲示板スレッド

さすがに今朝は大泣きしてしまいました。

義姉さん、いい人ですね。

やっぱり旦那には、
女きょうだいより、男だけの方が、ベター。

昨日、習い事で一緒になった７５歳のおば様とおしんの話になりました。

昔は、農家の嫁には絶対に行かないと若いころから思っていたと
話していました。「農家は、嫁は家から出さないで農業をさせて
娘には、きれいな服を着せて外に働きにだせたのよ」と。

勤めていたころの同僚には、お給料のすべてを義母に渡して
そこからお小遣いだけもらっていた人がいてびっくりしたとも言っていました。

橋田さんの話って嫁イビリは、すごいのに娘に対しては、甘いというか
考え方がおかしい。周りの人がいくら言ってもわからない。

田倉を出ていくことを決心したおしんのセリフ(うろ覚えですが)

「私は苦労は何とも思わない。でもここで何も得るものがなかった。失うばかりで。
私ここにいたらダメになってしまう。私ではなくなってしまう。」

家父長制の下で今よりもっと女性が一人で生きていくのが難しかった時代に…、
おしんらしいと思いました。

私が今日、気になったのは

ここにいたら一生畑仕事で終わってしまう。
それがたまらない

という言葉。

現代でさえ、そういう人、
農家に産まれ、それを継ぎ、そうやって一生を終える人
がいるのに、何だか失礼な言葉だと思ってしまいました。

もちろん、おしんには農家を卑下する気持ちなどなく、小作みたいに命令された農作業をこなすだけの日々、といういみだとは思いますが、敵を作る言葉で嫌な感じでした。

私も赤とんぼさんと同じように感じましたが
色々考えてみて、山形のばんちゃが亡くなった時
おしんはばんちゃみたいに働きづめでお金も無くて
こんな一生は絶対に嫌だと言っていたようにおもいます。

おしんはこのまま田野倉家にいたのではばんちゃと同じような
人生になったしまうと思ったのではないでしょうか。

おしんは元々東京で商売をやり直したかった人で、他にやりたい事があったのですよね。農業をやるのは自分の意思でも何でもなかった。

それでも竜三のためと我慢して、人一倍仕事をこなしてきたけれども、自分の夢を捨てて得たのは、結局、娘を亡くしたというマイナスの経験だけだった。そこで堪忍袋の緒が切れたという事かと思いました。

ただ、お清も、100％悪気だけの人間ってわけでもなく、おしんだってもっと上手に立ち回れたんじゃないかとは思います。

恒子の突拍子のない申し出が信じ難い。
ばれたら自分がどのような憂き目を被るのか？