朝ドラマ　スカーレット｜掲示板スレッド

例えば大河ドラマの本能寺の変を、家康の、信長や光秀目線で描くと全く違う。
このドラマでわかりやすい「悪者」を作らないことで、週末この板が賑わうように、ちょっと角度や目線を変えるだけで、それぞれの人物の気持ちを推し量ることができる。

両親を酒浸りで傲慢な父親と、それに従属する頼りない母親とも見えるし、草間を居候させ憎めないキャラの父親と、どんな時も娘を思う優しい母と見るか。

どのキャラクターをも、どこかが足りない。
でも人って完璧な訳がなく、夫婦はみんな他人同士。
そして親としてみんな思い悩み、後悔し、子どもと一緒に成長する。

中居くんが会見で、「後悔するかもしれないと思っていても、決断しなければならない時が人生にはあってもいい」と言っていた。
どんなに努力をしても、必ずしも報われないこともある。
でも人はその後悔を受け入れる事が大事なんだと。

子育てが終わり、女ととしての自分の人生を振り返るとき、母親としても仕事をする人間としても、私は後悔がある。
でもアンリは、それでいいと言ってくれた気がする。

喜美子も八郎も、後悔しているからこそ、それを受け入れて次に進もうとしていると思いたい。
今の私にとってこのドラマはこの先がどんな結末であろうと、自分の今までの決断を思い起こし、有耶無耶にしてきた思いをクリアにする機会をくれた初めての朝ドラであることには違いない。

確かにねー、大阪時代の喜美子は健気で可愛かったけど、今の喜美子は女を捨てた感じで、言葉遣いもキツイし、所作もどっか雑で、がさつだったり、ちょっとすさんだ感じさえするというのはある。
でもこの脚本家のことだから、今の喜美子の描き方も、最後のクライマックスへ向けての何らかの伏線かもとも思ったりする。

まあ言葉のやり取りがキツイ感じがするのは確かに土地柄とかもあるかもね。
大阪のど真ん中で育った私にはズケズケな物言いもほとんど気にならないんだけど、嫌な人は嫌かもね。

私自身ここ数年で家族を失ったり子どもが大病をしたり、いろいろ大変で多少人生観変わった部分はあるから、仮に数年前の私がこのスカーレットを見てたらまた違った感想を持ったかもしれないとは思う。人生のそれぞれのステージで見方が変わるいいドラマやね。

深いです。
どんな人生だったのか個人的に知りたいくらいです。

新しいサニーかと思いきや、普通に今まで撮っていたものの再放送？なんですね。少しがっかり、日曜のまとめで充分かな。

うーん、祝日の一日分としてはまあ良いけど、これがあと5日も続くのか。

なんか、民放（フジテレビの月9だったかな）のスペシャルという名の総集編3時間番組を思い出します。
ラジエーションハウス、シャーロック、監察医朝顔辺りでやってたスペシャル番組。回想シーンが半分以上あって、録画して飛ばしながら観ました。

ホントに、なんで本編放送せず撮り溜めの既に放送済のにしたんだろう？
なんか視聴者は離れそうね。視聴率も悪化しそう・・・。

放送済みを流すってことは、脚本が出来なかったってことかしらね。

本当かどうか分かりませんが、脚本の水橋さんと、ヒロイン戸田さんが、ストーリーの展開で意見の食い違いがあり、脚本仕上がりができなかったとTwitterにありました。

数人が書かれてますが、真相は分かりません。

脚本家は、恋愛や夫婦愛を軸にしたくて、戸田さんは孤独でも陶芸に命を懸けたプロの陶芸家の姿を軸にしたくて、その食い違いは今までにも有ったようです。

確かに、八郎と喜美子ラブラブ期も長目に有ったし、炎を前に狂気に満ちた喜美子も居ました。
最近はまた八郎に未練がある喜美子の様子だったし、武志が職場の女性に恋する伏線もありましたから、戸田さんは陶芸家の女性に沿って、もう少しシリアスなドラマにしたいのかも知れないですね。

正しい内容か分かりませんが、Twitterの数人からの番外編理由を紹介してみました。