やまとなでしこ特別編｜掲示板スレッド

私も、真理子さんが桜子さんのお誕生日にケーキを出すシーン、好きです。手作りとは思えないケーキに、生活と精神の余裕を感じたり、ケーキとともに出てきたシャンパンとか。

あのお宅のインテリア、家の間取りも素敵でしたよね。


そして！
私もラストはアメリカに行った欧介さんを追いかけるのではなく、（それでは結局、ステータス狙い？となってしまうので）、魚屋さんの欧介さんと結婚し、その後にアメリカで数学者に、の方が良かったと思います。

ね、真理子さんのお宅のインテリアとか
間取り、素敵でしたよね。
クリスマスの飾り付けも。
玄関がガラス扉と二重になってたと思うのですが、素敵だなーと憧れましたよ。

〉若菜ちゃんか魚屋さんの欧介さんに固執していたのが不思議


それが若さ、純粋さです。
私の知人にも、趣味の場で知り合った魚屋さんか食堂か八百屋さん、いずれかの二代目と恋に落ちた人が。知的な風貌、少年っぽさにとにかく惹かれて、彼女から近づいてお付き合い。相手は僕でいいのかなあ、みたいな感じでしたよ。知人は、仕事(大企業勤務)を辞めて、おかみさんになって一緒に商売をしたいとまで言ってました。私達仲間も盛り上がりました。
暫くして、彼の別の面がわかったわけですが、純粋な気持ちがなければ、つかめなかった幸せでしょう。

若葉ちゃんは、欧介さんが数学をまた始めそうになると悲しい顔をしていました。
「私、魚屋さんの欧介さんが好きなんです」と言っていました。

「小さい頃からお店やさんごっこが好き」とも言っていたような。
お店屋さんごっこの延長の結婚なら、若さというか、幼すぎる気がします。

とにかくその部分は、大好きなのでドラマだけど、謎なんです。

それと、欧介さんは「商売下手な」魚屋さんなんです。
お客さん（図々しいおばちゃん）にしょっちゅう負けさせられていました。

＞その部分は、大好きなのでドラマだけど、謎なんです。

桜子さんと若葉ちゃんの対比のためでしょうね。
キャラをはっきりさせるために、必要な設定だったのだと思います。

現実世界にも、なぜかダメンズ好きな女子って結構いますよ。
若葉ちゃんは、ダメンズ萌えだったのかもしれません。
数学の世界に戻ってしまったら、ダメンズでなくなるのが嫌だったのかも。

知人も、私はお店のおかみさんになりたかったと言ってました(本人はサラリーマン家庭に育ち、上位大学出てます)。憧れだったみたいです。　
エデュ的には、学歴もない商売ベタな男性との結婚(実際には院卒でした)なんて、お母さん許しません!って感じなんでしょうけど、世間ではあることだと思います。

バブルが崩壊して、でもまだ世の中全体に上に上にという無垢な空気が残っていた時代でしたね。

この時代ぐらいまでの恋愛ドラマって、愛とお金みたいなテーマが結構あって最後はお金じゃないところに目覚めるというか、そういう主人公が描かれて、視聴者もそういうファンタシーを求めていたのだと思いますが、今の若者だと白けてしまうのではないかと思います。

20年前のドラマとは思えないほどファッションやライフスタイルは古くない、という方が多いと思いますが、その20年前の1980年と2000年を比べると物凄く違うわけで、つまりは表面的な物質的なものはもうこの20年はあまり変わってない一方で、この20年に社会の階層化が急速に進んだというか、勝ち組負け組みたいなものはかなり若い頃からはっきりしてきていると思います。

そのため男女とも同じ階層の中の付き合いで、一方的などちらかへの依存という形ではない結婚が多く、こういうドラマはあまりピンとこないかもしれませんね。

それにしてもフジテレビ、昔は面白かったのになぁ。