NHk大河の歴史｜掲示板スレッド

「獅子の時代」が歴代ナンバーワンです。
加藤剛と菅原文太ほか俳優陣の演技、宇崎竜童の音楽、あの頃の時代背景……すべてが印象深かったです。
多分小学生か中学生の頃の放送でしたが、このドラマをきっかけにして幕末～近代日本史に興味を持つようになり、その後その知識を生かす仕事に就いて今に至ります。

次点は、新しいところですが「いだてん」。
田畑さんのターンになってから毎回泣いてました。
想像力をフル回転しながら、毎回ワクワクして見ていました。

元禄太平記、国盗り物語、天と地と

忠臣蔵
長谷川一夫の重厚たる内蔵助は子供心にも感銘を残しました。
「各方討ち入りでござる」
この簡為る台詞も長谷川一夫にかかると名台詞となっていました。
あれを越える大河ドラマあるでしょうか？
花の生涯は見られなかったのが残念です。

懐かしい作品も出てきました。

私の挙げた篤姫は原作が宮尾登美子氏の『天璋院篤姫』で音楽は吉俣良氏、彼は2011年の「江〜姫たちの戦国〜」も担当しました。

キャストもなかなかに素晴らしかった。宮﨑あおいさんこれで人気、ギャラが上がったのではないですか。なお気が付いたのですが、吉俣良氏そして滝山役の稲森いずみさんそれぞれ鹿児島出身と、傾向としてそのドラマに係る地域出身の俳優を起用する傾向がありますね。
2000年代に入り大河の視聴率が低迷している中、期間平均視聴率24.5%とダントツのヒットとなった。何が視聴者の心を捉えたのかな。

私の中の感動した名台詞です。
奥女中菊本「女の道は一本道。さだめに背き、引き返すは恥にございます。」女として生きる覚悟を決めさせた。

篤姫最終回「人の幸せとは地位や名誉まして財産などではなく、家族と共に過ごす穏やかな日々の中にこそあるのだと思うておる。」
感涙しました、是非再放送をお願いしたいです。

2000年代になってから視聴率が上がらなくなったのは、メディアの多様化が広がって、テレビ視聴自体に興味が薄くなったのもある。
その中で高視聴率は立派だけど、宮崎あおいさんに平行して、演技力ありのイケメンも取り揃えていた印象。
終盤の寝屋続きには閉口したけれど、堺雅人が斬新な家定像で、後の主役獲得に繋げたかと。

稲森いずみさんは、タッキー牛若丸の母でも、いい味を出していたね。


＞「女の道は一本道。さだめに背き、引き返すは恥にございます。」女として生きる覚悟を決めさせた。

篤姫最終回「人の幸せとは地位や名誉まして財産などではなく、家族と共に過ごす穏やかな日々の中にこそあるのだと思うておる。」

これは、単に、篤姫に言い聞かせる為であって、あの時代の女性の宿命を表していたかと（宮尾登美子自体昭和だし）。
反して、女性の生き方が多様化した現代へのエールにも取れたけれど。

実際、女の道は一本道なんかではなく、意思を持って多様な選択肢の中から、修正し選び取りながら生きていける。

エデュ住民はきっと総じて『家族の幸せ』を実感しているけれど、そうでない他者や、これからの時代更に多様化する中で生きる道を探っていく子世代に凝り固まった価値観を押し付けることないように、との諌めにも取れるね。

実際、篤姫は「地位や名誉まして財産」には恵まれただろうけれど、家定とは、死を知らされないほど距離があった。

黄金の日々は面白かったです。
根津さんも夏目さんも素敵でした。