最終更新:

8
Comment

【2994875】地方からの東京の都立・私立高校受験

投稿者: 石楠花   (ID:Ekyu1qu8.6Y) 投稿日時:2013年 06月 06日 11:02

現在、中二の息子の受験について相談させてください。
転勤により東京から遠く離れた地方で暮らしています。
まだ先のことですので定かではありませんが、今年度か来年度には東京へ戻ることになりそうです。
そこで、私の一番の心配事は、長男の高校受験です。

数年前まで東京におりましたが、東京の高校受験事情に関しては、まったく知識がありません。
こちらはのんびりした地域なので、現在の学校の成績は上位ですが、東京では歯が立たないだろうと思います。
現在、通塾はしていますが、地元の塾で、地元公立トップ校をめざす授業内容なので、東京の高校向けの受験対策は塾では難しいです。

このような状況の中、東京へ戻る可能性が高いとなると様々な覚悟が必要になってきました。
今年度か来年度に東京へ戻るのであれば、中三になる時点で東京に戻る。【夫は残って単身赴任の可能性】
こちらの中学を卒業してから東京へ戻る。【地方から東京の高校を受験】
可能性は低いが、もしかしたらこのままこちらで高校受験・進学。【場合によっては夫が途中で東京へ・・・】

東京へ戻るのであれば、都立高校(いわゆる二番手校)を第一志望にしたいと考えています。
調べてみると、地方に住所があっても一応、都立受験への道は完全には閉ざされてはいないように受け取れますが、実際にはいかがなのでしょうか。
東京と教育格差の大きい地方からの東京の高校(都立・私立)受験は無謀でしょうか。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「高校受験情報に戻る」

現在のページ: 2 / 2

  1. 【3007423】 投稿者: 長い書き込みです  (ID:3qQjnG2oS0A) 投稿日時:2013年 06月 17日 14:16

    もうお締めになってご覧にならないのかもしれませんが、

    スレ主様へ
      
    >東京と教育格差の大きい地方からの東京の高校(都立・私立)受験は無謀でしょうか。
          
    無謀とは思いません。
    色々なパターンがあると思いますのではっきりとお答えできませんが、しかし一先ず無謀という言葉が出てくるはずは無いと思います。
       
    恐らくスレ主さんが思うより、転勤族の方をはじめ地方から都内の高校を受験される方は多いと思います。良い例として地方の国立大附属中学が上げられます。地方の国立附属中学では高校から東京へ戻る(出る)ことを考えているご家庭がまとまっていらっしゃるではないかと思います。
    私自身が東京に比較的に近いある地方の国立大附属中学の出身なのですが、約25年前の当時でさえ、同窓生の約1~2割は東京の高校へ進学していました。
    勿論私立も含むのですが、難関校に限らず上位中堅校などの高校へ進学していました。
    現実的にも今子供の通う学校には(私立ですが)本州の各県、九州、四国からのお子さんがいます。一部の都立高校で公表している進学者の出身地を見ましても都外からのお子さんがいらっしゃるのが分かります。
       
    首都圏は中学受験が盛んですので高校受験において優秀層が抜けているのは間違いない事実と思いますが、、、、
       
    (参考までに東大合格者数は東京都全体で約1000人。内都立高校出身者は約100+(今年は約130でこれから少し延びるかもしれません)で、残りが私立(国立)高校出身者です。その残りの私立(国立)高校出身者の中の高校受験組みは恐らく約100。つまり約1000人の東大合格者のうち約750~800人が中学受験組と見ることが出来ます。スレ主さんの県ではどのくらいの東大(東大レベル)合格者数でしょうか。そしてトップ高校では。東京都の公立中学3年生(高校受験をする子供)は約10万人で、私立中学の3年生は約2万人です。なんとなく都立(都立一番手、二番手、三番手)にせよ私立にせよ東京で高校受験をお考えになるに当たっての概観をつかめる数字なのではないかと思います)
      
    しかし高校受験も上位になるとそれなりのレベルが要求されるかと思います。過去数年の経済事情も反映してか、または石原前知事の旗振りの下、中学受験から都立高校受験へのシフトも少しあるようです。
    そして良く指摘される輪切り教育という環境がゆえに、入学レベルの子が地方に比べて、あくまでの地方の感覚と比べて、固まっているような気がします。
    地方の公立進学高校へ入学される夫々のお子さんの成績の幅より狭いと言うことです。
    (数年前まで東京におられた方に申し上げるのは大変口幅ったいことなのですが、以下の書き込みも同様かと思います。お許しください)  
       
    そういう意味でも、都立二番手となされていますが、なかなか地方の二番手とはイメージが異なるかと思います。単純にネットで調べられる偏差値だけを頼りにするのは誤解を生じる可能性があるかと思います。その前に、その偏差値を算出する各模擬試験は基本的に書く都道府県ごとに行われていますので、全国で統一されたものがありませんので比べるのも無理になります。
       
    上にVもぎ、Wもしの名前が出てきていますが、都立をお考えなら一先ずこのWもしやVもぎの受験は必須でしょう(判定で内申を加味します。そしてWもしは自宅で受験が出来ます。http://shop.tokyo-shoseki.co.jp/jitakumoshi/13_tokyo.phpをご覧ください)
    しかし、ある程度学力に自信がおありのようでしたら(学校で上位成績とのことですので資格があると思います)、駿台模試(テスト)を受験されてみてはいかがでしょうか。この模試は唯一の全国模試で、基本的に各都道府県の県庁所在地で受験することが可能です(能開もありますが規模が小さすぎます)。
    この模試の受験生のレベルは高く、地方の公立トップでも偏差値は55くらいの判定になっています(模試の判定で内申は加味されません。あくまでもペーパーの点数だけでの判定です)。理科社会は都立入試の問題を明らかに超えていますし、勿論数学なども高いレベルが要求されます。
    但し、異論をお持ちになる方いらっしゃるかも知れませんが、この模試の都立高校の偏差値は高く出すぎでは無いかとの思いがあります。現実的に駿台レベルの勉強をしていなくても合格している子供が多くいますので。偏差値が高く出るのは最終日程の都立を併願先として記入する最難関私立組がいるためなのかも知れません。
    癖のある模試と言ってもよいでしょう。一言で言えば偏差値ではなく全国で何番かなどの順位を見る模試かと思います。
      
    何れにしても、はじめてこの模試を受験されるとそのレベルに圧倒されるのかもしれませんが、しかし一度受験してみるのも有りなのではないかと思います。地方の公立トップ高校の偏差値なら資料で確認することが出来ますし、そして都立高校を受験されるということはつまり併願で東京の私立も受験すると言うことですから、なんとなく東京の高校受験の感覚を自分の成績とその資料からつかむことが出来るかと思います。
    そして私立の判定においても、VもぎやWもしの判定とは違った感覚、上に書きました輪切り、偏差値の幅の狭さなどの感覚がもてるかと思います。例えば上位高校においてVもぎでたった偏差値1の差が駿台模試を受験するとどのくらい大きな差があるかを実感できます(だから順位を見る模試なのですが)
       
    ここまでで既に長い書き込みになっていますが、地元に友達が多くいる地方出身者として、都立二番手となるとどのような感覚、レベルになるのか、極々個人的な判断になりますが、これも参考になるかと以下に続けます。
       
    上の方も提示されていますが、
    都立高校は基本的に進学指導重点校、進学指導特別推進校、進学指導推進校などと、これは合格偏差値にもリンクしてくるのですが区分けされています。(基本的に都立は共通問題で入試が行われるのですが、上位においては各自校自作成の入試問題が使われてきました(数学国語英語のみが自作成で理科社会は共通問題を使用)。来年から入試において各カテゴリーでの問題の共通化が行われるようです)
      
    それを難易度でグループ化してあらわすとすれば
      
    ①進学指導重点校の内の 西、日比谷、国立の3校 (都立トップ三校と呼ばれるようです)
                    Vもし偏差値 67以上
    ②進学指導重点校の内の 戸山、八王子東、立川、青山 の4校
                    Vもし偏差値 63以上
    ③進学指導特別推進校 新宿、国分寺、国際、小山台、駒場、町田の6校
                    Vもし偏差値 61以上
    ④進学指導推進校   15校
                    Vもし偏差値 57以上
    ⑤その他            Vもし偏差値 56以下

    (Vもぎの偏差値は http://www.school-data.com/search/top.php でご覧になられてください)
       
    となると思います。
    そして地方(大都市圏を除く)との対比において
      
    地方のトップ高校レベルの範囲は ①以上 ① ② ③ 
    地方二番手高校レベルの範囲は  ③ ④ ⑤

    が夫々該当するかと思います。(くどいのですが東京は輪切りです。地方に比べて幅が狭くなっています)
    つまり、都立二番手であっても地方トップの感覚になると思います。
         
    ただし、これも極々個人的な意見なのですが、究極的には①もそうなのですが、少なくとも②までは教科書と標準問題集で十分対応できるレベルと思っています(内申評価は除きます)。自作成などと言われていますが、受験前にあって過去問を中心に応用問題を展開すれば対応できるはずです。
    (地方はトップでも当たり前のようにこの教科書、標準問題の範囲のはずです(公立ですから)。きわめて優秀な子であれば受験勉強をしないでよいくらいのレベルでしょう。私の昔の地元の公立トップを受験する同級生の中には、受験勉強は直前1週間前、の子が普通にいました))
       
    したがって、では今度どのような勉強をしたら良いかの話にもリンクしますが、東京の都立を受験するから何かとんでもない準備をしなければいけないかとなれば、そうでも無いと思います。
    つまり、地方においても普通に教科書と標準問題集がしっかり出来るレベルであれば、一番初めの言葉にもつながりますが、「無謀」という言葉は出てきません。
    なにか秘密めいた、東京にでも行かなければ無いような塾に通わなければいけないかという話ももちろん違います。自宅学習だけで、さらに通信教育を入れれば十分ではないかと思います。
       
    都立トップとなりましても結局は数学と英語です。
    一番厄介なのは数学なのでしょうけれど、あくまでも公立高校です。難関私立のような難問奇問の類はありません(正確に言うならば、出せません)。基礎の積み重ねで解答を得るまでの作業に時間がかかる、もしくはその時間を省くための知識が必要となるというくらいのレベルです。スピードと正確さは要求されると思いますが、しかし何か凄く難しいことをしなければいけないかとなればそれは違うと思います。
    都立の問題のレベルについては他の掲示板でもご覧になられるとお分かりになると思いますが、とにかく謎めいた、東京にしか無いような塾が必要かとなれば違うと思います。
       
    (基本的に東京の受験に係わるステレオタイプ的な評価は中学受験(私立)の話だと思います。中学受験でさほど高くも無い偏差値の中学を受験するにしても、教科書や標準問題ではとても太刀打ちできません。普通の小学生とは違う特別なことをしなければなかなか難しいと思います)
       
    しかしくどいのですが、東京は輪切りの教育環境です。都立高校受験においても(上位においては顕著だと思います)たった一問のミスが命取りです。
    一問かどうかは別にしても、気構えの問題です。相当の緊張感は必要になるのでしょう。これくらいでいいやの感覚で地方のトップは合格できても東京の高校は不合格の可能性があります。
    少し違うかのようですが、上の模試の関連で言えば、駿台模試で偏差値60以上を常時取れるのであれば、VもぎやWもしでは各科満点か満点に近いか、偏差値なら最高値の74か5が当たり前になります。つまり問題が難しいかどうかではなく、どんな下らないミスをしたかが問われます。(本当の上位層はVもぎやWもしを受験しません)
       
    勿論内申の問題も大きいです。オール5ならオール5で、かなりの人数が同じ高校を受験していると見ていた方がよいでしょう。輪切りは受験人口の多さの背景を持ちます。
    (但し、内申に関しても救済策があって、内申を加味しない入試得点だけで合否を決める枠が10%ほどあるようですので、中にはとんでもない内申の子がトップ高校へ進学している事実があります。都立の受験要綱などご覧になってください)。
       
    地元の高校へ進学するのでしたら全くそれは将来の大学受験も見通す話になるのでしょうから、それはまったく別にもなりそうですが、
    入試の問題対策だけを考えるのならば、【夫は残って単身赴任の可能性】 、【地方から東京の高校を受験】のどちらでも良いのかもしれないと思います。
       
    3年進学時といわず、3年途中でも東京の中学校に転校なされて(中学の先生が良い顔をするわけは無いのでしょうけれど、現実的に3年の途中時の転校もあります)、こちらの塾へ通うなどして、輪切り教育環境下での受験生の緊張感を経験するというのも一つの大事なことかもしれません。
       
    ただこういうケースの場合、私個人の経験がありませんので、転校先での内申評価はどうするのだろうかとか、地方からの受験の場合の内申評価はどうするのだろうかとの疑問が
    あります。公立受験に当たって内申は大事です。
    (万が一、東京と隣接する神奈川県にお住まいになるようでしたら、よくよくお調べなさってください)
       
    長い書き込みの最後になります。
    都立二番手となりましても色々な学校があります。上のご指摘の通りに国分寺や新宿高校は単位制でもあります。都立トップ三校でも全く色が違います。
    地方ですと交通事情もあるためか、地域トップか2番手か、もしくはその他かと順次、ある意味単純に偏差値順に見ることが出来て、学校をあれこれ比較して悩む環境にも無く、この学校と決めてかかって受験に挑むことが出来そうですが、東京の高校は都立だけでもより取り見取り、まして私立まで入れたらかなりの数の高校がリストアップされます。大学の進学実績だけでなく校風、カリキュラムなども色々見ることになるのでしょう。
    (しかし中学受験に比べたら、例えば桜蔭、麻布、駒場東邦、雙葉、女子学院、武蔵などの名だたる有名校の高校受験がありませんのでまだ楽なのかもしれません。特に女子の場合は優秀層の高校受験先があまりにも少ないので、それ故高校受験を回避して中学受験をお決めになる家庭が多いことをご存知かと思います)
    自由がある、選択肢が多くあるのはありがたい話なのですが、しかしその環境にありますと選択する側に殆どの責任が回ってきます。高校受験をするくらいの年頃だから子供に判断させるとのお考えもあるのかもしれませんが、大人から見れば所詮子供の選択に過ぎません。何かしら親が出て行き情報収集などをして話し合う必要があるのかも知れません。
    東京の受験をお決めになられたのならば、入試事情は勿論ながら、どのような高校があるかを良くお調べになって、お子さんと相談なされた方が良いかと思います。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す