都立高校　男女別募集が終わったら女子は楽になりますか？｜掲示板スレッド

都立の受検者次第。しかし女子が内申に重きを得ざるを得ないことは結局変わらないと思います。女子は私立にせよ都立にせよ推薦を狙う方に考える子も多いので。

データとかを分析している訳ではないので、あくまで私見ですが・・。

日比谷、西、国立ではそれほど影響がないと思います。
戸山、青山などの群もそれほど影響ないような

その次のクラスでは女子有利の状況ができるかもと。

入試問題の難易度をどうするかにもよると思いますが。

都立高ではなく、男女別募集のない県立高校の話でいいでしょうか。

普通科高校の場合、女子の方がこつこつまじめに勉強して成績優秀なので、学年の男女比率において女子の割合が多くなってしまいます。また、「国際」「英語重視」が売りの高校の場合、女子の応募が多く、結果的に女子のみのクラスが毎年6クラス中2クラス程度生じます。

入試で男女別募集がなくなれば女子が楽になるのではなく、男女比率のアンバランスができるでしょう。

男子はとんでもない最上位からとんでもない最下層まで学力のバラツキが多く、女子はバラツキが少なくて比較的中央に寄っているということが各種研究から明らかになっているようです。

実際に昨年度の都立高校入試でもその傾向が出ていて、重点高校では男子の合格者が増えた高校が多く、特別推進校、推進校では女子の合格者が増えた高校が多かったと記憶しています。

ですから、女子が楽になるかどうかは、どのランク帯の高校を志望するかによると思います。

＞日比谷、西、国立ではそれほど影響がないと思います。

大阪府立高校が男女比を撤廃して１０年近くが経ちます。
府立ナンバー１の北野高校では完全に　男子＞女子の比率が確立しました。
年度によって募集定員が８クラスの時と９クラスの時があるのですが
毎年男子の方が５０～７０名と１クラス分以上多い状態です。

合格率で言えば女子も決して悪くはないのですが、そもそも出願する女子の人数が減りました。
これは府立ナンバー２の天王寺高校も同じで男子の在籍人数の方が多い状態で定着しています。

独自問題の難易度や当日点と内申点の比率、府立は合格者辞退ができないなど
都立と府立で違いはありますが日比谷も１０年後ぐらいには男子の方がかなり多くなって
いそうな気がしますがいかがでしょう。
北野が公立高校ながら京大合格者が５年連続で日本一になったのは
学区撤廃と男子が増加したことが要因とみる向きがありますので、日比谷には
追い風になるのではと思います。

2022年都立高一般入試男女別定員緩和の結果が出ました。

日比谷高校男子
募集　１３２人
合格　１４９人
入学　１３９人（日比谷合格後、日比谷入学辞退１０人）

合格最低点は男女とも同じ点数になり、女子枠から男子枠への振替はわずか７人にとどまりました。

今後推薦入試の男女枠が撤廃された場合、コミュニケーション能力に優れた女子が男子を圧倒し、男子枠から女子枠へ１５人程度振替が見込まれるため、一般入試と推薦入試トータルでは女子が増えるでしょう。

男女枠のない新宿高校では、今年の推薦入試で３２人の合格者のうち、女子が実に２７人を占めました。
日比谷高校の推薦入試も今後男女枠の撤廃が予定されており、男子合格者の大幅な減少が予想されます。

令和４年　日比谷高校　推薦入試結果

募集　６３人（男子３３人　女子３０人）男女枠あり
応募　１０１人（男子）　１１６人（女子）
合格　３３人（男子）　　３０人（女子）
合格率　３２．７％（男子）　２５．９％（女子）
男女枠の優遇を受け、男子の応募数が少ないにも関わらず男子の合格者が多い。


令和４年　新宿高校　推薦入試結果

募集　３２人（男女問わず）男女枠無し
応募　６９人（男子）　１４４人（女子）
合格　　５人（男子）　　２７人（女子）
合格率　７．２％（男子）　１８．８％（女子）
男女枠が無いため、男女を問わず実力通りに合格
推薦入試の合格者の８４．４％が女子