『難関大学』とはどこまでの大学のことを言うのか？｜掲示板スレッド

同じ芸大でも、美術と音楽は全然違います。
美術は油絵やデザインの高倍率が有名ですが、そもそも定員が55名と45名ですので、東大の3000名規模に比べると、めちゃくちゃ少ないのも関係しています。
音楽は「師匠が誰なのか？」がものをいう世界ですので、最初から芸大とのコネがある人しか受けず、倍率は高くなりません。

どちらにも言えることは、入るまでに相当な投資（美術では予備校、音楽では個人レッスンなど）が必要で、経済的に貧乏な人はかなり厳しいです。
これは東大の親の年収が高いというのに似てるものを、芸大にも感じます。
芸大あるあるで、特に美術の学生は貧乏自慢をする人がかなり多くいます。
しかし、ほとんどは本当の貧乏ではないです。

音楽は、たとえば楽器なら種類別に枠があって極少数なので、年度による運の要素が大きいそうです。

平成の最初の頃美校に入ったOBですが、入り難く出るのは容易（と云うか追い出される感じ）な印象でした。今は違うのかもしれないですが、当時は建築と芸術学以外は学力要らなかったですよ。学長が入学式で２００人程の学生を前に５０年後１人か２人位モノになれば良いのですと言ってたのが、今はホントそうだなーと思います。入学するよか作家や演奏者ならずっと残るほうが至難です。

美術は相変わらず難関だけど、音楽系は昔に比べればかなり入り易くなった。
就職は期待できないし、留学もするし、お嬢様が行くところ。
良家の子女という事で、お見合いの口は来そうですね。

今は、どうなのか知らないが現役の時、美術学部を受けた事あるけれど6時間で一枚のデッサンをするもので、自由に立ち歩いたり、他の人の作品を見たりできた。

とても楽しい時間だった。
他の方も言われていたが、専門の美術予備校に行っていないと無理です。

楽器やっていたりとか絵を描くのが好きだったりする人は、芸大に憧れる気持ちはあるでしょうね。でも、ただ単に好きなのと本気でプロを目指している人とでは天と地くらいの差があるし、努力の他に才能や向き不向きもあるし、厳しい道でしょうね。まあこれは、スポーツ選手でもおなじだよね。

東芸は、本当にセンター試験に更に重要な実技試験と、頭脳も芸術の実技もどちらも兼ね備えていなければ難しい。
芸大は国立だからお金がかからないイメージがあると思うけど、たしかに私立音大よりは大学費は安いかもしれないけど、その代わり、そこに入るまでにつぎ込んだお金や、先生に習うレッスン料。そして、芸大へ行けば大半はみんなヨーロッパなどの音楽大学は短期留学して学びながら、世界各地のコンクールに出場してコンクール料や、旅費やら、とにかく他の音大も同じだけど、国立だからお金がかからないというイメージとは全然違う。

芸大、美大共現役で受かる人は高校時代から美大予備校に通っている。芸大、各美大によっての受かる受験テクニックも違う。
地方の美術教師の殆どが地方の国立大教育学部出で、偶然、教師が芸大、美大OBでない限り現役で受かる事はほぼない。よって当然、地方生は多浪になってしまう。クラスメイトで一回り歳の離れた人もいた。