文部科学省が国立大学に文系学部廃止を要請！従わなければ交付金停止なども｜掲示板スレッド

それが、この私に対する「反論」のおつもりかね。失礼だが、私はそのような些末な次元で本件をとらえているのではない。

そもそも学問論としての「理系」を構想するとき、単に科学的認識論や科学理論に関する認識論的な検討に止まることなく、科学という文化形相を支える世界観の規準としての価値観に及んで検討し、さらには科学という文化財の実践に及んだ社会的機能にまで考慮を及ぼさなければならないだろう。

換言すれば、あなたのような幼稚で単純な理系への盲目的な信仰が惹起する弊害=自然科学の暴走への無批判的な追随を防ぐためにも、認識論的な科学批判に止まらず、文明論の見地からの科学批判に言及する必要が存するのである。以上、易しく記してみたが、お分かりであろうか。文系新入生レベルである。

それ、君への天つばだね。君はもっと理系について勉強しなさい。

"領地を守ろうと喧嘩腰になっているのは誰かと言うと、"ある文化"に属する人々、すなわちスノーが「第二の文化」と呼んだ人文系知識人、文化批評家、博識なエッセイストなどからなるグループである。「彼らは物事を一般化するのが得意で、自らの個人的体験、読書傾向、判断力をもとにして世界を論じる。癖の強い奇を衒った表現の随所に顔を出す主観性が、彼らの"文芸共和国"の法定通貨である」。これは科学とはまさに正反対の流儀であり、だからこそ第二の文化の知識人は「科学主義」をひどく恐れている"

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もっとも、そうして内容的な反論ができないことは、相変わらず。

人文系知識人は、必ずしもそうした世界に知的に安住していたわけではない。他方で社会科学でも、たとえばマルクス、アドルノ、ハーバーマス、アルチュセールらの思想家たちはすべて文学、文化の研究をそれぞれの思想の重要な一部としていた。このように文系では古くから、人文系と社会科学系とが交流し、社会をささえ、あるいは根本的に変革する学問知識として、発展してきたのであった。

なお付言するに、そうして引用する際には、それに対する引用者自身の考え方も付するべきである。ただ漫然と貼付し、あとは読者が好きなように考えよのごときは横着だと指摘せざるを得ない。失礼ながらそれにつき、卒論執筆時に指導をお受けにならなかったのであろうか。

他人に勉強しなさい、というのならまずは自分が勉強するもんだよ。科学技術についてあれこれ文句をいうのなら、理工系の大学1年生が一般教養として学ぶ、数学（微分積分、線形代数）と物理学（力学、電磁気学）ぐらいは理解してほしいね。上っ面をなぞっただけの論理で説明しても、誰も聞く耳をもたないよ。

まあ、大学一般教養の数学と物理学を理解するには、高校の数ⅢCと物理が分かっていないとダメだから、高校の理数科目を避けた君にはハードルは高いだろうね。だから、理系について言及するのは今後やめた方がいいよ。

先ほど私は、そうした次元で卑見を開陳している訳ではないと申し上げたばかり。それゆえ、見当違いなことをいってもらっても困る。「反論」にすらなっていない。また恐縮だが、それに比べれば先の「まあ」さんによる引用の方が、当否は別として傾聴に価した。したがって、この私に今後も「絡み」たいのなら、せめてその次元であることをー僭越ながらーお願いしたい。

で、貴殿は中学・高校数学をどこまで理解できているの？（笑）