修士5年、博士6年って可能ですか｜掲示板スレッド

学校・教授会がOK出すなら、取れるはずです。他の大学でも期間を短くして学位を出そうとしている所あります。

大学院は、学位（修士、博士）を授与されるかどうかが重要で、大学院修了はあまり意味がありません。

海外では博士号を持っていないと相手にされない研究分野もあります。アメリカでは、医者のみ（医学博士号を持っていなくても）博士取得者と同等に扱ってもらえますが、ヨーロッパはよく知りません。

これが大学だと、飛び級をすると中退扱いになるそうです。たとえば京大法学部だと、成績優秀者は一年飛び級をして法科大学院に入学を認める制度がありますが、文科省の規則かなにかの関係で、大学中退扱いになるそうです。

東工大には今まで博士一貫教育プログラムで修士・博士課程を一貫教育にすることで4年で博士号取得が可能なコースがあります。
通常は学部4年+大学院5年で9年の所、＋大学院一貫コース4年で8年。
学部を3年で退学して大学院進学＋大学院一貫コース4年で7年。
数年前の資料でしたが、分野によっては博士一貫教育プログラムでも数年に若干名が3年で博士号を取得していましたので、現在でも最々短で6年で博士号取得が可能かと思います。
実際は学部含め6年で博士号が取得できる分野と人材はごくわずかでしょうけれど。

上記お二方とも丁寧に教えて下さりありがとうございます。
極少数でもそういう方がいらっしゃるのですか。
6年で卒業して、博士号取れるってすごいですね。

でも学士というか、大学は中退扱いになるんですか。
中退で就職に影響はないのでしょうか？

子が東工修士卒です。
研究室の状況を見ていると、企業就職なら修士卒で必要十分と感じました。
研究者を考えているのなら、博士号取得は必須でしょう。

就職の際はＥＳに経歴を詳しく書くので、学部中退でも飛び級で博士前期、後期課程進学ならむしろ評価は上がるのではないでしょうか。

国家公務員試験に大学３年で合格すると、４年をやらずに中退して就職（というか公務員になる）してしまう人がいます。
あとでまた大学に行きなおすために、休学などをする場合もありますが。

要するに、出来る人間にとっては、学士などどうでもいいのだと思います。

＞中退で就職に影響はないのでしょうか？

短縮・飛び級などは、大学による優秀な学生の囲い込みの試みだと思います。
ポスドクの就職難のある分野では、優秀な学生ほど修士で就職して出て行ってしまうと、大学側は嘆いていますから。

前の投稿で書いた文系の飛び級も、対象となる学生は一般企業への就職は考えていないそうです（伝聞）。企業就職には不必要な勉強量・法学知識ですし、就職するならもっと他の経験もしておいた方が良いと思われます。大学側は、予備試験や他の大学の大学院に進学するのを阻止したいのかもしれません。

ありがとうございました
国立理系も金かかりますね