（2020年5月公表）大学発ベンチャー実態等調査結果から分かる大学の実力｜掲示板スレッド

東京私学は、『優秀な学生は、稼ぎのよい商社、金融、マスコミ、経営コンサルを目指すもの』として、それら業種への就職者が少ない大学を見下すのが常識です。

◆　大学発上場ベンチャー企業　時価総額３００億円以上（2019年12月30日）


　企業名　　　　　　　　大学名　　　　時価総額（億円）

・ペプチドリーム　　　　　東大　　　　７０１７
　　特殊ペプチドを応用した医薬品の研究開発

・ミクシィ　　　　　　　　東大　　　　１６１９
　　SNS 「ミクシィ」、ゲーム「モンスターストライク」

・サンバイオ　　　　　　　慶大　　　　１３６４
　　脳梗塞や脳外傷による後遺症の治療薬開発

・PKSHA Technology　　　 東大　　　　１２１１
　　自然言語処理や深層学習などのアルゴリズムを研究開発

・ジーエヌアイグループ　　九大　　　　１１３８
　　アジアに多い疾患の新薬開発　

・オプティム　　　　　　　佐賀大　　　　９４４
　　スマホやタブレット、PCのクラウド一括管理サービス

・レノバ　　　　　　　　　京大　　　　　８９９
　　再生可能エネルギーの発電と開発、運営

・CYBERDYNE　　　　　　筑波大　　　　 ７７９
　　医療、介護、重労働向けにロボットスーツ「HAL」開発

・ヘリオス　　　　　　　　九大　　　　　７６５
　　iPS細胞、間葉系幹細胞による治療薬開発

・ユーグレナ　　　　　　　東大　　　　　７２８
　　ミドリムシを原料とした機能性食品、化粧品開発

・アンジェス　　　　　　　阪大　　　　　６８４
　　遺伝子治療薬の開発

・ジャパン・T・E 　　　　 名大　　　　　３９４
　　自家培養表皮、軟骨などの再生医療

・ALBERT　　　　　　　　徳島大　　　　 ３７４
　　データサンエンティスト１８０名在籍し、ビッグデータ分析

・インターアクション　　　創価大　　　　３６５
　　光源装置、太陽光発電関連製品、画像検査装置の開発製造

・グノシー　　　　　　　　東大　　　　　３５６
　　「グノシー」「ニュースパス」などのニュース配信アプリ

・自立制御システム研究所　千葉大　　　　３３７
　　国内ドローン開発、販売。自立飛行の研究開発。

・KLab　　　　　　　　　 慶大　　　　　３１１
　　「キャプテン翼」などのスマホゲーム開発、運営

・アドベンチャー　　　　慶大　　　　　３１１
　　航空券予約サイト「スカイチケット」運営

参考になるデータをありがとうございました。
東大や慶大などは、医薬品やゲームなどの情報系、阪大、名大、九大などは、医薬品などの医療、京大、筑波大などは、電気エネルギーやロボット工学などで活躍しているようで、得意分野がわかりますね。

＞・アドベンチャー　　　　慶大　　　　　３１１
　　航空券予約サイト「スカイチケット」運営




コロナで、結構厳しいかもね。

ベンチャー企業数のランキングについては、大学としての研究力、社会への情報発信力など総合的な大学の実力の現れだと思いますので、私個人も興味を持って注目しています。

とくに、これで注目しているのは、東大の数字が頭打ち、逆に京大、阪大、東北大あたりが急伸しているところですね。

これからの世の中に向けて、東大一強体制は是非瓦解させて欲しいと思っています。そうしなければ、日本に未来はないと思っています。