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投稿者: 素朴な疑問 (ID:Ag6FlWyER6.) 投稿日時:2020年 09月 20日 20:20
少数派とはいえ首都圏から医学部でもないのにわざわざ北大、東北大、九大へ行く方もいらっしゃいます。
なぜなんでしょうか?
東一工は無理。かといって首都圏のその他国公立大は嫌だ。
早慶にも届かなかった。
地方都市の生活がしたかった。
その大学でしか学べないことがあるのでしょうか?
他に理由はあるでしょうか?
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【6025024】 投稿者: 頭が軽いと読んでも理解できない? (ID:6.pOYz14mtw) 投稿日時:2020年 09月 21日 10:52
顔写真掲載で喜んでしまう人とは、別次元?
◆ 高温で瞬時に2000倍硬くなる高分子ゲル、北海道大学が開発
大学ジャーナルオンライン編集部
材料北海道大学
北海道大学の野々山貴行特任助教、龔(グン)剣萍(チェンピン)教授らの研究グループは、高温で瞬時に約2000倍硬くなる新規高分子ハイドロゲルを世界で初めて開発した。
一般にペットボトルなどの高分子材料は低温で硬く(ガラス状態)、高温で柔らかく(ゴム状態)なる。研究グループは、温泉源などに生息する好熱菌の100℃以上の高温でも変性しないタンパク質構造に着目し、一般の高分子とは逆に低温で柔らかく高温で硬くなる高分子ゲルを作製した。
食品添加物にも使用されるこの高分子ゲルは、汎用性のある安価で無毒な原料から簡単に作製でき、室温付近の比較的低い温度では柔らかく伸びやすいが、ある温度以上で急激に硬くなる。これは、柔らかい食用ゼリーが硬いプラスチックへ瞬時に変わるほどの劇的な変化だ。冷やすと元の柔らかい状態へ戻り、急激な硬化を何度でも繰り返せる。また、硬化する温度はゲルの調製条件しだいで、目的温度に合わせた材料を設計できる。
また、この高分子ゲルとガラス繊維布を複合した材料は、交通事故やスポーツのアクシデントの際に、発生する大きな摩擦熱で硬くなり身体を保護するスマートプロテクターに応用できる。実際に、アスファルト表面に荷重を掛けて高速で引きずると、ゲル繊維複合体が摩擦熱で硬くなり、ほとんど壊れなかった。また、硬くなる際に大きな熱吸収を伴うため、酷暑対策用の熱吸収材に利用できる。窓ガラスに貼ると、太陽からの熱の一部を吸収し、室内の温度上昇を抑える効果が確認されている。
今回の成果は、高温で硬くなる新規温度応答性高分子の基礎研究及び温度応答型スマート材料の応用研究の促進にも貢献することが期待される。
論文情報:【Advanced Materials】Instant thermal switching from soft hydrogel to rigid plastics inspired by thermophile proteins -
【6025032】 投稿者: 北大、世界初 (ID:6.pOYz14mtw) 投稿日時:2020年 09月 21日 10:57
> 世界初、海水中で繰り返し使用できる接着剤を北海道大学が開発
大学ジャーナルオンライン編集部
世界初北海道大学
北海道大学のFan Hailong(フアン ハイロン)研究員、龔 剣萍(グン チェンピン)教授らの研究グループは、海水中で素早く強力に接着し、繰り返し使用可能な新規接着剤を開発した。
イガイやフジツボなどの海洋付着生物は、「接着タンパク質」と呼ばれる接着剤を分泌することによって、海水中で岩に強固に接着することができる。一方、ほとんどの人工的な接着剤は空気中では材料に強く接着するものの、水中や海中では使用できない。
研究グループは、イガイの接着タンパク質中ではプラス(+)に帯電したカチオン性部位と芳香環と呼ばれる部位が隣り合って並んでいることに着目し、カチオン性部位と芳香環部位が隣同士に配置された高分子化合物を合成した。得られた高分子化合物は海水中で接着剤として働き、石、ガラス、プラスチックなどの様々な固体を強く、素早く接着させることができた。
その接着強度は最大で約60キロパスカル(接着面1平方メートルあたり6トンもの重さに耐える)と非常に丈夫であり、また剥離と再接着を何度も繰り返すこともできる。一方で、カチオン性部位と芳香環がランダムに配列した高分子化合物では、上記のような強い接着は見られなかった。すなわち、この化合物による海水中での強い接着は、カチオン性部位と芳香環が隣同士に配列した構造に由来することが分かった。
今回の研究は、海水中において繰り返し使用可能な接着剤の開発を報告する世界初の例になる。開発した材料は、海水中で仮止め剤や破損の修復剤として使用可能であるほか、この技術を活かした海水中でのコンクリート製造なども可能になると期待される。
論文情報:【Nature Communications】Adjacent cationic–aromatic sequences yield strong electrostatic adhesion of hydrogels in seawater -
【6025036】 投稿者: 東北大×北大×電通大 (ID:6.pOYz14mtw) 投稿日時:2020年 09月 21日 11:01
◆白金を使わない高活性な酸素還元触媒を実現 次世代電池の普及に貢献
大学ジャーナルオンライン編集部
触媒技術 燃料電池
東北大学、北海道大学、電気通信大学の研究グループが、非常に簡便なプロセスで、高活性な非白金酸素還元触媒を作製することに成功した。
リチウムイオン電池に代わる次世代電池として期待される燃料電池や金属空気電池では、正極上で酸素還元反応を起こすことでエネルギーを取り出す。酸素還元反応は反応が進行しづらいため、白金を担持した炭素触媒が一般に使用されるが、白金は高価で資源制約があり、白金に代わる安価な触媒電極材料が求められてきた。
本研究者らは、ヘムと呼ばれる分子に類似した構造を持ち、顔料などに用いられている鉄フタロシアニン系有機金属錯体に注目した。例えば、血中に含まれるヘモグロビンでは、ヘム中の鉄分子と酸素分子が結合することで酸素を体内に運んでいる。この鉄原子と酸素分子の吸着機構からヒントを得て、鉄フタロシアニン系有機金属錯体で炭素材料表面を修飾したところ、非常に活性の高い酸素還元反応特性を示すことが見出された。また同時に、理論計算を組み合わせることで、その高活性化の理論的な解析にも成功した。
従来の非白金系金属炭素触媒の電極作製では、不活性ガス下かつ高温で焼成するプロセスが必要だったが、本触媒分子を修飾するプロセスでは、焼成を必要とせず、全てウェットプロセスで作製可能だ。プロセスコストを大幅に削減できる上、鉄系の有機金属錯体である本触媒は、安価で資源制約もない非白金触媒として期待できるという。
本成果により、燃料電池や金属空気電池の脱白金化を通じ、これらのエネルギーデバイスの普及が進むことが期待される。
論文情報:【NPG Asia Materials】Fe Azaphthalocyanine Unimolecular Layers (Fe AzULs) on Carbon Nanotubes for Realizing Highly Active Oxygen Reduction Reaction(ORR) Catalytic Electrodes -
【6025041】 投稿者: 北大×東工大×関西大 (ID:6.pOYz14mtw) 投稿日時:2020年 09月 21日 11:07
◆ DNAオリガミを融合した分子人工筋肉、北海道大学などが開発
大学ジャーナルオンライン編集部
ロボット 人工筋肉
北海道大学、関西大学、東京工業大学の研究グループは、モータータンパク質とDNAオリガミを組み合わせることで、化学エネルギーを力学エネルギーに直接変換する分子人工筋肉の開発に世界で初めて成功した。
モータータンパク質は、化学エネルギーを力学的な仕事へと変換するナノメートルサイズの分子機械で、アクチン上を動くミオシン、微小管上を動くキネシンやダイニンが知られている。バイオテクノロジーの発展によりモータータンパク質の合成が可能となり、エネルギー変換効率と比出力特性が高いため、マイクロマシンや分子ロボットの動力源として期待されている。しかし、ナノメートルサイズのモータータンパク質を秩序立てて目に見える大きさにまで組み上げることはこれまで不可能だった。
今回の研究では、DNAナノテクノロジーによりDNAオリガミ構造体(DNAの折りたたみ技術[origami]による構造体)を、バイオテクノロジーによりDNA修飾微小管を作製。これらを混合させると微小管が放射状に集合化した「アスター構造」が形成された。これにキネシン(ストレプトアビジンタンパクで四量化)を加えると、アスター構造がさらに集合化して、ミリメートルサイズの網目構造が形成された。最後に、アデノシン三リン酸(ATP)を加えると、元の大きさの1/40にまでなる急激な収縮運動が観察された。この収縮系は「分子人工筋肉」であり、人のからだで心臓や内臓などを動かしている平滑筋という細胞を模倣したものという。
これにより、化学エネルギーで駆動するミリメートルからセンチメートルサイズの動力システムが実現し、将来的には医療用マイクロロボットや昆虫型ドローンなどの動力源として期待されるとしている。
論文情報:【Nano Letters】Artificial Smooth Muscle Model Composed of Hierarchically Ordered Microtubule Asters Mediated by DNA Origami Nanostructures -
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【6025044】 投稿者: そうはいっても (ID:LynXUZm4ESM) 投稿日時:2020年 09月 21日 11:08
工学部就職先、地方公務員、教員がメインだったので、後期受験悩みました。結局地方出願見送りました
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【6025045】 投稿者: 北大 (ID:6.pOYz14mtw) 投稿日時:2020年 09月 21日 11:09
◆ ひっぱると白色蛍光を発するゴム、北海道大学が開発
大学ジャーナルオンライン編集部
北海道大学の相良剛光助教らの研究グループは、伸縮により白色蛍光のON/OFFを瞬時に可逆的に切り替えるゴム材料の開発に成功した。様々な材料が受けるダメージの可視化などへの応用が期待される。
力(機械的刺激)を受けて、見た目の色や発光(蛍光)特性変化を示すような材料は、材料が受けるダメージや力を簡単に可視化・評価できるため、様々な活用が期待されている。特に最近、主に高分子化学の分野において、機械的刺激を受けて色変化を示す「メカノフォア」と呼ばれる分子骨格の研究が盛んだ。しかし既存のメカノフォアは共有結合を切断する必要があるため、可逆性に乏しい等の問題があった。
研究グループは、超分子化学の分野で長年研究されてきた、インターロック分子(いくつかの部品が機械的に組み合わされた分子)の一つであるロタキサンに着目し、共有結合を切断する必要のない「超分子メカノフォア」の開発を行ってきた。今回、青色、緑色、橙色の蛍光団(蛍光を発する部分)を用いたロタキサン型超分子メカノフォアを開発し、さらにポリウレタンに導入することで、伸縮に応答して各蛍光色が瞬時、かつ可逆的に何回でも繰り返しON/OFFスイッチするゴム材料を開発した。これにより、蛍光団を変えても同じメカニズムで類似の機械的刺激に対する応答性を獲得できることを実証した。
これまで白色発光を示す有機材料の報告例は多くあるが、機械的刺激で白色蛍光をON/OFFスイッチする材料は今回が初めて。このような材料は機械的刺激を可逆的かつ鋭敏に検出できるため、様々な材料におけるセンサーや、材料の受けるダメージの可視化・定量評価などへの応用が期待できるとしている。
論文情報:【ACS Central Science】Rotaxane-based Mechanophores Enable Polymers with Mechanically Switchable White Photoluminescence -
【6025046】 投稿者: 情弱? (ID:6.pOYz14mtw) 投稿日時:2020年 09月 21日 11:11
投稿者: そうはいっても(ID:LynXUZm4ESM)
投稿日時: 2020年 09月 21日 11:08
工学部就職先、地方公務員、教員がメインだったので、後期受験悩みました。結局地方出願見送りました -
【6025048】 投稿者: 北大×新潟大×三重大 (ID:6.pOYz14mtw) 投稿日時:2020年 09月 21日 11:15
◆ 北極振動と南極振動がシンクロしていることを発見
大学ジャーナルオンライン編集部
北極振動と南極振動が同期して変動していることを、三重大学、北海道大学、新潟大学の研究グループが発見した。
北極上空には、北極全体を覆う巨大な低気圧があり、この低気圧が強弱を繰り返す現象のことを北極振動と呼ぶ。低気圧が強いときは風が反時計回りに速くまわり、弱いときには同じく反時計回りにゆっくりまわる。この風を偏西風(ジェット気流)と呼ぶので、北極振動は偏西風が強弱を繰り返す現象と言うこともできる。一方、南極上空でも、北極と同じように偏西風の回転が強弱を繰り返しており、これを南極振動という。
北極振動は、日本を含む北半球の広い範囲で厳冬や猛暑などの異常気象を引き起こす原因とされ、その予測は経済社会的な観点からも危急の課題だ。また、南極振動はオゾンホールと強い関連があり、地球環境にきわめて重要である。ところが、北極と南極は地理学的に互いに最も遠くに位置していることから、北極振動と南極振動の同期した変動を調べた研究は無かった。
その一方で、両者の関連性を示唆する研究もいくつか存在する。そこから「北極振動と南極振動はシンクロしているのではないか」という着想を得た本研究グループは、解析を行い、その結果、北極振動指数と南極振動指数に有意な正相関があることを発見した。すなわち、北極と南極の低気圧が同じように変化している可能性があり、これは北半球と南半球の偏西風の強弱の変化が一緒に起こっていると言い換えることもできる。
本研究は、日本の異常気象が遠い南極と関係を持つことを初めて示唆した研究といえる。原因の一つとして、上空のオゾン層が北極振動と南極振動の同期の仲立ちとなっていることが挙げられると研究グループは考えている。
論文情報:【GeophysicalResearch Letters】Interhemispheric synchronization between the AO and the AAO2
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