早慶の差って｜掲示板スレッド

日中間で国交のなかった当時でも、少数の人々が民間交流を続けていた。その土台の上に、1972年の日中国交正常化があった。そのなかに日中双方にまたがる早稲田人脈も重要な役割を果たした。しかしながら、現在は米中という帝国主義とスターリン主義の頭目同士の世界覇権競争のはざまで翻弄されるこの国。だが、そうした先人の苦労を想起し、1978年日中平和友好条約締結時の精神を両国人民ともに再確認してほしいと望む。たとえ、両国政府がいかに愚劣であっても。

以下、転載。

日本政府は二律背反で針のムシロか。

尖閣問題等の防衛面で米国に頼りたいものの、かといって商売上の都合から中国とは喧嘩もできず。まして、党内に親中派であった旧田中派の系譜にある二階幹事長一派があり、さらに結党以来のバリバリの親中派である公明党とも連立を組む。しかも、自民党内に対中強硬派あれども、スポンサーの財界筋は中国とのけんかは金儲けに支障あるゆえに困ると泣きつく。そこでインドは、そうした日本の対中戦略上でぜひ仲間であり続けたい重要な国。むざむざ彼等の顔をつぶして、対中対抗上の仲間を失くないのであろう。

こうした複雑な二面外交は、島国で鎖国も長かった内向きの日本国には苦手のよう。それゆえに、天皇制なるへんちくりんなものが生きながらえてきた。その点、紀元前から激しい奪権闘争を経験してきた中国は海千山千。日中戦争も、日本をよく知る国民党・蒋介石に長期的視点に乏しい日本の弱点をつかれた。現在の中国を支配する共産党もそうした今の日本のジレンマを見抜き、さぞや侮っていることだろう。

あの国は、その気になれば台湾に100万人、尖閣にも50万人程度の解放軍を即座に投入してくることが可能。しかも、自軍の犠牲者の数などモノともしまい。結局、米軍は冷徹な損得勘定で介入せず、助っ人として当てにならず。その結果、自衛隊は孤立無援、待てども暮らせども援軍来たらずの仕儀となる。そして、すでに次の「沖縄『回収』」すら視野にいれているはずだ。

そうした中国に伍していくには、彼等のすりっきれた現実主義者の側面にアピールするしか方途なし。すなわち、日本と友好する方がトクだ、と理解させるしかないということだ。もっとも、すでに経済力で大差つけられ、技術面の多くで凌駕された落陽の島・日本。いったい何の取引材料が残されていようか。円の威力で、赤い旅券さえ見せればでかい顔ができた、あの大昔の愚かしくも優雅だった留学生時代が妙に懐かしい。

戦争せずに手に入るものは大事にされない。
戦争を辞せずの姿勢こそ国の価値を高める。
戦争の御旗はもちろん天皇陛下だ。
日本は着々と軍事力を高めることが重要だ。
アメリカはいずれ日本に核弾頭付きトマホークを売るだろう。
西側世界がそれを望んでいる。

日本が米国のATMにされ続けてきた屈辱の歴史の数々を。
武器購入など、先方の言い値での概算全額一括前払い。しかし、納品はその数年後から始まり長期間に亘る。さらに、納入完了後の概算の精算すらせず、また行ったところで米国側は一切返金してこない。まさにぼったくり。いうまでもなく、その原資はすべてわれわれ国民の血税である。

ただ、そうした米国にも数少ない美点がある。情報公開制度だ。
とくにクリントン元大統領による公文書（外交文書）公開の影響は大きく、それにより自民党歴代政府が日本国民に隠ぺいしてきた数々の虚偽が白日の下にさらされている。

たとえば私が見た外務省の「極秘」との判が押してある省内文書（下手な字での手書き）には、当時の外相以下幹部の発言が記録され、欄外に出席者各自の署名がそれぞれなされていた（だが、なぜそれを米国が所持していたのであろうか）。また、米国側の資料にも、日本側から米国に内容を公表せぬように「泣き」を入れた文書があった。さらに、非核三原則の建前に違背する米軍艦船による「核の持ち込み容認」につき、日本側の要人にその確約をさせ念のため署名させよとの本国・国務省からの訓令に対し、在日米国大使館が「今の日本政府に、そのような勇気と責任感有する人物はいない」との返電すら残されていた。情けないことだ。

米国は、自国の納税者らに対する責任から、たとえ同盟国に不利になろうとも相手国側の公式文書さえ公表する。意図的隠ぺいのツケは、刑事罰と多額の制裁的慰謝料に直結しかねないからであろうか。

しかし、たとえそうであっても、アベ前総理のように、国会の場で嘘の答弁を公然と何度も繰り返してきたことに比べ、天地の差がある。そのことにつき、アベは軽く頭を下げただけであった。

敗戦後、日本が豊かになったのはアメリカが市場を開放していたから。
ATMにされるほど豊かになったきっかけはアメリカが作った。
いつまでもアメリカが、アメリカがなどと女々しいことを言っていても
仕方ない。日本は米国にとってのプレゼンスが過去最高に達した状況を
利用して軍事的外交的独立を果たさなければならない。
日本は「核保有国」となり国連常任理事国に返り咲くべきだ。

少しは、頭を冷やしてはどうかね。

私は以前、あの故森田必勝氏（三島由紀夫とともに自決）も関わったとも聞く早稲田の国防研究会の諸氏と議論したことがあるが、さすがにそのような荒唐無稽の妄想は耳にしなかった。

ところで、あのイシハラ元都知事は代議士時代に、核保有論を唱えていた（都知事選では、その事実を厚顔にも「否定」していたが）。だが、たとえ反共の立場であっても、まともな有識者らが当時それをまともに相手にすることはなかった。

なぜなら、当時の国際情勢に加え、たとえ技術的に可能であっても日本が核武装するために費消する国費が莫大なものになることが自明であったからだ。しかも、日本を事実上の半植民地状態にする米国自体が、なによりそれを到底望んでいないからである。

君の勇ましいイケイケ論を拝見すると、―失礼ながらー公道で以て徒党を組んで懐メロ軍歌と日の丸で「武装」する、あの下品な「愛国者」諸氏の様子をイメージしてしまうのである。そのような単純すぎる情緒論でもって、「一千万人くらい犠牲が出てもよい（朝鮮戦争時での毛沢東の言）」と平然と述べる、あの中国と軍事力でまともに対峙できるつもりなのであろうか。

女々しいな。何が蛮勇だ。女々しくグダグダ言ってても日本の立場は
良くならない。軍事的外交的独立を果たす。それこそが日本が目指すべき
目標であり戦後76年たってようやくチャンスが回ってきた。
しかも何の因果か中国がそのきっかけを作ってくれた。
我々は決して靖国に眠る英霊たちの願いを無駄にしてはならない。
人口が減少し国力の低下が明らかになる前に大和民族にふさわしい
確固たる地位を国際社会の中で築くべきだ。
子孫に誇り高く生きてもらうために。今こそそのチャンスだ。

がんばってくれ。
健闘を祈る。

女々しくグダグダ言って、日本の軍事的外交的自立のための行動に対し
ケチをつけたり邪魔したりしないようにね。