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【6488297】45歳定年時代の 学歴そして大学進学の意味

投稿者: 人生半ばで   (ID:Q8CxRtQt.zk) 投稿日時:2021年 09月 19日 14:35

サントリーホールディングス株式会社代表取締役社長、新浪剛史さんが、45歳定年を提唱し、社会をざわつかせている。

これは新浪さんの失言と言うよりは、日本の企業社会の本音を言ったと考えるべき。

人生100歳時代。その半ばですらない45歳で会社を去る時代が来たら、その後の生活は、人生は。
そして今から会社に入る学生たちにとって、大学進学の意味は。さらに学歴なんてもう無意味になるのか。

話しましょう。

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  1. 【6494139】 投稿者: そうだろうか  (ID:sOnDhZC2Gbg) 投稿日時:2021年 09月 24日 10:15

    まずあなたに知っておいて頂きたいことは、この国の終身雇用慣行とは、そう古い歴史を有するものではないということだ。それは、高度経済成長期に使用者側から打ち出されたものであったといえる。すなわち日本経済が当時、諸外国との輸出競争に打ち勝っていく武器の一つとして、財界が低賃金かつ長時間労働といった低い人的コストによる製品単価での優位性戦略を選択したからだ。他方で、労働者にはその代替として、終身雇用や年功制を導入することによる長期雇用への信頼感とメリットを提示した。「(目先)損して得をとれ」と迫ったのである。

    やがて、それが次第に一般化し、個々の労使に明確にこれによるとの意思がなくとも、少なくともそれに反対である旨の表示がなく、この日本的雇用慣行が維持されてきたのであった。その結果、諸外国からウサギ小屋とまで揶揄された貧弱な住居や長時間通勤地獄に耐え、われわれの先輩たちはこの国の経済を支え、高度経済成長を達成した。

    しかしながら、あるいはキミはそうした過去の経過すらご存じなく、そのように使用者側からの視点でのみ短期的な利益にばかり目が向いてしまっているのではないか。欧米企業経営者らの日本の労使、とくにそうして身を粉にして働く―ある意味、羊の如く従容としてー日本労働者の姿に日本の経営者が羨ましいと羨望した事実にも心致すべきであろう。このように日本的雇用慣行は、むしろ使用者側にメリット多いシステムなのである。泉下の財界人らも、そうした苦労を知らぬ後輩たちの今日ありさまにつき、苦い思いであるに相違ない。

  2. 【6494228】 投稿者: よく分からない(求釈明)  (ID:sOnDhZC2Gbg) 投稿日時:2021年 09月 24日 11:36

    >民衆資本主義で、国民全員が資本家でもある日本です。

    1.「民衆資本主義」とは、何かね。議論の前提に、その定義をまず明らかにしてほしい。
    キミ自身が持ちだした、私には聞き慣れぬ概念であるがゆえに。

    2.「国民全員が資本家でもある日本」も意味不明。それも具体的にご説明願いたい。
    しかも、そうするとこの私も「資本家」の仲間入りか。「資本家」との誉は、人生初である。

  3. 【6494238】 投稿者: さらに  (ID:sOnDhZC2Gbg) 投稿日時:2021年 09月 24日 11:43

    >終身雇用のまま一生を終えるだろう50代以降の人間は、これから起きる働き方の変化に文句を言うべきではないと思います。変わらないと続けられないのに、老害でしかありません。

    財界筋から求めたはずのその終身雇用や年功制でさえ、危うくなった。それゆえ、こうして議論になっているはずだ。また、そうした日本労使が積み上げてきたある意味での「大人の知恵」につき、思い付きとしか思えぬ姿勢で乱暴に否定し、あまつさえ「老害」とまで罵倒して切捨てるキミのその態度に、そうした「意見」の底の浅さが露見していると思われる。

  4. 【6494267】 投稿者: 何言ってんの  (ID:bjuy3RI/iEk) 投稿日時:2021年 09月 24日 12:01

    二俣川さんは労働関連法務の専門家だから、やりあっても勝てないよ。

  5. 【6494289】 投稿者: とんでもない(過大評価)  (ID:sOnDhZC2Gbg) 投稿日時:2021年 09月 24日 12:15

    それにしても、「そんなに悪いことかな (ID:gUkH.w7nqYI)」さんの当該書き込みが削除されてしまっている。「老害」とのアクセント強い表現が問題になったのであろうか。

    多くの方々に共通し、関心呼ぶテーマであるだけに、この方のご意見ももっと伺いたい。

  6. 【6494736】 投稿者: ドラッガーの再来  (ID:QIMCsC9o9EQ) 投稿日時:2021年 09月 24日 18:45

    大学で経営学を修め、学生時代はかのドラッガーの再来とも言われた俺様がw 自説を披歴しよう。

    二十数年前だが、ブリヂストン社長室乱入事件というのがあった。
    社員の一人が、ブリヂストンの社長室に乱入し、社長を監禁した。当時、ブリヂストンはリストラ・早期退職を実施中だったので、それを中止するよう社長に刃物を突き付けて要求。その後、社員は割腹自殺したという事件だ。

    犯人(元社員)の犯行声明文にある言い分は、「会社は社員を守るのが当然ではないか。それをなぜリストラしようとするのか。人倫に反している」というものだった。

    これが、この45歳定年を読み解く事件だと思った。

  7. 【6494755】 投稿者: ドラッガーの再来  (ID:QIMCsC9o9EQ) 投稿日時:2021年 09月 24日 18:53

    俺がドラッガーと比べられながら、経営学の研究にいそしんでいた頃w 当時は「日本的(型)経営」というのがもてはやされていた。
    その頃は、日本経済も今よりはるかに強く、その強さの秘密を探ろうという研究が盛んだったのだ。

    ある経営学者は「日本では会社は「家」であり、社員は「家族」なのだ。」と説いた。この説は当時、かなり広く支持を集めていたものだ。
    ようするにこれは、経営そして雇用を「道徳」のレベルにまで突き詰めた結果だ。合理的な経営よりも、道徳・家族の問題として経営を考えていたのだ。

    今回の新浪さんの発言も、経営者としてみれば至極合理的なことを言ったにすぎない。しかしこの発言のせいで、彼は人倫に反した人のような責められ方をしている。
    これが日本的経営のある意味、毒の部分なのだ。

    なお、念のため言っておくが、自分は新浪さんの発言に賛同するものではない。ただ経営者ならば、当たり前のことを言っただけだと考えている。

  8. 【6494768】 投稿者: 日本のドラッカーさんへ  (ID:sOnDhZC2Gbg) 投稿日時:2021年 09月 24日 19:08

    だが、ドラッカー理論をみると、結局「大量生産」と「大企業体」というビッグ・ビジネス賛歌ではあるまいか。それがはたして現代に適合するのかとの疑問を覚える。しかも、それはスミスの『国富論』と発想は同じであり、古き社会を解体するとの近代産業の革命的役割も、マルクスらの『共産党宣言』や『資本論』がすでに詳しく述べている。

    ドラッカーの少年期に第一次大戦後の欧州での政治経済上の混乱があり、青年期には大恐慌とファシズムの横行があった。そんなドラッカーからみて、新天地の米国社会のダイナミックな産業社会の躍動には目から鱗が落ちる思いであったに違いない。だが、現在の米国が当時とはまったく異なる様相にあることは明らかである。そこに、ドラッカー理論の今日的限界性を私は思わざるを得ないのである。

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