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投稿者: 文系は人数が多く供給過多 (ID:3tEjFsLZgaI) 投稿日時:2022年 11月 15日 18:58
今後は、産業ニーズと合ってるかどうかが重要。
学士と高専卒が同じ括りに。
例えば、DMG森精機
卒業・学位_____初任給__想定初任年収
大学院卒(博士課程)475,000円_6,825,000円
大学院卒(修士課程)310,000円_4,650,000円
大学・高専専攻科卒_300,000円_4,000,000円
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【7031385】 投稿者: デカルト (ID:b2mV7EyqLBw) 投稿日時:2022年 12月 10日 09:08
「科学の発見」
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"第四部 科学革命
第十三章 最も過大評価された偉人たち
アリストテレスを脱却した新しい科学的方法論を打ち立てたとされる偉人、
ベーコンとデカルト。だが現代の目で見るとベーコンの考えには実効性が
なく、哲学より科学で優れた仕事をしたデカルトも間違いが多すぎる" -
【7031399】 投稿者: 関西人 (ID:l8eqfFLykSs) 投稿日時:2022年 12月 10日 09:16
そりゃ松果腺がどうとか言い出したらデカルトは駄目かもしれませんが、xy座標を発明しただけでも偉人ではないかと。
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【7031422】 投稿者: デカルト (ID:a58Wl0vmWUA) 投稿日時:2022年 12月 10日 09:29
XY座標の一点を持って「哲学より科学で優れた仕事をした」と一応の成果を認められているのではないですかね。科学領域でもその他の仕事は間違いだらけですが(笑)
デカルトの哲学領域は、当の人文・哲学村の数弱たちからも酷評なのでそれよりはマシかと(笑)
「家族システムの起源」
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"人間精神の力学の中に世界の現実性を探し求めるピタゴラス派ないしデカルト主義者の呪術的宇宙へと退行しなければならないのか"
「科学の発見」
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"ギリシャの「科学」はポエムにすぎない。
第二章 なぜ数学だったのか?
ギリシャではまず数学が生まれた。数学は観察・実験を必要としない。
思考上の組み立てのみで発展する。しかし、ここでも美しくあることが
優先され、ピタゴラス学派は「醜い」無理数の発見を秘密にし封印することに" -
【7031566】 投稿者: R.Descartes (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2022年 12月 10日 12:05
科学の成立は、神の摂理による啓示よりは、人間の認識能力や観念構想力を尊重する学問意識を高揚させた。その結果、人間の認識能力の秩序を学問知の基礎と見る学問観を構想した。ここに、アリストテレス以来の存在論に代わる、人間理性に拠点を据えた学問論が成立したのであった。換言すれば、ここに近代知の根拠を問う理由の原点があると思われる。Descartesは、合理主義の系譜からこれらの問題に取り組んだ。
そうして彼の近代哲学を基盤に、近代学問観は認識論を中心に学問的方法を構築した。たしかにその後、現代哲学は解釈学であることによってそれらを根源的に批判する。やがて現代学問観は、認識論から解釈学への転換により認識論を知識論に解体しようとする。すなわち、近代学問論は、科学を中心に構想される世界を規準にその認識を主題とした。しかし、彼以来の近代哲学における認識論の構想は、哲学史において大きな知的功績を残したといえる。歴史的評価は、点ではなく線でもってなされるべきだ。 -
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【7032061】 投稿者: ヘーゲル (ID:0woMOuS9/GI) 投稿日時:2022年 12月 10日 21:57
知人の先生から、ヘーゲルの翻訳本を頂いた。その定価は「1万円」。初版部数は知らぬが、こうした学術本は図書館以外にどれだけ個人客からのニーズがあるのだろうか。黒田寛一の著作集も一冊平均5千円。およそ読者たる労働者が全巻揃えられる金額ではあるまい。貧乏学生だった私も、たしか当時新刊だった『マル・エン全集』や『レーニン全集』が欲しく、交際中の家内に保証人になってもらって全巻購入した。その後、信用が得られ、後払いが利くようになった。文系は、やはり本が命。東大教授の強みもそこにある。
爾来、それやこれやで、本は増えるばかり。カネはなく、本ばかり残した亡父の二の舞になりそうだ。しかも、定年で勇退される先生からいただいた本で、さらに収拾がつかなくなった。そこで、ある先生は研究室にあふれかえる本に困惑し、本務校大学の図書館に購入してもらう作戦に切り替えたそうな。よほどの好事家でもない限り、他に手に取る者(学生含む)はいないとの目論見で。たしかに、それなら便利かもしれない。しかし、すぐに必要になったときに面倒なような気もする。 -
【7032558】 投稿者: ポストモダン (ID:OuxoaQcBsqQ) 投稿日時:2022年 12月 11日 11:51
>やがて現代学問観は、認識論から解釈学への転換により認識論を知識論に解体しようとする。
科学(哲学)の系譜を認識論から解釈学への転換という視座から総括されておられますが、私は、そこにもう一つ忘れてはならない系譜があると思います。
それは、ソクラテス、ヘーゲル、フロイトという流れで受け継がれている「問答法」「弁証法」の系譜です。
ご存知のように弁証法はディアレクティケというギリシャ哲学における対話法に由来するものです。
フロイティズムは、奇しくも、ウィトゲンシュタインが「魔術的な説得術」と称したように、カウンセリングに於いて患者の自己了解を促す治療法を含む、ソクラテスの問答法に於ける産婆術に似た、対話を通じた啓発を促す知の体系です。
ウィトゲンシュタインVSフロイトの図式に於いては、二俣川さんは、恐らくウィトゲンシュタインの側の人でしょうから、フロイティズムは似非科学であるとお考えでしょうが、知の系譜から見るとヘーゲルは、ソクラテス、フロイトの側の思想家だと思います。
そのへんは、どうお考えでしょうか? -
【7035516】 投稿者: お答えする (ID:jGnengO8jME) 投稿日時:2022年 12月 13日 20:13
>フロイティズムは、奇しくも、ウィトゲンシュタインが「魔術的な説得術」と称したように、カウンセリングに於いて患者の自己了解を促す治療法を含む、ソク知の系譜から見るとヘーゲルは、ソクラテス、フロイトの側の思想家だと思います。
私自身はフロイディズムに不勉強であり、語れるべき知見に乏しい。ただフロイトは、大変なペシミストであるとは思われる。宗教をも「集団的強迫ノイローゼ」と罵倒?するのであるから。そうすると、ヘーゲルのいう「現実的なものは合理的(=理性的)である」との理解は、どのようにとらえればよいのであろうか。彼がとらえる現実は、局部的・表面的な事実性においてではなく、全体的・本質的な事実群をとらえていると解されてきた。そこでは、現実性は現象と区別され、事実の非合理性は否定しないものの、事実そのものは現実とは区別する。他方で、ヘーゲル自身は、その哲学において、哲学と宗教ならびに知識と信仰を調和しえたと信じていた。そうしたヘーゲルと上述のフロイトの宗教観とは一見同一でないとの印象を受ける。あるいは知的系譜の議論から外れるかもしれぬが、あなたさまのご意見を拝見して、その部分にまず興味を抱いた。 -
【7035693】 投稿者: お勧め (ID:jGnengO8jME) 投稿日時:2022年 12月 13日 22:00
Jǘrgen Habermas『事実性と妥当性(上下)』(2003年、未来社)は、良い本だ。
また、Karl E.Klare「批判理論と労働関係法」との論文(『政治としての法ー批判的法学入門』所収。1991年、開文社出版)も興味深い。前者に比べると、翻訳がこなれていて読みやすい。
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