最終更新:

618
Comment

【7085476】大学入試改善へ、国が初の指針…「経済学部の受験科目に数学」など想定(2023年1月)

投稿者: 関西人   (ID:w2L4Pc/3uew) 投稿日時:2023年 01月 25日 15:56

http://news.yahoo.co.jp/articles/4a00150c29a25d9103b63afe25488c7b169dfcb3
(読売新聞)

誰も立てないので立てます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「大学受験情報に戻る」

現在のページ: 28 / 78

  1. 【7093999】 投稿者: 黒田寛一  (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2023年 02月 01日 11:13

    共産主義とは、「根本的には人間の人間的生活を獲得するための、経済的自己疎外(その物質的表現形態がブルジョア的私有財産つまり資本である)の現実的変革を意味」し、「それは資本制生産様式の破壊であり、資本制生産関係の粉砕である」とした。また、それは「一切の精神的疎外とその産物(宗教などの虚偽のイデオロギー)の絶滅である」とする。その結果、「物の人格化にもとづく人格の物化という資本制生産がかもしだす神秘化は克服されてゆく」と述べる。『プロレタリア的人間の論理』「黒田寛一著作集(第三巻)」147頁(KK書房、2021年)

  2. 【7094061】 投稿者: お答えする  (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2023年 02月 01日 11:57

    それが司法試験受験予備校なら大同小異(より実務色の濃い司法書士試験なら、なおさらだ)。むしろ、司法修習の補完的機能をはたす法科大学院よりも、さらに受験技術的色彩濃厚である。その元凶は、1970年代半ばくらいから、公認会計士試験受験指導を行っていた講習業者らが、司法試験受験界にも参入したことにある。彼らはその培ったノウハウを司法試験対策にも導入した。

    それはたしかに90問時代の、しかもゼロ解答(正しいものを選べ、といいなから、正しい選択肢自体がない問題。消去法が使えない)すら存した当時の「短答式試験」では効率的であった。それは、その後の論文試験受験への事実上の足切りの役目を担ったが、それでさえ10人中、9人が落とされたからである。したがって受験生は、難関の論文試験対策のためにも、短答試験対策はできるだけ省力化したかったからだ。

    しかし、彼らはその後、論文対策でもそれを用いた。その結果、通説・判例偏重の金太郎飴のような答案ばかりが目立つようになった。やがてそのあり方につき、斯界から強い批判が生じた。それが法科大学院制度創設の契機になったといっても過言ではない。もっとも、私自身も受験予備校の非常勤講師を務めた経験がある。何度か記したが、何冊か著書もある。ブックオフで、それを目にしたりもする。結果として、それに加担した。

  3. 【7094295】 投稿者: 関西人  (ID:dcZ8pAQQSF6) 投稿日時:2023年 02月 01日 14:37

    やっぱり司法試験の論文試験というのは論文と言うだけあって、受験生のオリジナリティが発揮されることも多少は期待されているということですね。それに比べると案外経済学は独自性を出すのが難しそうですね。

  4. 【7094499】 投稿者: お答えする  (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2023年 02月 01日 17:01

    仮に少数説で書いても、それがよい出来であるなら、高い評価を受けたという。もっとも、それは大多数の受験生風情にできる芸当ではなく、多くは通説・判例の立場で答案を書いた。またその方が、たしかに書き易かった。

    しかしながら、それゆえ論証パターンなどが画一的になりがちでもあった。受験予備校の影響である。またそれは、当時の試験委員の多くが研究者であったこともあり、否定的現象とされた。研究者は、独創性を重視するがゆえに。

    さらに、論文合格者らに対して行われる最後の関門たる口述試験では、数々の伝説がある。例えば夭逝した東大の藤木英雄先生や中大の渥美東洋先生が受験時の口述試験での応答ぶり。それに舌を巻いた試験委員らが後日、彼らの頭の回転の早さを述懐していた。

    とくに藤木先生はそこで、試験官たる学者と刑事裁判官相手に一歩も引くことのない議論を展開(回答を超えて)、最後には試験委員の方から「今日は勉強になりました」と言わしめたという。それゆえ、受験指導講師らもこぞって当時、同先生の本を刑法の基本書にするよう学生に勧めた。

  5. 【7094528】 投稿者: 連続性  (ID:MmYVf2wmtck) 投稿日時:2023年 02月 01日 17:17

    > 「大学で一般教養を身に付けられるようにするには、土台として中高で必須で学ぶ教科を履修しておく必要があり」の部分がよくわからない。

    幅広い教養を身につけるには、中高で必須で学ぶ教科が基礎になるのは言うまでもないです。さらにその到達度を測るのが共通テストです。

  6. 【7094582】 投稿者: HN忘れた  (ID:0OJVd.J9rlw) 投稿日時:2023年 02月 01日 17:54

    当然のことでしょう。
    教科書にないと一生それに触れないような人も多いですから、普通教育は大事です。
    こういう生産的議論を楽しみにしています。

    渥美東洋(1935~2014)
    藤木英雄(1932~1977)
    直接薫陶を受けたわけでもない人が5秒で検索できる薄いエピソードのコピペを書き込むのは「大学委受験情報」にふさわしくありません。

  7. 【7094622】 投稿者: そうだろうか?  (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2023年 02月 01日 18:21

    せっかくのご回答ではあるが、私のしてしたお尋ねへのお答えにはなっていないように思われる。なぜなら、あなたはそうして「幅広い教養を身につけるには」と、けっして一般論を述べたわけではなかったからだ。「大学で一般教養を身につけられるようにするには」と、限定しておっしゃったはずである。お忘れではあるまいな。

    また今回は、なにゆえ唐突に共通テストが登場するのであろうか。その意図がわからない。しかも、ご所論のように「中高で必須で学ぶ教科」の「到達度を測る」のがその目的とするのであれば、なにゆえ大学受験生のみならず、高校卒業生全員につき、受検を必須としないのか。だが実際にはそこまでの要請は、当該共通テストには存在しない。

  8. 【7094664】 投稿者: お答えする  (ID:ycHIB3z5Aok) 投稿日時:2023年 02月 01日 18:45

    たしかに私自身は藤木先生を直接存じ上げないが、彼の東大同門である兄弟子と弟弟子に該たる方から、それぞれお話をうかがった。また既述のように、私の周囲にある、ある弁護士は東大時代、直接同先生から指導を受けた。ちなみに、その彼からも当時、刑法総論、各論それぞれにつき、基本書を大塚仁から藤木に変えるように勧められたとの経緯がある。

    まして、渥美先生からは縁あり直接に指導を受けた。その際に、先生の難解な著書である『刑事訴訟法要諦』につき、ご自身が「刑訴は『諦』めが肝『要』」と冗談をおっしゃったエピソードなどをこの掲示板でもご紹介済みである。大変に優秀な方ではあったが、自信家でもあった。なにせ、斯界の権威であり、東大総長も務めた平野龍一先生の学説をこき下ろすのであるから。「知れば知るほど、平野説はおかしい」と。

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す